前日は色々ありましたが、いよいよ、フルマラソンです。
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★当日のスタートまで
起きたのは5時過ぎ。外に出るとかなり暖かい。空には雲が見当たらず、暑くなると予想し、やはりタイツ無しで走ることとしました。
コンビニで買ったおにぎり3つを食べ、ホテルの焼きたてパンの朝食に向かいます。が、予想していた通り長蛇の列。そのままスタート会場まで散歩に出かけました。
ホテルから歩いて5,6分で到着です。迷うかな?と思いましたが、既にランナーがちらほらと歩いていて、スタートラインや荷物預けのトラックなどを確認することが出来ました。ホテルの前がコースになっていることも再確認。そしてスタートから1km足らずでクランクがあることもわかりました。
7時前にホテルに戻り、空いた朝食を頂きます。既におにぎり3つを食べているので、クロワッサンを2つだけ食べました。
部屋に戻って着替え、出かけたのが7時45分。飲み残しのポカリスエットを持って行きました。
ウォーミングアップするつもりは無いので、かるくストレッチをして道端で脱ぎ、着替えを預けます。荷物預かりの締め切りの5分前にトラックに積みましたが、危うくサングラスに変えるのを忘れるところでした。この頃には、辺りはランナーばかり。
次はトイレ。長蛇の列ですが、ゆっくりと進んでいます。結局20分待ちで、整列締め切りの5分前にAゾーンに入りました。
寒ければ、捨てるつもりのポンチョを着てスタートを待とうと思ったのですが、TシャツとランパンでもOKでした。
えらいひとのお話や、仙台の学生の演奏。すっかり普通の街となった神戸ですが、阪神淡路大震災では大変だったのだなあ、と思いました。
★神戸マラソン スタート!
スタートは、神戸市役所前からまっすぐ北に進み、すぐに西に左折します。4車線一杯に使って走るので、混雑はそれほど感じません。
宿泊していたホテルの前を通過して左右にクランクして進みます。流れに任せて走ります。
そうこうするうちに、大きな通りに出ました。人がバラけてきます。向かい風ですが、特に問題なく走れました。
しばらくすると、左斜め前に曲がり、2車線に。給水ポイントです。看板に給水テーブルの数と内容が書いてあり、わかりやすいです。
JRをくぐって再び右に曲がると、線路沿いに走ります。家の2階から、大きな垂れ幕で応援している人もいました。
今度はJRの上を通ります。しばらくすると、右手にクォーターマラソンのゴールが見えました。須磨浦公園まで来たようです。
塩屋を過ぎて、折り返してきたトップランナーとすれ違いました。独走状態でした。気持ちいいでしょうね。一度やってみたいと思いますが、一生無理かもしれません(笑)
左手には海が広がります。数隻の漁船が旗を立てていました。応援してくれているのでしょうか。
応援が増えてきたら、東垂水の左直角カーブです。直後に上りがあり、下ると正面に明石海峡大橋がどーん!と見えます。
折り返して反対側を走ってくる人がちらほら。私の前には、沢山の人が走っているのが見えます。
この道の突き当りが折り返しかな?と思うが、そうではありません。更に右、左と曲がり、再び1車線の道を走ります。狭くて、少し走りにくいかな。そのうち、道が広くなって明石大橋の根元で折り返しでした。ここでの応援はすごい!人垣ができていました。ハイタッチをしながら、折り返します。
★折り返して
再びクランクを通過したところでトイレに寄りました。我慢もできそうでしたが、比較的空いていたので。ここで2,3分のロスかな。
再び気持ちの良い道を走り、国道2号線に戻ります。そして、スイーツ!! 男子高校生が元気よく配っていました。
腰を落ち着けて、食べたり飲んだり。4,5分は過ごしたでしょうか。次のスイーツに向けて再出発です。この時点で、フルマラソンと言うよりもマラニック、ウルトラマラソンの気分でした。
帰りは、残念ながら漁船の歓迎は有りませんでしたが、道の海寄りを走るので景色は綺麗です。
クウォーターマラソンのゴールを過ぎて、しばらくすると、再びスイーツです。多くのランナーがそのまま過ぎ去りますが、ここでも歩道に避けて食べていました。応援している人と2,3会話したり、のんびりしていました。
が、このままではサブ4が危ない!ということで、ここから先は気合を入れなおして真面目に走ります。心拍計もオートラップも取れないので、タイム見込みがよくわかりません。とりあえず、一生懸命に走ります。
左手には神戸スタジアム。イベントが行われていました。このあたりは3車線くらいあって、走りやすかった覚えがあります。
下町っぽいところに掛かります。このあたりの給水では、普通にバナナ等があったと思いました。
工場を右手に見て、橋を渡って暫く行くと、急に繁華街になりました。左、右とクランクを通過した後は、いよいよポートアイランドに向かう上りです。
普通の道路なので、一般の応援者は入れません。そのかわり、ボランティアが両側に沢山います。声をかけて応援してくれるのがとても嬉しくて、前に進む原動力になります。
一旦登りきって安心したら、さらにもう一弾の上りがありました。登りきったら、バイパスのど真ん中に給水所が。ポートアイランドに向かう赤い橋が見えます。ここで3時間33分でした。残り5kmくらいだと思いますので、4時間切りが微妙です。
橋を越えたら、一気に下ります。ここで再び1車線になりました。このまま真っ直ぐゴールするのではなく、海沿いを迂回します。風が強く、前に進みません。4時間ギリギリだと思うので、目一杯飛ばします。
オールスポーツのカメラマンに手を振りながら、ゴールを目指します。丁度前に良いペースの女性が居たので、付いて行きました。埋立地なのですが、わざわざ自転車で応援に来てくれている人がいたりして、元気が出ます。
「あと2km」となりましたが、まだキロ6分だと4時間に間に合いません。目一杯飛ばしながら進みます。「あと1km」迄来ると、なんとか4時間切りが見えてきました。
最後は直線コースです。DJの「4時間切れる」の声を背に、ゴールしました。