鯖街道ウルトラマラソン レポート その1の続き。やっと、鯖街道ウルトラマラソンのスタートです。
●スタート 6時
ピストルの音と共に、ゆっくり走りだす。小浜の商店街のお店の人が見送ってくれる。
東小浜駅までは、2車線の広い道の広い歩道を走る。ところどころに歩道中央に車止めがあり、避けながら走る。主な交差点には誘導員がいるので、走るのに専念できる。ありがたいことだ。
曇りだが、蒸している。汗をかいて、首に貼ったサロンパスが取れてしまった。
国道27号線の交差点で信号待ちをしていると、町内のお祭りの巡業に出会う。早朝から縁起がいい。
田園風景の中、きれい舗装された道が続く。道はだんだんと山に向かい、ほぼ予定時刻に下根来エイドに到着。
●下根来エイド 7時4分
道路の壁に、大きな鯖の絵があった。特に道路を封鎖しているわけではないが、殆どランナー専用になっている。ポカリとバナナを取って、先を急いだ。
舗装道は続くが、だんだん細くなってきている。ついに、雨がぱらぱらと降ってきた。ポンチョを取り出してかぶるが、蒸して暑い。小降りになり一旦脱ぐが、また降りだす。木の下で雨を避けながら、再度ポンチョをかぶる。道の勾配がきつくなり、そして上根来エイドに着いた。
●上根来エイド 7時48分
コップを受け取り、少しの水を飲む。これから山道でトイレが無いことを想定して、ここでトイレタイム。スイーパーさんが居て焦るが、「まだまだ大丈夫」とのお言葉。でも、早々に出発。予定より5分以上貯金がある。雨は強くなってきた。登りがきつくなってきている。何回か道が大きく曲がり、上のほうにランナーが走っているのが見える。そのうち、ランナーが見えなくなってきた。鯖街道は、山道になっていった。
山道ではほぼ歩き。雨も強くなってきたが、トレイルシューズのお陰か滑ることは無い。写真は携帯電話で撮影していたが、防水でなく壊れないか心配だった。雨で写真がとてもみずらい。
途中で順位をカウントしてくれているボランティアさんが居た。311位で、後ろには50人くらいしか居ない勘定。川合の足きりがギリギリで計画しているので、まあこんなものだろう、と思う。
一旦林道に出て、再びエイド。ここは軽く済ませて、再び山道へ。
標高が上がるにつれて、風が強くなる。尾根筋は吹きさらしで、とても寒い。太腿が冷えて足が動かない。走ることはできないが、何とか登る。走行するうちに、根来坂峠に到着。こんな風雨が強い中にミスコース防止のためにボランティアさんが居るのは大変ありがたい。
下りで更に雨が強くなり、また道も急なため、なかなか走ることができない。転ばずに何とか林道に出るが、再び左下方向の山道へ。ここはボランティアさんが居なかったが、前を走っているランナーが左に入ったので迷わずにすんだ。
ここで、登山者とすれ違う。鞍馬に行くまでに大会関係者以外とすれ違ったのは、これが唯一かもしれない。
だらだらと下っていると思うが、それほどキツイ道ではない。かやぶき屋根の家や、カエルの鳴き声を聞きながら淡々と走る。雨なので、緑がとてもきれいに見える。途中で、女の子が家の前で私設エイドをしていた。雨が降る中、ありがとう!アクエリアスと人形焼をもらいました。風邪ひかないでね。
続きます。