四万十ウルトラ完走記3:当日スタートまで

四万十ウルトラ完走記1:旅行編、 四万十ウルトラ完走記2:前夜祭の続きです。


●当日スタートまで

 秋沢ホテルは一人部屋だったが余り寝られず、1時間毎に起きていたような気がする。2:00に目覚ましを掛けるが、その前に起床。2:30に朝食を頂く。お茶碗にご飯3杯をきっちり食べた。
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最高気温の予想は26度だったので悩んだが、上は予定通り長袖のスキンズにTシャツとした。下はCW-Xスタビライクスのタイツのみとし、タイツの上にはく予定だったランパンは止めた。

 足にワセリンを塗って、CW-Xの5本指靴下を履く。ゴールとレストステーション行きの荷物を最終確認して、ホテルを出たのは3:20過ぎだった。

 宿毛の宿泊者は、宿毛駅から中村駅まで電車で移動して、その後市内循環バスでスタート会場に向かう必要がある。
 空はまだ真っ暗で、街灯を頼りに歩いた。ホテルから宿毛駅までは6,7分だった。
 電車は無料。3:40丁度に発車した。車内は、がらがら。ノンストップで、中村駅に4:04の定刻に着いた。
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 中村からの市内循環バスは「満員になり次第発車します」とのことだが、4:20頃には出発したと思う。スタート会場の蕨岡中学校までは15分程度。バスを折りたら本物のたいまつ。真っ暗の中、和太鼓の演奏で迎えてくれた。「100kmを走るんだなあ」と実感が湧いてきた。

 既に会場には沢山のランナーと応援者がいた。1時間近く有ったので、暖かいところで時間をつぶそうと思って体育館に行くが、既に一杯。トイレを探すが、男性は校庭に設置された臨時トイレのみのようだ。20分程度並んだか。並んでいる間に開会式が始まった。
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 パワーバーとバナナを食べ、会場で配布していたスポドリ(CCD)を飲んで、靴をブルックスのトランス8に履き替え、荷物を預けた。晴れの予想だったのでサングラスで走るつもりだったが、気づいたのは荷物を預けた後。まあ、大丈夫かと思い直し、軽く柔軟運動をしてスタートに向かう。既に沢山の人が並んでいた。まだ肌寒いので、たいまつの近くでスタートを待つ。このあたりだけ混雑度が高かった。
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 遠くで、「パン」と鳴った。いよいよ、100kmという未知の世界への挑戦が始まる。

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