2009年12月の記事

先日、出張で東京に行ったとき、ランステを使って皇居を走ってきました。

ニューバランスのシューズ「MR967」の試し履きキャンペーンをやっていたので、履いてみました。
09122501.jpg初心者向け、ウルトラ向けの靴のようです。MR967はもとより、ニューバランスの靴を履くのは初めてでしたので、興味津々です。

丁度良いサイズがなくて、0.5mm大きい靴を選びました。幅はEEです。
09122502.jpg見てすぐわかる特徴は、「こぶ付の紐」です。紐に、こぶがついていてほどけにくくなっています。但し、こぶの間隔で縛ることとなり、いつもの縛り方とは少し違和感がありました。

また、靴底がフラットなのも、ウェーブライダーやGT-2130をはいていた経験からすると新鮮でした。

歩き出した感じは、「しっかりとした反発がある」ということ。今まで履いたアシックスのGT-2130やミズノのウェーブライダー11/12は、接地時間が長い代わりに蹴りだし時の反発が弱いと感じたのですが、MR967は気持ちよく反発が来ます。

09122503.jpg走り出すと、「幅広の着地」を感じました。靴幅はほぼ同じだと思うのですが、接地した時に幅が広く感じます。靴底がフラットなのかも知れません。よく「安定感がある」といいますが、このことかと思いました。

少しサイズが大きめで、靴の中で足が動く感覚がしたのが残念ですが、反発と共に安定感もあり、気持ちよく走れる靴でした。私はかかとが細めなのですが、フィット感は良かったです。

「ウルトラ用」とうたっており、またアースマラソンで世界制覇中の間寛平さんがはいている靴らしいので、超長距離用なのでしょうね。

ニューバランスも、結構いいかな、と思いました。次回買い換えるときの候補ですね。


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ロング走をLSDに変更

昨日の季節性インフルエンザの予防注射の影響で右腕がすこしだるいので、負荷を下げて走ることにしました。2時間のLSDです。距離も測らず、1時間経ったら折り返す、という安直さ。途中で心拍を測ったら126(10秒で21回)でした。

最後に流しを3本して、今日はおしまい。この時期にしては風も弱く、走りやすい天気でした。

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前に書いた通り、次の目標は3月21日の荒川市民マラソンです。その練習用として、3週間前に開催される、ふかやシティハーフマラソンに申し込みました。

以前読んだ、「eA式 マラソン走力UPトレーニング」によれば、目標レースの3週間前は「仕上げ期」でスピードを重視する練習がメインの期間です。そのため、ハーフのレースを持ってくることによって、スピード系の練習を行うことにしました。

あくまでもフルに向けた練習という位置づけなので、タイムにはこだわりません。といいつつ、深谷ハーフは5分丁度のフラットペースで、心拍数は150程度、最大でも160で走りきりたいですね。
これができれば、荒川マラソンではキロ5分10秒で走って、ネットタイムで3時間40分でゴールするという野望が実現できるかもしれません(笑)。

でも、練習なので無理に一生懸命走ってタイムを出しても仕方がありません。余裕のある走りができる限界の速度を見極めたいと思います。

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4時間から3時間半のゴールを目指す人向けに書かれた本。月刊「シティランナー」に掲載された記事を再構成したものだそうです。本書が出版された2000年頃には、ランナーズやクリール以外にもランニング雑誌があったようですね(今でもあるのかな?)。

1ページや見開きで1つの「ポイント」が完結していて、さらさらと読めるようになっています。ユニークだと思ったのは、「スピードプレイ」という練習法。

徐々にペースを上げていき、ややきついと感じたらすぐに楽なペースに落とす。その後余裕が出てきたら、再び徐々にペースを上げる。
というもので、自分のペースの限界と持続できるペースを把握するそうです。特に数字(速度)にとらわれず、自分の感覚を大切にするそうです。ビルドアップは決まったタイムで行いますので「やらされ感」や疲れが残ることがありますが、スピードプレイはあくまで「プレイ」=遊び感覚で行うことが重要だそうです。

そのほかにも、「3日間自宅合宿」(朝、午前、夕方の3回走る。中日は軽めにして、3日目に一番負荷をかける)などもユニークでした。

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金哲彦さんの本。新書版で小型ですが、内容はたっぷりと濃いです。写真は無く、体幹を鍛える運動やストレッチのイラストがある以外は、全て文章です。

「3時間台(サブフォー)で走ることは、さほど難しくない」という考え方の元、初心者がどのようにして練習して大会に臨めばよいか、また故障への対処方法などが全て載っている本です。

「プロダクツ」(シューズ、ウェア)、「フォーム」、「レースマネージメント」、「レース中の痛み」、「トレーニング」、「ボディケア」、「ダイエット」、「栄養」の8章立てです。「ダイエット」に1章を割いているのは、ファンラン以外の本では珍しいですね。

新書の300ページ弱で全てを述べています。そのため、各項目の判りやすさは、写真などが豊富な他書に軍配が上がるかもしれません。でも、通勤電車の中で「3時間台で走るには何を考えたらいいか」を一通り理解するには最適な本だと思います。

3時間台で完走するマラソン まずはウォーキングから (光文社新書)
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