菅平で鏑木さんのトレイルラン講習会(座学編)

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先週の日曜日に、鏑木毅と菅平高原でスカイライントレイルを走ろう! トレイルラン講習会に参加しました。

講習会は座学と実地の2部構成です。まずは座学のメモを、忘れないように書いておきます。

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★鏑木さんが考えるトレイルランの魅力
  • 努力が報われる。また、自然に癒されるため、練習が苦にならない。
  • 精神的なリラックスが得られる
  • 「遊び」。ロードやトラックは、どちらかと言うと競技になってしまうが、トレランは遊び。
★好きなフィールド
  • 樽前山(北海道)
  • 安達太良山(福島):稜線が楽しい。
  • 赤城山(群馬):5月のレンゲツツジが美しい
  • 天城山(西伊豆):植生がいい。ブナが広がり、四季が感じられる。
  • 北八ヶ岳(長野):稲子湯から硫黄岳のルート。途中に緑池や、本沢温泉(日本最高の標高にある露天風呂)などがあり、楽しめる。
  • 乗鞍高原 コースが色々取れて楽しい。アップダウンはあまり無い。
  • 富士山 御殿場口が良い。登るのも良いが、横に進むのも面白い。
  • 剣山・三嶺(四国):尾根ルートは日本離れした景色。遠いが、ぜひ一度行ってほしい。
★必須装備
  • 食料、飲料、地図、救急用具、テーピング、ライト、携帯電話、雨具
  • 忘れがちなのが地図、ライト、雨具。
  • 雨具は陸上用のウインドブレーカーはダメ(体に張り付いて体温が下がる)。ゴアテックスがいい。上だけでも良い、下は動いているのであまり冷えない。
  • ライトは小さいものでも良い。稜線では明るくても下ると暗い場合がある。心の余裕にもつながる。
★あった方が良い装備
  • コンパス、手袋、帽子、サングラス、非常用ブランケット(防寒具)
  • 熊鈴は、あった方がいいが、笛や大声などで代用できる場合も有り。(止め具に笛が付いているザックもあるようです。私のルーファスには付いていませんでした)
★コース選択
  • 山と高原地図が良い。更新も頻繁だし、防水。
  • 急なアップダウンや岩場は避ける。
  • 水場やエスケープルートがあるところ。
  • 初心者は標高1000m以下、累積標高1000m以下で人が多いところが良い。
★練習方法 : ロードとは違う!
ロードとは心肺の使い方が違う。トレイルは上り下りがあり、インターバルトレーニングをしているようなもの。また、アップダウンに対応できる脚力が必要。
  1. 垂直方向を意識したトレーニング
    • トレッドミルに傾斜をつける。15%、8km/hで2時間(鏑木さんの場合)。初心者は傾斜10%程度で30分で、ゆっくり(5km/h)でもよい。
    • 階段を2段抜かし(3段おき)で上がり、インナーマッスル(腸腰筋)の鍛錬をする。
    • 空気椅子:1分/1分レスト を3回行う(鏑木さんは10セットだそうです)。トレランで使う大腿四頭筋のトレーニングに良い(スクワットは膝を痛める可能性有り)。
  2. 走ることだけにこだわらない
    • 水泳や有酸素運動のマシンで心肺機能を向上させる。
  3. 体脂肪の燃焼効率を上げる。
    • 糖エネルギーは2000kcalしか蓄えられない、体脂肪エネルギーを使う必要がある。そのためには、ゆっくり長く。会話ができるペースで3時間以上。細切れでなくぶっ通しが良い。
★トレイルランのマナー
  • 登山者優先
  • 先に挨拶
  • 追い抜きに注意。驚かさない。
  • トレイルを外れない
  • ごみを捨てない(これはトレイルランに関わらず、当たり前)。
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この後は実技に移りました。それはまた別に書きます。
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座学に引き続き、実技です。 予定では座学の場所がスタートでしたが、フェスティバルで混雑していることなどから、太郎山をカットしてダボスの丘からスタートです... 続きを読む

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