本の紹介:ウルトラマラソン関係の2冊

ウルトラマラソン関係の本を、2冊読みました。いずれも、1992年に出版された本です。


ウルトラマラソンへの道―人はどこまで長く走れるのか

フルマラソンを3時間少しでゴールする力量を持った著者が、仲間と共にサロマ湖100kmウルトラマラソンに初挑戦したときのレポートと、ギリシャのスパルタスロン(246km)のサポートに同行したときのレポートが主な内容である。他にも、ウルトラマラソンのランナー10人の紹介や、当時のウルトラマラソンの大会一覧が載っている。

ウルトラマラソン―人はどこまで走り続けられるか

スパルタマラソン(247km)、広島長崎ピースラン(455km)、青森東京ピースラン(800km)、ウェストフィールドラン(1011km)を走った人が、各々の思いを綴った書。
ウルトラマラソンの紀行記と、練習内容、完走するための10か条、そして「私のランニング観」という構成は共通で、比較しながら読むと面白い。
練習方法は様々。レースを練習代わりにする人もいるし、自宅から山への往復を行って山岳ルートを重視した人も居る。だが、総じていえるのは「感謝」と「心」。ウルトラマラソンは、単に体力だけではないことが良くわかる。巻末には山西先生のまとめもある。

ウルトラマラソンの本は、意外と少ないですね。ポピュラーな種目で無いためでしょうか。また、スキルやテクニックについて書いてあるものより、「旅行記」の体裁を採っているのが多いように感じます。これも、「気持ちで走る」という、ウルトラマラソンの特性でしょうね。

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