2011年 ぐんま県民マラソン完走記

2011年のぐんま県民マラソンを走ってきました。

今回の密かな目標は、フルの3時間半切りを目指して、ハーフを1時間40分以下で余裕を持って走ること。結果は、1時間43分(ネットで1時間42分弱)と目標には届きませんでしたが、最後の2kmまでは余裕がありました。ハーフの自己新も更新することが出来ました。

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(後半、心拍数の表示がおかしくなっています。うーん、ポラール、困ったものだ)

内容もイーブンペースでした。全ての1km区間で、5分から4分40秒の中で走っています。コースは平坦で、群馬特有の風もなかったことが幸いしました。

走りながら気をつけたのは、「ピッチ180」、「フォアフット」「前傾」です。楽にフォアフットで走ろうとすると、自然に前傾になります。その時にしっかり腰を入っていれば、重力の力で自然に進みます。ピッチ180を確保できれば、それほど筋力を使わずに走れます。但し、地面からの反発を受け止める筋力は必要になります。


度なしのAVRCサングラスで走りました。度が入っていないアイウェアで走ったのは初めてです(0.1が全然見えない近眼です)。熟知したコースなので問題有りませんでした。逆に気が散らなくてよかったです。ただ、いろんな人に声をかけていただくときに、どなたかわからず失礼をしました。曇っていたのでサングラスの効果はあまりなかったかもしれません。

ウェアはTシャツにランパン。予想最高気温が24℃との予報だったので、この格好でも暑いかと心配しましたが、曇りがちでたまに小雨の天気で問題有りませんでした(スタートの気温は15℃でした)。シューズはサッカニーのFastwitch3にしようと思ったが、先週末の30km走で調子が良かった(でもマメができた)Adizero CS6にしました。この靴は、軽くて反発があり、キロ5、6分での走りに向いていると思います。

ただ、キロ4分台で走り切るためには、スピード練習が必要と感じました。今回も「キロ5分の走り方」が良くわからず、最初はポラールでペースを確認していました。田中先生のセミナーにあった、「1分間は2000mを走り切るスピードで、その後ジョグ」を繰り返す練習が良いのかもしれません。

では、簡単な完走記を。

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11110402.jpg★スタートまで

寝坊して6時に起きる。フランスパン半分を食べて、着替えて自転車で出発し、会場には7:30頃に到着。皆さん既に集まっていました。毎度のことながら、場所を確保していただいて感謝しています。

ゼッケンを引き換える。2ケタの番号は初めてかもしれない。ゼッケンに穴が開いていないので、プラスチックのゼッケン留めではなく安全ピンを使った。ゼッケンを付けるTシャツを着てきてしまったので、一旦脱ぐ必要あり。毎回この失敗を繰り返しているなあ。

8時から開会式。ゲストランナーの森脇健児さんの話を聞きながら、トイレへ。男性でも沢山並んでいることからも、参加者が増えているのがわかる。その後柔軟をして、靴をはきかえてアップに向かう。

補助競技場でアップをしようと思ったが、閉まっていたのでトラックで。ゴール付近は閉鎖されているので、第4コーナーから時計回りに第1コーナーまで走り、同じ場所を戻る。アップは、ピッチを上げることに気をつけた。スピードを上げたのは、ほんの少しの間だった。

エネルギー切れを心配して、パワージェルとアミノバリューの顆粒を食べる。パワージェルをラン中以外に摂ったのは初めてだが、やはりおいしいものではない。ポカリスエットで流し込んだ。

8:30すぎにウインドブレーカーを脱いで、スタートに向かう。トイレで心拍計のベルトの接触部を濡らし、付けた。ポラールをスタンバイ状態にしたら、心拍が70程度を示した。よかった、無事に動いているようだ。

スタートでは既にたくさんの人が並んでいた。度なしサングラスなので、周りがぼやけて見える。空いているところに入ったら、「1時間45分から2時間」の看板のところだった。もう少し前に行きたいが、まあ、いいか。

風が無く、それほど寒くない。手袋とアームウォーマーをしていた年もあったなあ、と思い出す。

バトントワリングの音楽だけ聴き、スタート10分前となった。ポラールはスタンバイ状態になると時刻が表示できない。足を動かしながら、スタートを待つ。

カウントダウンが始めるが、号砲の前に花火が上がり、肝心のスタートがわからない。周りからも、「あ、スタートした」の声が上がる。


★スタート!南下します。

スタートまでは歩いたり走ったり。ゲート通過から計時を始めた。後から見たら、スタートロスは1分40秒だった。

道路の右側を走り、前の人をパスする。前橋公園脇のトイレに駆け込む人もいる。一昨年は行ったなあ、と思い出す。少しトイレに行きたい気持ちにもなるが、そのまま走り続けると気にならなくなった。

喉の渇きを感じたので、県庁前の給水を取ろうとするが混んでいて取れない。この大会は給水所が沢山あり、ペースを崩したくないので、次の給水に向かう

国道17号線に出た。群馬大橋を越えて、上越線の陸橋に向かう。ここから1車線規制になっているが、去年もそうだったかなあ。NHKの前からは1車線規制だった記憶はあるけど。

ペースを確認すると、5分弱。良い感じなので、細かいペース確認はせずに体感に任せて走る。雨が少し降ってきたが、気にならない。

前橋IC付近で、Kさんの応援をもらう。特に疲れを感じずに17号線を下る。楽歩堂の前を通過し、いつも立ち寄っているホンダの私設エイドもパス。良い感じで走れているので、停まるのが勿体無く感じる。給水も走りながらコップを取れる。


★中間地点を越えて

上越線の陸橋を越えて、10km地点を過ぎて北向きに進路を取る。いつもはこのあたりから疲れがくるのだが、今年は大丈夫そう。「弱気が最大の敵(?」という看板を見つけ、「そうだよなあ」と気合が入る。

幸い風もなく、また対向車線の渋滞もそれほど少なく感じた。ドライバーへの周知が広まってきているのかもしれない。

この区間は単調だが、通勤ランの経路でもあるのでおおよその感じは解かる。でも12km、13kmあたりは長く感じた。一般に「3分の2までは余裕を持って走る」と言われているので、ハーフなら14kmまでは気持ちよく走る必要がある。今回は、大丈夫そうだ。

新前橋駅の入り口で、ちょっと先のランナーが足止めされている。県民マラソンでの足止めは初めて見かけたが、私は止まらずに通過できた。

平成大橋までくれば、いつものコース。橋の上に沢山のカメラマンが居るが、皆道路の反対側に向けてカメラを構えている。今日は、高崎から伊勢崎にSLが走る日だった。

刑務所前を曲ると、例年通り私設エイドがあった。元気だったので、パス。毎年ありがとうございます。

その後も幸いなことに足止めをされずに利根川河川敷のアップダウンに向かう。上りではたくさんの人に抜かれたが、ピッチは保っていると思ったのであまり気にしなかった。10kmと合流して、県庁を抜ける。あと3kmだ。

やはり、10km参加者とは速度差があり、なるべくコースを変えないようにすり抜けながら走る。この区間はカメラマンも多いが、近眼なのでどこで撮影しているかよくわからない。それが幸いして、走りに集中できた。

2kmから1kmの間が長く感じたが、それをすぎればあとはゴール。競技場入口でスローダウンしたが、トラックに入ると気持ちよく走れた。フィニッシュタイムもよく見えずに無事にゴールイン。国体道路に入ってからは疲れを感じたが、でもオールアウトではない。もう少しなら走れそうだった。


★ゴール!

記録証を貰うと、グロスで1時間43分台、ネットでギリギリ1時間41分台。目標だった1時間40分切りは出来なかったが、余裕は有った。次のフルマラソンは、キロ5分20秒から10秒のペースでも大丈夫かもしれない。キロ5分だと、まだきついかなあ。

ストレッチをしたいが、まずはメガネを掛けないと周りが見えない。AVRCぐんまの陣地に戻るためにはコースを横断しなければいけないのが玉にキズだが、走者の合間を縫って戻ることができた。

ブルーシートで軽くストレッチをして、今年の大会は終了、ではなく、このあとバーベキュー大会に続きますが、それはまた。


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