予定では、「スタートロス4分、前半はキロ5分20秒、後半は5分30?40秒」を想定していました。結果は、スタートロス4分半、前半はキロ5分25秒、後半はキロ5分37秒で、数字上では、ほぼ予定通りでした。
でも、予定にあわせこんでいくのは結構大変でした。
右は、心拍数のグラフです。実は、レース中は主にペースを見ていて、心拍数は余り気にしませんでした。結果からすると、前半はほぼ155までに抑えていますが、後半はじわじわと上がりだし、30km過ぎからは157(最大心拍の約90%)を超えています。35kmを過ぎると160を超え、後は上がる一方です。
40km以降で心拍数が落ちているのは、「40kmの壁」。ここは、がんばってもスピードが上がらない区間でした。
39km以降で、ふと何も考えられなくなったように覚えています。もし、フルマラソンが42.195kmでなくて45kmだったら、間違いなく減速しているでしょう。意識も飛びそうだったし、ぎりぎりのレースだったのかもしれません
ペースは、ほぼ予定通りと言いつつも、ばらばらです。全体は右の図なのですが、測定誤差と思われる点を除くと、右下のようになります。
スタートロスは想定より30秒長く、走り出した後もペースが上がりません。実は、荷物を置いてアップする場所が無かったため、ストレッチのみでスタートラインについていたのです。そのため、最初は少し抑え気味でした。また、混雑していたため、ペースを上げることができなかったのです。
フットポッドのリアルタイムのペース表示とにらめっこしながら、大学を出たあたりから予定のペースを取り戻します。その後は、予定通りでした。
また、フットポッドの距離表示がおかしいと感じ始めたのは15kmを過ぎたあたりでした。「まあ、いいや」と気持ちよく走れるペースで適当に走っていました。このあたりは、ほとんど時計を見ていません。
折り返しを過ぎてからも減速しているという意識は無く、また「しんどい」という感覚も無かったのですが、ペースは落ちていますね。27,8kmあたりからは疲れてきたという感覚がありました。
30kmの通過点が予定より1分程度遅れていました。最初の1kmに6分以上かかっていたのを取り戻すことはできていません。予定ではサブ4に3分程度の余裕しかなく、これ以上予定から遅くなるのは避けたいところです。幸い、30km以降はキロ5分40秒で計画していており若干余裕はあるのですが、フットポッドのペース表示が当てにならないため、「一生懸命走る」しかありませんでした。
35km過ぎると、「キロ6分かかったとしたらサブ4に間に合うか?」をひたすら計算していました。多分大丈夫、と思えたのは38km過ぎでしょうか。でも、もう一杯一杯で、今キロ6分より早く走っているか、などはわかりません。ましてや、ラストスパートする、などは全くできませんでした。
今年から新設された大学敷地内の折り返しで、すぐ後ろにサブ4のタイムキーパーとその後の沢山の人が迫っていることがわかり、集団に飲まれそうで心配でしたが、最後は力を振り絞って、5分半程度のペースでゴールすることができました。
終わってみれば、予定より40秒くらい遅く、また4時間までは3分弱を余してのゴールでした。
公式な時計がゴールアーチの脇にぽつんとあるだけなので、グラウンドに入ってからもサブ4が切れるかどうか心配でしたが、意外に早くゴールできました。もっとギリギリになるかと思っていました。
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