金哲彦さんの本。新書版で小型ですが、内容はたっぷりと濃いです。写真は無く、体幹を鍛える運動やストレッチのイラストがある以外は、全て文章です。
「3時間台(サブフォー)で走ることは、さほど難しくない」という考え方の元、初心者がどのようにして練習して大会に臨めばよいか、また故障への対処方法などが全て載っている本です。
「プロダクツ」(シューズ、ウェア)、「フォーム」、「レースマネージメント」、「レース中の痛み」、「トレーニング」、「ボディケア」、「ダイエット」、「栄養」の8章立てです。「ダイエット」に1章を割いているのは、ファンラン以外の本では珍しいですね。
新書の300ページ弱で全てを述べています。そのため、各項目の判りやすさは、写真などが豊富な他書に軍配が上がるかもしれません。でも、通勤電車の中で「3時間台で走るには何を考えたらいいか」を一通り理解するには最適な本だと思います。
3時間台で完走するマラソン まずはウォーキングから (光文社新書) | |
おすすめ平均 トレーニングのお供に! 非常に参考になります。 本格的にマラソンを始める人にとって必要にして十分な一冊 これからランニングをする人におすすめ 体脂肪率25パーセント以上のメタボな諸兄に(って、1年前の自分) Amazonで詳しく見る by G-Tools |