5月4日に、アルパイン鹿沢 春の陣に参加しました。この大会は、距離は2.5km弱ですが、標高差500mを登るという、珍しい大会です。シーズンオフのゲレンデを利用して、鍋蓋山まで登る大会です。海外では、「Vertical km」といって、標高差1000mを登る大会が結構沢山あるそうです。
松本大さんがやっている、鹿沢温泉アルパインクラブが主催です。
さて、受付は、新鹿沢温泉の鹿沢館。由緒正しそうな建物です。
小学生や中学生も参加します。というか、彼らがメインと言ってもいいかもしれません。
大会を通じて、地元の子供たちにもっと地元を知ってほしい、そして地域を活性化したい、という意図もこめられた大会だからです。
スタートまでは1kmの移動があります。舗装された県道を軽く登ります。
参加は80名程度。記録を狙う方はそれなりに、そうでない方はまったりとしたスタートです。
最初はスキー場の駐車場へのアクセス道を走りますので、やや急な勾配を走ることになります。
それが終わると、シーズンオフのゲレンデを登ります!
ライオンも登っています! が、この程度なら、まだ歩けます(いや、走っている人もいるでしょう)。
先ほどのゲレンデを登っても、まだ5分の1。100mしか登っていません。
次のゲレンデ。やっと150mです。群馬県庁と同じ高さですね。
ゲレンデ間の接続ルートには、雪も残っています。この辺りは、少し走れますね。
だいぶ登ってきました。歩くのもままならない状況です。気をつけないと、後ろに転げ落ちそうです。
振り返ると、雄大な景色が広がっています。気持ちいいのですが、先に進まなくては...
いよいよ残り50mとなりました。ゴールが見えてきました。が、手を使って登らないと怖いところもあります。あと少し!
ゴール! 振り返ると、見事な景色です。
ゴールの後はスタートに戻るのですが、やはりゲレンデを下ります。のぼりよりも緩やかなコースとのことですが、かなり急です。下のほうには、営業中のゲレンデも見えます。
景色が素晴らしいので、下るのが惜しいくらいでした。
受付会場に戻った後は、「おっちゃん汁」を頂いて(美味しい!)、2階の大広間で閉会式です。この大広間がとてもいい雰囲気でした。
昔は、ここで大宴会が開かれたのでしょうね。
帰りは、温泉に浸かってきました。源泉かけ流しです。すごく温まりました。
アルパイン鹿沢は、春夏秋冬の4大会が行われています。また、参加したいですね。