さのマラソンは大規模な大会ではないのですが、運営がしっかりしていて、また何よりも地元の皆さんの温かい歓迎で、気持ちよく走れました。
来年の参加に備えて、さのマラソンで「これを知っておくとお得」な「コツ」を、まとめます。
●コースについて
- 15kmまでは緩やかな登りだが、余り気にならない。また後半も登りだが、さほど強烈ではない。
- 今年から最後のコースが変更になったらしく、残り1km過ぎの100m程度の登り坂は急だった。
●レース前後について
- 7時45分(スタート2時間15分前)で最寄の駐車場(舗装)がほぼ一杯になるが、河川敷はまだ余裕。早い時間に河川敷に止めれば、会場まで5分も掛からない。
- 体育館では着替えられないため、体育館の通路にいる人多い。ガラス越しに日が当たり、暖かそう。
- 競技場の芝生エリアでの場所取りも、それほど混んでいなかった。
- 佐野市のテーマソング(?)が競技場にずっと流れていた。いい曲ですね。
- 仮設トイレが20個くらいあり、スムーズに使えた(10分程度の待ち)。
- 地元の中高生が、とても活躍していた。受付のゼッケン探し、競技場アナウンス、ゴールのチップ外し(一人づつ付いてくれる。ウルトラみたい!)、トン汁の仕込みなど。
- 佐野ラーメンの出店があった。観光協会のお土産販売もあった。
- 荷物預かりは、荷札にゼッケン番号と名前を書いて渡す。引き換えはゼッケン番号で行う。受付がゼッケン番号毎に細かく分かれていて、スタート15分前に預けた時も、ゴール後に受け取る時のいずれも待ちゼロ。係りの人(高校生かな?)が多くてスムーズだった。
●大会中
- フルは定員2000人なので、走りやすい。2000人も居なかったような気がする。スタート10分前に並んでも、スタートロスが40秒程度の位置が確保できた。申告タイム別のゾーン分けも無し。
- 走り出しは混んでいるが、5kmすぎからバラけてくる。
- 距離表示は、5kmまでは1kmおきに大型看板あり。その後は5km毎にあり、最後は「あと5km」から1km毎にカウントダウンとなり、必要にして十分。なお、路側には赤ペンキで1km毎に表示があったので、疲れたときに目安にした。
- 競技場周辺と主要交差点以外は、交通規制はない模様。その代わり小さい交差点でもスタッフが車を誘導していた。道も広いし車もランナーも少ないので、あまり問題が無いように見えた。
●地元の暖かさ
- 沿道の応援とハイタッチが嬉しい。コースは住宅密集地ではないが、子供もお年寄りも自宅の前で応援してくれる。
- 野球のチームで、マラカスならぬペットボトルで応援していてくれた。
- 15kmで太鼓の歓迎。対向車線側で、かつトップからは30分以上離れているが、ずっと演奏していてくれた。
- 沿道の中学校、小学校でも応援してくれた。
- 皆さん、ありがとう!!
●給水所
- 全ての給水所の配列が、「スポンジ→水→アミノバリュー→補給食(バナナ、チョコ、レモンなど)」の順だった。統一されていて判りやすい。更に、給水所の上方に、置いてあるものを表示していてわかりやすい。
- 5kmの給水所のみ、補給食が無かった(と思う)。後は全て置いてあり、非常に助かった。
- 5kmの給水は若干混雑。それ以降はスムーズだった。
- 給水はほぼ5kmおき(5,10,15,20,25,30,35,39km)だが、若干前後している。「ここが給水だから30km地点か」と思ったら、実際の30km地点は数百m先にあった。
- 27km過ぎにも給水があった。公式なものではないのかもしれないが、ありがたく頂いた。
- 10kmのバナナは剥いてあった。他は斜め切りで自分で剥く必要あり。剥いてある方が食べやすいが、手がべたつくのと、滑って取るのが大変。
●当日の天候について
- 当日の佐野市の天気は晴れ、気温11.6度(11時)、南南東の風2.5m。絶好のラン日和だった。
- 最初の10kmは暑く感じた。風も弱い。最初の山への登りは追い風、山からの下りは向かい風。2度目(33km地点)への登りは、向かい風に感じた。