ミズノのウェーブライダー12をゲットしました!衝動買いです。
つくばマラソンでサブ4を達成して、高揚した気持ちで会場を歩いていると、ミズノのショップがありました。なんと、Waverider12が6,000円の激安価格で置いてあるではありませんか!
そういえば、ウェーブライダー13が出たばかりだよなあ、型落ちで安くなったのかなあと考えつつ、ためし履きをしてみました。
フルマラソンを走り終わった後の足に、しっくり来ます。思えば去年の夏に初めて買ったランニングシューズがウェーブライダー11でした。良くフィットした靴でしたが、その後は他の会社の靴に浮気していました(笑)。
ゆっくり走用のシューズが皆磨り減っているし、サブ4達成の記念のご褒美に、ということで、衝動買いです。さて、履き初めは、いつにしようかな。
追伸
ウェーブライダー12を履いて100km過ぎた時の感想を、こちらに書いています。宜しければどうぞ。
つくばマラソンから2日経ちました。膝上の筋肉が少し筋肉痛ですが、歩けないほどではありません。
レースは、大きな波乱も無く淡々と進みました。
昨年のNAHAマラソンから始まった「サブ4」という目標は、意外とあっさりと達成してしまった、という感覚です。
では、レース前日から始まる長?い日記の始まりです。
1.11月21日 土曜日
10:00から長野マラソンに申し込もうとするが、runnetがつながらないので諦めて出発する。つくばエクスプレスから眺める筑波山は、とてもきれいだった。
事前受付のイーアスつくばに15:00頃到着。参加賞をもらい、レクチャーを聞きながら明日へとモチベーションを高める。
今日の宿は、筑波研修センター。つくば駅と会場との中間点の辺りに位置し、一泊3,600円という安さ!研修センターのため、風呂やトイレは共同で、部屋には本棚と勉強机があった。
会場まで歩いてみる。徒歩20分くらいかな。帰りに、学生で賑わっていた「北方園」という中華料理屋さんで、豆腐と野菜炒めの定食を食べる。「お代わり1杯無料」と明記してあるのが学生向だ。
研修センターのお風呂もそれほど混んでいない。9:00過ぎにベッドに入る。ちなみに、ベッドメーキングもセルフ。
今日は、スポーツドリンクを500ml飲んだ。
2.11月22日 日曜日 レース前
朝5:30におきたらまだ暗い。軽く散歩。あまり寒く感じない。上はアミノバリューのTシャツにアームウォーマー+手袋、下はCW-Xスタビライクスのロングタイツにランパンにした。靴は、Brooks Trance8。群馬県民マラソンでハーフを走っただけの新品。
「スタートロス4分、前半キロ5分20秒、後半キロ5分30?40秒」のペース配分に決めた。左手に、10km、ハーフ、30km、40kmの目標タイムをマジックで書き込む。アームウォーマーをしたら隠れてしまった(笑)
納豆と焼鮭の研修センターの朝ごはんは、お代わり1杯が100円だった(笑)。7:00からの朝食会場が、あっという間にランナーと小学生の団体で埋まる。
荷物を預けるか持って行くか悩むが、会場から直接帰ることを想定して荷物を持って8:20頃に出かける。
既に会場は周辺ではジョギングする人が沢山。その辺に荷物を置いてアップしようとするが、荷物を置いておく良い場所が無く、軽くストレッチして着替える。でも、アミノバリューコンクの無料配布はしっかり頂く(笑)。
トイレは長蛇の列だが、男性小用は幾分空いている。荷物預けはとてもスムーズ。200円払う価値がある。
10分前に並ぶ。5000番台のゼッケンの区画は既に一杯だが、何とか場所を確保。寒いが震えるほどではない。
予定では午後から雨のはずが、既に降り出した。あらら。でも、結果オーライだった。
3.スタート!
丸山弁護士がスターター。ご本人は走りたかったそうだ。
スタートロスは4分半。スタートラインを越えても思うように走れず、またアップもしていないため流れに任せて進む。
1km過ぎでラップを確認すると6分近いため、少しペースアップ。でも人が沢山でペースが安定しない。
右折して大学構内を出ると、幾分スムーズに走れるようになった。雨も上がり、蒸してきたのでポンチョを脱ぐ。気持ちいい!脱いだポンチョはお腹に巻いて、結果的に防寒を兼ねることができた。そのため、トイレの立ち寄りは無し。
4.10kmを過ぎて
10km地点でのラップは、予定より1分半遅い59分弱(スタートロス含む)。あまり気にせず、そのまま走る。要綱では10km地点に給水があると書いてあったが無く、心配になったがすぐに現れた。
途中から1車線規制になるが、それほど走りにくいわけではない。でも、ペースが合わないと左右に振らないといけないほど、人が一杯。1万2千人が参加するマンモス大会は、すごい。
15kmを過ぎ、後はひたすら南下。淡々と走る。たまに時計を見てラップを確認するが、5分前半のペースが表示されている。ただ、1kmごとのオートラップ機能のビープ音が早すぎるため、フットポッドの補正が上手くいっていない可能性がある。ペースは気にせず、基準点の目標タイムとだけ比べながら走ることにする。
途中で先頭集団とすれ違う。走りが美しい。周りでは、チームメイトとハイタッチしながらすれ違う人もちらほら。
予定より早いが、バナナとカーボショッツを摂取する。お腹に挟んでいたカーボショッツは暖まっていて、のど越しは良くないが、水で流し込んだ。給水ポイントの直前で開封して摂るのがよいと思う。
黒糖もゼッケン裏のポケットに忍ばせていた。こちらも、ころあいを見て口に放り込む。初フルで撃沈したNAHAマラソンの、いろんな想いが詰まっている味だった。
5.ハーフ地点
相変わらず、予定より1分ちょっと遅い。ちょっと心配だが、今まで気持ちよく走れているため、このままで行く。
群馬TFの応援の方が居ました。歩道に看板を置いて一人で応援しており寒そうでした。声に出せなかったけど、ありがとう。私は所属していませんが、同じ群馬から応援に来てくれたことに、とても元気がでました。
長く単調な北向きの道。やや疲れてきた気がするが、「もうダメ」ということは無い。クリーンセンターの右折がどこだったか、を考えながら走る。
経過時間を見ながら、そろそろ30kmのはず、と思いながら、お汁粉を見つける。タイムに余裕が無いので、走りながら飲めそうに無いお汁粉は残念ながらパス。来年に期待します。
6.30kmを過ぎて
東大通りに入ったところが30km地点。やっぱり1分強遅れている。予定ではキロ5分40秒なので若干の余裕があるが、「30kmの壁」は侮れない。でも、痛みは無く、若干しんどいと感じる程度なのが幸い。このままのペースで進む。もはや、心拍数もペース表示も、見ることは無い。心拍系の表示を累積時間にし、4時間までの余裕度を計算するだけだ。
35kmの陸橋への登りも、しんどいことはしんどいが走れない訳ではない。このあたりから応援が増えてくる。「おかえり」の声が、妙に嬉しい。帰ってきたと実感するも、このペースが維持できるかどうか不安で一杯だ。37kmの最後の給水も、時間がやばそうだし何とかなりそうなのでパス。
「あと5km」の看板を見つける。キロ6分で走りきれればサブ4は達成できるが、体は一杯一杯。去年のNAHAの急激なペースダウンが頭をよぎる。全く余裕が無い。あと30分弱で終わり、という感覚と、次の1kmの表示がなかなか現れないイライラと、でも相変わらず走れる嬉しさが混ざった気持ちで、走っている。
やっと大学構内に戻ってきた。「あと3km」の表示を見つける。が、まっすぐにゴールに行くことはできず、迂回して折り返す。このコースを設定した人が、少し憎らしい(笑)。
折り返しがどこまで続くか全くわからない。帰ってくるランナーの表情は、色々。険しい人もいるし、笑っているような人も居る。いずれにしろ、あと20分で決着が付く。周りの応援も、もう途切れることは無い。
「いけるぞ、サブ4」の声援をもらう。「多分そうなんだろうなあ」とぼんやりと思う。ちょっと、意識が切れかけた。今から思うと、軽い脱水症状だったのかも知れない。
折り返してすぐに、反対車線に大きな集団を見つける。風船をつけて走っている人が居る。4時間のペースランナーだ。これ以上ペースを落とすとつかまることになるため、何とか今のペースを維持しながら進む。
「あと2km」の表示。途中の坂を淡々と登り、後はゴールに向かって走るだけ。でもラストスパートが出来ない。どこがが痛い、というわけではなく、呼吸が上がっているわけでもない。でもペースは上がらない。気力でペース維持をする。
後から見たら、ペースと心拍数の両方が落ちていました。「40kmの壁」ですね。
トラックに戻ってきた。声援が沢山。格好よく走りたいが、スパートも出来ず、淡々とゴールに向かう。ゴールゲートの左に、計測用の時計がある。ゲートに比べれば小さくて見落としそうになるが、確かに3時間台を表示している!そのまま、ゴール。ガッツポーズをしたような、していないような。
7.走り終わって
「そのまま進んでください」の声に誘導されて、歩いたりジョグしたり。ゴールしても普通に歩ける(そしてジョグできる)自分に驚く。まだ余裕はあったのだろうか。靴の計測チップも、ボランティアにお願いすることなく自分で外せた。
記録証は、それほど待つことなく手に入れた。ネットタイムは、3時間52分台。ほっとした。AVRC群馬(兼栃木兼茨城?)のIさんに声をかけていただいた。今日は10kmを走り、明日フルを大田原で走るそうです。そのタフさに脱帽。がんばってください。応援に行けず、ごめんなさい。
荷物の受け取りもスムーズ。Tシャツだけを着替え、タイツはそのままとし、トレーニングウェアをその上にはいた。それほど汗はかいていない。
ゴールの直前で、最後の力を振り絞っているランナーに声をかける。笑顔で返してくれるのが嬉しい。あと400m足らず、がんばって!
つくば駅まで歩く。午後4時頃の、つくば駅前の公園はとても良い雰囲気。疲れていなければ、軽く走りたいところだが。
電車も座ることが出来、家に着いたのは7時頃だった。
8.最後に
終わってしまうと、あっさりと達成したように見えるサブ4。故障も無く、また心配していた「30kmの壁」は味わずに済みました。
色々な人に助けられて、無事に走りきりました。AVRCinぐんまの皆さん、応援していただいた人、ボランティアの方、そして家族などなど。感謝感謝です。
次は、1月の勝田マラソンと3月の荒川市民マラソンです。これらをどういうレースにしようか、またそれまでの練習をどうするか、これからゆっくり考えます。
ありがとうございました。
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