今朝は、ついに手袋2枚、シャツ2枚の極寒期仕様でのジョグになりました。それでも、オレンジ色に染まる朝日はとてもきれい。見事な朝焼けで、朝から気分は上々です。
2009年12月の記事
2009年1月に出版された本で、副題に「自己記録を更新できる最強トレーニングメニュー集」とある。名前のとおり、6時間、4時間、3時間でマラソン完走を目指すためのメニューがメインコンテンツの本。
以前紹介した「eA式 マラソン走力UPトレーニング」や、「マラソン実戦力アップマニュアル」と同様の趣旨の本だが、本書の特徴は、99日前から1日毎に細かく書いている点。更に、運動していない人が30日でフルマラソン完走(キロ8分程度)を目指すための「駆け込みメニュー」があるのも面白い。出版時期から考えると、東京マラソンに向けての本だったのだろう。
主に4週間を1セットと考え、各セットの最後の1週間はリカバリー期と考えているのも本書の特徴だ。この考え方は金さんのオリジナルらしく、以前紹介した「マラソントレーニング」も同様の考え方のプランが掲載されている。
練習のメニュー作りにはいろいろな考え方があるが、
- 目標とするレースを決める
- 「期分け」を行う
- 各期の目的をはっきりさせる
- 適宜休養をはさんで、「超回復」を利用する
本書では、LSDやインターバル走、坂道トレーニングなどの練習メニューのアイテムは省略されており、また写真も少なめである。アイテムについては、金さんの「体幹ランニング」などに詳しく書いてある。
金哲彦のマラソン練習法がわかる本 | |
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雑誌「クリール」が編集したムック。
「初めての42.195kmを笑顔で走り切るための完全攻略本」「初心者ランナーが知りたいすべてが書かれています」「マラソンへの出場が決まったら、まずこの本を読んでください」というキャッチコピーが表紙に並んでいます。
第1章は、「準備をしよう」。
最初にシューズの紹介があるのは好感が持てます。何は無くともシューズ!です。100足近いシューズが、全て写真と共に紹介されているのは圧巻です。初心者向けといいつつ、3時間半以内向けも掲載されているのはご愛嬌でしょうか。私が買ったウェーブライダー12は、「3時間半?4時間半」の部に載っていました。
その後はウェアやアイテムの紹介。ショップリストも載っていて、初心者にわかりやすいです。北海道マラソンなどに出場した人のウェアがタイムと共に掲載されていて、初めてレースに出る人には参考になりますね。
第2章は「大会に出よう」。各地の大会の紹介や、レース前の準備、レース中の走り方、申し込み方が載っています。
第3章は「コンディション作り」。ストレッチや食事、ケアの方法があります。
第4章は「トレーニング」。2または4ヶ月のトレーニングの仕方や、時間の作り方などが体験談を含めて書いてあります。
未経験者は、これ1冊で故障することなく気持ちよく完走することが出来るのではないでしょうか。写真が多いのでさらっと目を通せるのもよいと思います。
つくばマラソンのときに買ってきたミズノのウェーブライダー12。以前書いたとおり、なんと6000円でゲットしました。まだ100kmくらいしか履いていませんが、感想を書き出してみます。
なお、比較対象となった今履いている靴は、もう1000kmに達しようかというアシックスのGT-2130と、4-500km走ったブルックスのトランス8です。なので、新品のウェーブライダー12との比較は同じ条件ではありません。
- かかとはGT-2130よりもフィットする。特に右はベストフィット。左は、最初は少し浮く感覚があったが、走っていたら慣れた。
- GT-2130と違って、かかとの沈み込み感(かかとの上下の「ずれ」感)は少ない。
- ウォーキングでの蹴り出しのサポート感は、Trance8と同じくらい強い。新品で、つま先に向かってのカーブが強いためだろう。但し、走っていると、それほど感じない。
- 接地時間が長い。インク吸取器(ブロッター)のような感じ。じわーっと接地している感じで。GT-2130よりも接地時間は長く感じる。
- じわっと反発が来る。トランス8で味わった、パンパンと言う感じではない。
- 靴紐の穴は全部普通の丸穴だが、良く締まる。最初に丁度良く締めると、走っている時にきつく感じるときがあった。ウェーブライダーの靴紐の穴の補強が、足先に近い部分の3つと、くるぶしに近い部分の3つの、2グループに分かれているために良く締まるのか?
- 6分台で走っていると快適。5分ペースで走ると、もう少し反発があったほうが良いように感じる。
ウェーブライダー12は、5分のペースに使うには、ちょっともったいない感じ。キロ6分の長距離走や、キロ7分のLSDには最適だと思います。