42.195kmのフルマラソンを超える距離を走る、ウルトラマラソンがブームになっています。
とは言っても、簡単に走りきれないのがウルトラマラソン。私は、2010年に初のウルトラマラソンに参加してから、すべて完走しています。ウルトラマラソンに必要なことをまとめました。
ウルトラマラソンとは
はじめに、「ウルトラマラソンとは?」を解説しましょう。
フルマラソンより長い距離を走る
ウルトラマラソンは、42.195kmのフルマラソンより長い距離を走ります。
Wikipediaによると、
ウルトラマラソンとは42.195kmを超える道のりを走るマラソンのことである。一般のマラソンのように一定の距離を走るタイプと、一定の時間を走り続けるタイプ(その時間内に走った距離が最も長い者が優勝となる)がある。
と、あります。
一定距離を走る大会(特に100km)が多い
一定の距離を走る大会は、50kmと比較的短いものから、川の道フットレースのように、520km!という超長距離の大会もあります。その中でも、切りの良い「100km」の大会が多いです。
一定時間を走る大会もある
一定時間を走る大会は、一定距離を走る大会に比べて、ぐっと少なくなります。競技場や周回コースで、24時間や48時間走る大会があります。東京の神宮外苑で開催する「神宮外苑24時間チャレンジ大会」があります。
中でも、「ウルトラマラソン」といえば、一定距離(特に100km前後)を走る大会を示す事が多いです。
私も、参加する大会のほとんどが100kmです。
100kmウルトラマラソンの特徴
100kmを走りきるウルトラマラソンは、フルマラソンとは、かなり異なります。
制限時間がある
ほとんどのウルトラマラソンの大会には、制限時間があります。
100kmの大会では、13時間から14時間の制限時間を設けている場合が多いです。
更に、途中にも関門があり、所定の時間以内に通過できないと失格となります。
アップダウンのあるコースが多い
フルマラソンでは、それほど起伏がありません。でも、ウルトラマラソンは、山間部で行われる場合が多く、アップダウンが名物となっている大会が多くあります。
長野県で開催される「星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン」(通称:野辺山ウルトラ)は、アップダウンが多く、累積標高は2,000mを超えると言われています。標高も高く、最高地点は1,900mになります。空気も薄く感じますので、タフな大会です。
昨年参加した「壱岐ウルトラマラソン」も、細かいアップダウンがずっと続くコースで、累積標高が1,300mでした。
制限時間ぎりぎりのゴールが多い
ウルトラマラソンの特徴は、時間ぎりぎりのゴール者が多いことが挙げられます。
フルマラソンやハーフマラソンなどは、制限時間間際にゴールする人はあまり多くありませんが、ウルトラマラソンではゴール閉鎖の数分前にゴールする人が一番多いです。
これは、去年(2016年)、私が参加した「えびす・だいこく100kmマラソン」で、ゴールタイム毎の人数のグラフです。一番多いのは、14時間の制限時間間際にゴールする人ですね。
間際のゴールは、真っ暗
最終ランナーは真っ暗の中でのゴールとなります。サーチライトやろうそくの炎に囲まれて、ギリギリでゴールするランナーの姿は、とても感動的です。
私の野辺山ウルトラのゴールは、制限時間の2分前。沢山の人が迎えてくれたのを覚えています。
歩道を走ることもある
フルマラソンの大会では、道路を占有して車道を走ることがほとんどです。
でも、ウルトラマラソンでは、歩道を走ることも多々あります。
歩道の縁石にある、数十センチのアップダウンが後半にじわじわと効いてくるのも、ウルトラマラソンならではです。。
エイドは食料も置いてある
ウルトラマラソンでは、給水所ではなく、エイドと呼びます。エイドには水だけでなく、食料がおいてある場合が多いです。
地元の名産品が食べられることもあります。
フルマラソンでは、給水所で立ち止まって食べていることはあまりありませんが、ウルトラマラソンではよく見かける光景です
東尋坊愛のマラニックでは、途中でラーメンがありました。これは、走りながら食べるのは無理ですね(笑)
中間地点に荷物を置くことができる
ウルトラマラソンでは、途中の1,2ヶ所のエイドに、自分の荷物が置いておく事ができる場合が多いです。「デポする」などとも言います。
荷物の中身は、着替えだったり、消炎スプレーだったり、防寒着やライトだったりと、その地点以降に必要なものです。
ウルトラマラソンのトレーニング
100kmを走りきるウルトラマラソンでは、どんな練習をしたら良いでしょうか。
100kmを「走りきる」人は皆無
まずはじめに、100kmを走り通す人はほとんどいません!
大抵の人は、エイドで立ち止まったり、急勾配で歩いたりしています。
「マラソン」大会とは言っても、全部走りきる必要はありません。
トレーニングは、5~6時間程度、ゆっくり走る
ウルトラマラソンの練習は、どのくらい走れば良いの?と言う質問がよくあります。
42.195kmのフルマラソンは、30km走が効果的です。同じ比率なら、100kmのウルトラマラソンでは、80km近くの練習が必要!?になりますよね。
そんな練習が出来れば良いのですが、できる人は限られていますし、80kmも走ったらダメージが残ります。
距離よりも、時間が重要です。
フルマラソンの時間の1.5倍から2倍程度の時間を、ゆっくり走ってみて、まだ余力が有るかを確認するのが良いでしょう。距離としては、50-60km程度ですね。
私は、初ウルトラマラソンに向けての練習は、本番の1ヶ月前に5時間走、その翌週に40km+20kmを走っていました。どちらもゆっくりのLSDペースです。
食べながら走る練習を
ランニングで消費されるカロリーは、
体重(kg)×距離(km)=消費カロリー(kcal)
です。
体重60kgの人が100km走ると、6,000キロカロリーを消費します。
グリコーゲンとして体内に貯めておくエネルギーは、おおよそ1500キロカロリー程度。そのため、ウルトラマラソンでは、補給なしに走ることはできません。
必要となるのは、「体を動かしながら、補給できること」です。
ウルトラマラソンでは立ち止まって食べる事もありますが、その後すぐに走り出します。走りながら消化しますので、丈夫な胃腸が必要です。
長時間走る練習では、ジェルだけでなく、固形物を食べるのも練習したほうが良いでしょう。
ウルトラマラソンの大会を探す
ウルトラマラソンの大会は、千差万別です。2,000人近く参加する「サロマ湖100kmウルトラマラソン」のような大きな大会もあれば、有志が運営している数十人の大会もあります。
自分にあった大会を探して、参加するのは楽しいものです。
ランネットやスポーツエントリーに掲載することが多い
ウルトラマラソンも、ランニング大会の一種です。そのため、ランニング大会の検索サイトとしてメジャーなランネットやスポーツエントリーに掲載されることが多いです。
それぞれのサイトでは、都道府県や距離を指定して、大会を検索することができます。
ランナーズバイブルも情報が充実している
他にも、ランナーズバイブルの「ウルトラマラソン大会一覧」があります。
掲載されていない大会もあり
また、有志が開催している小規模な大会は、それぞれのホームページで掲載するだけの場合もあります。このような大会は、口コミで広がっていきます。
大会は春と秋に集中
ウルトラマラソンは長時間に及ぶため、日の短い冬場に行うことは余りありません。また、夏は暑いので無理。そのため、ウルトラマラソンの大会は、春と秋に集中しています。
抽選の大会もある
近年のウルトラマラソンの人気の高まりで、抽選となる大会もあります。
また、先着順で、すぐに埋まってしまう大会もあります。
私が最初に参加した「四万十川ウルトラマラソン」も、抽選でした。ラッキーなことに1回めで当選して、清流を見ながら走ることができました。
交通機関と宿の予約をする
大会を決めたら、次は申込み!と思いますが、その前に交通機関と宿泊の予約を検討しましょう。
ウルトラマラソンの開催地の多くは、交通の便がよくありません。また、宿泊場所が少ない場合もあります。
すぐに宿が埋まることが多い
リピーターが多い大会では、大会要項が発表される前から宿が埋まってしまう事もあります。今年参加して、来年分の宿を予約する人もいるとか!?
相部屋のオフィシャルツアーは比較的空いていることが多いですが、一人部屋の宿は本当にすぐになくなります。
そのため、まずは宿や交通手段を探しましょう。
オフィシャルツアーが企画されていることがありますし、大会事務局が宿泊先の斡旋をしていることもあります。
また、飛行機は、「旅割」「先得」という名前で、半年前から予約を入れられます。料金も格安です。
金券ショップで有名な大黒屋が、「大黒屋トラベル」として航空券の一括検索サイトを運営しています。
前年の状況などをウェブで調べて、早めに動くことが大切です。
また、前日の受付が必須の大会もあります。このような大会では、前泊が必須となります。要項をよく読んで、旅程を立てましょう。
当日朝の交通機関も忘れずに
スタートは早朝なので、公共交通機関も期待できません。スタートまで徒歩で行ける宿であれば問題ありませんが、そうでなけれればスタートに行く方法を確保する必要があります。
宿が送迎してくれる場合もありますし、オフィシャルツアーも有るでしょう。もちろん、自家用車で行くのもOKです。
ワンウェイの大会は、スタートとゴールの移動手段も必要
スタートとゴールの場所が別となる「ワンウェイ」の大会では、それぞれの場所の間の移動手段も必要です。
大会が用意してくれる場合もありますし、オフィシャルツアーに含まれている場合もあります。
ゴール後は、気力も体力も使い果たしています。難しいことを考えずに移動できるのがベストです。
スタート地点とゴール地点が同じの場合が多いのですが、そうでない場合は、スタートとゴールの間の移動手段も必要です。
私は、サロマ湖ウルトラマラソンに参加した時は、レンタカーでゴール地点まで行き、ゴールからスタート地点まではオフィシャルツアーのバスを申し込みました。
ウルトラマラソンのウェアは?
ウルトラマラソンは、長時間のランニングとなります。そのため、着慣れたウェアが良いでしょう。
日焼けに注意
紫外線は、意外とダメージがあります。そのため、私は、基本的に長袖とロングタイツを着ています。
気温が上がると、エイドで頭から水をかぶって走ることもよくあります。慣れた大会では、かぶり水とひしゃくを用意している大会もありますし、氷がある大会もありました。
昨年参加した壱岐ウルトラマラソンでは、冷却用の氷が沢山置いてありました。漁港が近く、魚を冷やす氷が沢山あったのでしょう。
頭が暑くなると、ぼーっとしてしまい危険です。ハンカチで覆ったり、首に濡れタオルや、ひんやりシートを巻いている人もいます。
私は、後頭部を覆う帽子をかぶっています。
雨や寒さ対策も必要
半日近く走るので、途中で雨に降られることもあります。また、エイドで立ち止まると、汗が冷えてしまいます。
標高の高いコースでは、気温が急に下がることも有るでしょう。
低体温で走れなくなってしまわないように、準備が必要です。
私は、軽い雨なら100均などで売っているポンチョを持っていきます。フードと帽子を止めるグッズがあると、風が吹いても安心です。
本格的な雨となりそうなら、山用の薄めのレインジャケットを持っていきます。
天気予報を見て、準備万端で臨みましょう。
ウルトラマラソンのシューズは?
シューズについては、以前に具体的なブランド名を上げて書きました。
基本は、「履きなれた靴」がベストです。
でも、摩耗してクッションが効かなくなってきた靴は、NGですね。
また、靴下も、新調したものではなく、足にフィットするものが良いです。
靴ずれを防ぐために、五本指ソックスを履き、足にワセリンやProject J1のような潤滑材を塗ります。
ウルトラマラソンの持ち物は何が必要?
ウルトラマラソンと言っても、特別に必要なものはありません。
水分や補給は、エイドステーションで摂ることができます。2,3km置きにエイドステーションがあるような充実した大会では、何も持たずに走ることも可能でしょう。
但し、走れなくなってしまうと、次のエイドまで1時間かかることもあるかもしれません。暑くなると、1時間の歩きは危険です。少量の水分やジェルを持って、エイドで継ぎ足しながら走るのも有りです。
私は、ウエストバッグの揺れが苦手なので、ウルトラスパイアの8Lバックパックにハイドレーションを入れて、ショッツなどのジェルを2,3個持って走っています。
サロマ湖ウルトラマラソンでは、チョコ羊羹を持って走りました。ハンガーノックになりかけたとき、チョコ羊羹に救われました。1個で200kcal程度あるので、持っていてよかったと思いました。
また、コールドスプレーや胃薬を持って走る人もいます。
ウルトラマラソンの補給用荷物を考える
多くの大会では、途中の1、2ヶ所に、自分の荷物を置くことが出来ます。
使わなくなった荷物も、回収してくれます。
大会によっては、袋が指定されている場合もあります。
補給の使い方は、重要なキーポイントです。替えの靴を入れたり、後半用のエネルギージェルを置いたりします。
季節や天気にもよりますが、雨具やライトを置いておくこともあります。
伊南川ウルトラマラソンを走ったときは、80km過ぎから暗くなり、ゴールでは真っ暗でした。ヘッドライトが威力を発揮しました。ライトを消すと、夜空の星がとてもきれいだったことを覚えています。
当日の走行計画を立てる
ウルトラマラソンのコースは、起伏が多い場合が多いです。このような場合、一定のペースで走ることは困難です。
そのため、フルマラソンのように、「キロ○分で走りきる」という計画だと、順調なのか、遅れているのか、わからなくなります。
私は、ウルトラマラソンに参加する場合は、ほぼ必ず「走行計画」を立てています。
まず、起伏を調べる
走行計画を立てるときの一番のキーポイントは、起伏です。
上りはペースが落ちますし、下りでは早くなるでしょう。平均すると同じになりそうですが、実際にはそうではありません。
そのため、コースのどこに、どのくらいの勾配のアップダウンがあるのかを調べて、その区間のペースを見込む必要があります。
アップダウンは、公式ページに公開されている大会もありますし、ルートラボなどのサイトにアップされている場合もあります。
エイド情報も重要
エイドを楽しみにして走る場合には、エイドの情報も重要です。
荷物の受け渡しができるエイドは、滞在時間が長くなります。
また、地元の名物が振る舞われるエイドがあれば、それを考慮する必要があるでしょう。
(野辺山ウルトラの名物「蕎麦」エイドでは、10分待ちになることもあります(笑)。それでも食べたい!という魅力があります)
後半の落ち込みや、気温の上昇等も考慮する
100kmの行程をイーブンで走ることは難しいです。そのため、後半にペースが落ち込むことを考慮する必要があります。
また、朝にスタートする大会では、昼前後には気温が高くなります。これも考える必要があります。
路面情報も参考に
大会によっては、トレイルを走る場合もあります。トレイルでは、ロードよりもペースが落ちるでしょう。
関門に引っかからないこと!
何よりも重要なのは、関門に引っかからないこと。どのくらい余裕があるかも把握する必要があります。
走行計画の参考サイト
ウルトラマラソン計画支援ツールのサイトに、Excelの表があります。
私は、このExcelを少し修正して使っています。 とても役立っています。
走行計画の例
下に載せたのが、先日参加した「第13回いわて銀河100kmチャレンジマラソン」の走行計画と結果です。
(クリックすると大きくなります)
たっぷり楽しんでギリギリにゴールする予定でしたが、ちょっと早めのゴールとなりました。
計画をたてるのも楽しい
計画をたてるのは、ちょっと面倒だ、と思われるかもしれません。
でも色々調べながら計画を立てていると、コースの風景やエイドで食べられるものが思い浮かんできて、当日の楽しみが倍増します。
予定通りにゴールするためにも、計画をたてることをお勧めします。
おすすめの大会と、押さえておくポイント
私が参加した大会から、おすすめの大会と、それぞれの大会で押さえておくポイントを書き出します。
まあ、参加した大会のほとんどが「おすすめ」なのですけれどね。
鯖街道ウルトラマラソン
- 時期
- 例年、5月第3週の日曜日に行われる大会です。
- 場所
- 福井県小浜市から京都市までのコースです
- 特徴
- 平安時代に、「京は遠とて十八里」と言って、福井県小浜市から鯖を担いで京都まで歩いた「鯖街道」を一日で走る大会です。
ワンウェイの大会で、 「全鯖」と呼ばれるAコース78kmの部と、「半鯖」のBコース43kmの部があります。
全鯖は、山を2つ超えます。半鯖は、1つ超えます。
全鯖は、最初に越える根来坂峠からの景色が見事ですし、半鯖と合流した後の八丁平の湿原は独特の雰囲気があります。そして、何よりもエイドが充実しているのが特徴です!おいしいものが沢山あります。 - コース
- 上に書いたように、峠を2つ超えます。他は舗装路です。舗装路も平坦ではなく、鞍馬への下りはかなり急な坂道です。
- 制限時間は、Aコースが12時間、Bコースが8時間です。
- 申し込み競争率
- 非常に人気が高く、全鯖で、1,2日、半鯖で数十分で定員になるようです。2017年は、Bコースの半鯖は9分で定員になったそうです!
- 宿泊
- 全鯖は、スタート地点となる小浜の宿の確保が厳しいです。京都市内からの往路のバスと宿泊を組み合わせたオフィシャルツアーがあります。半鯖は、往路のバスが組み込まれています。
- 交通機関
- ゴールは京都市内なので、新幹線での帰宅も容易です。宿泊も難しくないでしょう。
- 公式ページ
- 主催は京都トライアスロンクラブです。ホームページは、http://www.ktc-kyoto.com/?page_id=29 です。
- 参加記
- 今までに3回参加しています。最近の参加記は、https://thik.jp/jog/archives/category/race/saba-kaidou-ultramarathonに、書きました。
越後・くびき野100kmマラソン
- 時期
- 隔年の10月第2週に行われています。次回は平成30年(2018年)でしょう。
- 場所
- 新潟県の上越市を中心に開催されています。
- 特徴
- くびき野の、のどかな風景と日本海沿いをぐるっと走る100kmの部と、日本海沿いからスタートして内陸を回る60kmの部があります(以前は50kmでした)。蕎麦などの美味しいものもたくさんあります。沿道の応援もあり、とてもあたたかい大会です。
- コース
- 100kmの部は、中盤でのアップダウンは大きく4回あります。いずれも舗装道ですので、ラン用シューズでOKでしょう。60kmの部は、おおむね平坦です。
- 制限時間は、100kmの部が13時間半、60kmの部が9時間です。
- 申し込み競争率
- 定員が多い(100kmの部 2,000人、60kmの部 600人)ためか、すぐに定員になることはなかったです。
- 宿泊
- 高田市街、直江津市街に、ビジネスホテルなどがあります。当日朝のスタート地点行きの無料バスも、主要ホテルを経由しています。
- 交通機関
- 北陸新幹線が開通し、大変便利に行くことができるようになりました。上越妙高駅と会場間のバスも出ています。
- 公式ページ
- ホームページは、http://echigo-joetsu.com/100km/です。
- 参加記
- 2012年に100kmの部、2014年に60kmの部に参加しました。参加記は、http://thik.jp/run/overfull/100km/に、あります。
四万十川ウルトラマラソン
- 時期
- 10月第3週の日曜日です。
- 場所
- 高知県の東、四万十市で行われます。
- 特徴
- 日本最後の清流と言われている、四万十川に沿って走ります。川面ギリギリの沈下橋を通過するなど、風光明媚です。100kmの部と60kmの部があります。
- コース
- 100kmの部は、スタート地点に戻ってきます。四万十川に合流するまでに峠を越えますが、その後は殆どアップダウンはありません。60kmの部は、ワンウェイコースです。ゴールは100kmの部と同じです。
- 制限時間
- 申し込み競争率
- 人気の大会のため、抽選になります。倍率は、2~3倍程度のようです。
- 宿泊
- かなりタイトです。提携している旅行会社のプランに申し込むのが無難かもしれません。
- 交通機関
- 四万十市までは、高知空港から列車になります。宿舎がある市街地とスタート会場はやや離れていますが、送迎バスがあります。また、旅行会社が斡旋する四万十市以外の宿舎からも、送迎バスがあります。
- 公式ページ
- http://www.shimanto-ultra.jp/です。
- 参加記
- http://thik.jp/run/overfull/cat44/にあります。初めて参加したウルトラマラソンでした。
サロマ湖100kmウルトラマラソン
- 時期
- 例年、6月下旬の日曜日の開催です。
- 場所
- 北海道の道東、サロマ湖畔を走ります。
- 特徴
- 日本で1,2を争うほど有名なウルトラマラソンの大会です。年によって暑かったり寒かったりと、まちまちです。
- コース
- ワンウェイの大会です。コースは中間に若干のアップダウンがありますが、それ以外は平坦です。
- 制限時間は13時間と、短めです。
- 申し込み競争率
- 定員は約3,500名と、とても大規模な大会ですが、申し込みから1,2時間で定員に達するほどの人気です。
- 宿泊
- ゴール地点から1時間ほど離れた網走市内には、幾つかのホテルがあります。オフシーズンですが、早めに予約しないと満室になります。または、2,3週間前で空室が出るときを狙います(私は、直前で予約しました)
- 交通機関
- 公共交通機関は、ほぼありません。オフィシャルツアーが整備されていて、それを使えば宿や移動は手軽です。でも、ちょっとお高めですね。個人手配となると、飛行機の手配を早めにする必要があります。レンタカーはなんとかなるでしょう。
- 公式ページ
- ホームページはhttp://saromanblue.jp/です。
- 参加記
- https://thik.jp/jog/archives/category/race/saroma-100km-ultra-marathonにあります。
えびす・だいこく100kmマラソン
- 時期
- 5月下旬の日曜日に行われます。
- 場所
- 島根県の美保神社から、出雲大社までの100kmで行われる大会です。
- 特徴
- ワンウェイの大会です。他の大会とは異なり、リレー形式でタスキを繋ぎながら100kmを走りきる、グループでの参加ができます。
- コース
- 前半は、中海から日本海へのアップダウン、及び日本海沿いのアップダウンがあります。再び中海へのアップダウンがあった後、最後の25kmはほぼフラットです。
- 制限時間は、個人の部が14時間、グループが13時間30分です。
- 申し込み競争率
- 人気が高く、例年抽選になります。
- 宿泊
- スタート地点に宿は少ないのですが、松江市内からのオフィシャルバスがあります。松江市内であれば、宿の確保は難しくないでしょう。
- 交通機関
- スタート地点までは、前日及び当日朝ともにオフィシャルバスがあります。ゴールは出雲大社です。電車などで松江に戻ることも出来ます。
- 公式ページ
- ホームページは、http://ebidai100km.jp/です。
- 参加記
- https://thik.jp/jog/archives/category/race/ebisu-daikoku-100km-marathonに、あります。
伊南川100kmウルトラ遠足
- 時期
- 10月中旬の土曜日に開催される大会です。紅葉が一番良い時期です。
- 場所
- 福島県南会津町の、伊南川沿いで行われます。
- 特徴
- 檜枝岐村を経由して、尾瀬のふもとの沼山峠を回って戻ります。「遠足」(とおあし、と読みます)の名前の通り、アットホームな大会です。余裕があれば、途中の温泉に入ることもできます。
- コース
- 行きは、ずっと登りです。沼山峠へは、完全な山道です。帰りは下りですが、途中でもう一つ峠を超えます。
- 制限時間は「遠足」なので16時間と長めです。遅い人は、ヘッドライトや懐中電灯などが必須です。
- 申し込み競争率
- 定員500名の、こじんまりとした大会です。すぐに定員になることは無いでしょう。
- 宿泊
- スタートとゴールは同一地点ですが、近くの宿はすぐにいっぱいになります。
主催者が斡旋してくれる宿は、各宿舎からの送迎があります。ゴール後の公共交通機関は、有りません。自家用車以外で参加する人は、後泊が必須です。翌日は「鮎まつり」が行われますので、のんびり楽しんで変えるのが良いでしょう。 - 交通機関
- スタート地点までは、会津田島駅からバスが一日に数本あります。
- 公式ページ
- http://www.tagosaku-ina.com/event9/index.htmlと、Facebookのページがあります。
- 参加記
- https://thik.jp/jog/archives/category/race/inagawa-100にあります。
星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン
- 時期
- 5月中旬の日曜日に行われます。
- 場所
- 長野県の南牧村で行われます。
- 特徴
- ウルトラマラソンの中でも、ハードな大会として知られています。最高標高がXXです。100km、71km、42kmと、3部門あるのが特徴です。
- コース
- スタート地点の標高は1300mと、かなり高いです。前半は林道で、標高1908mの最高地点まで上ります。900mまで下った後、最後に標高1600mクラスの峠越えです。71㎞は最後の峠越えがなく、42kmは最初のアップダウン後の温泉がゴールです。
- 制限時間は100km:14時間、71km:10時間15分、42km:6時間30分です。100kmの部は他の大会より長めですが、高地のアップダウンがあるコースなのでかなり厳しいです。
- 申し込み競争率
- 約3,300名(内、100km:2,700名、 71km:300名、 42km:300名)の大規模な大会です。2017年の大会では、2016年11月1日から申込を開始して、71kmの部は11月7日に、42kmは12月12日に、100kmは2017年2月24日(申し込み最終日)に締め切りでした。なお、2017年から100kmの部は2部のウェーブスタートになりました。
- 宿泊
- 会場付近の宿は少ないです。オフィシャルツアーがあります。私は、隣の清里に泊まりました。ゴール後の公共交通機関は、ほぼ有りません。自家用車以外で参加する人は、後泊が必須です。スタートとゴールが同一地点なので、連泊でもOKでしょう。
- 交通機関
- 公共交通機関は、JR小海線です。でも、本数も少ないので、要注意です。
- 公式ページ
- http://www.r-wellness.com/nobeyama/index.htmlです。
- 参加記
- http://thik.jp/run/overfull/cat63/にあります。
奥武蔵ウルトラマラソン
- 時期
- 開催は6月初旬と、「真夏のオクム」から「初夏のオクム」になりました。
- 場所
- 埼玉県の毛呂付近で行われます。
- 特徴
- エイドが大変充実しています。各エイドは、ランニングクラブなどのボランティアが運営しており、それぞれのエイドでユニークな補給品があります。
- コース
- スタートしてからアップダウンを繰り返しながら奥武蔵の舗装道を登っていく、ほぼ往復のコースです。全長78km、最大高低差は812m、累積標高は2,127mなので、タフなコースです。
- 制限時間は、12時間です。
- 申し込み競争率
- 1,700名の大規模な大会ですが、締め切り前に定員になることが多いです。
- 宿泊
- 主催者が斡旋しています。
- 交通機関
- JR八高線や東武線から、シャトルバスがあります。駐車場もあります。
- 公式ページ
- スポーツエイドジャパンのページhttp://sportsaid-japan.org/に、募集要項が載っています。
- 参加記
- https://thik.jp/jog/archives/category/race/okumu-ultramarathonにあります。
奥多摩周遊エコジャーニー
- 時期
- 2016年は7月上旬の土曜日に開催でした。
- 場所
- 東京都の武蔵五日市をスタートして、奥多摩湖や一部ハセツネのコースを周回して戻ってきます。全長99kmのコースです。
- 特徴
- 「ジャーニー」の名前の通り、自己責任の旅です。エイドは少ないですが、大変充実しています。
- コース
- 前半はトレイルあり、中盤は一気にロードを上り、後半はロードを下ります。
- 制限時間は24時間です。遅くなる人は、ヘッドランプなどが必須です。
- 申し込み競争率
- 定員は少なめです。早めの応募が必要です。
- 宿泊
- 前泊用と後泊用の宿舎は、主催者が斡旋してくれます。かなり狭いのですが、寝るには十分。
- 交通機関
- スタートとゴールはJR五日市線の武蔵五日市駅近くの旅館です。アクセスは容易です。
- 公式ページ
- http://blog.eco-journey.org/です。
- 参加記
- https://thik.jp/jog/archives/category/maranic/okutama-eco-jyourneyにあります。
壱岐ウルトラマラソン
- 時期
- 第1回は、10月の第1週の日曜日に開催されました。第2回は土曜日になるようです。
- 場所
- 長崎県の壱岐島で開催されます。博多から船か、長崎から飛行機です。
- 特徴
- 初の壱岐島での開催。エイドの充実が素晴らしいです。壱岐島を一周する100kmの部と、半周する50kmの部があります。
- コース
- 島には高い山はありませんが、細かいアップダウンが多いコースです。
- 制限時間は14時間です。
- 申し込み競争率
- 第1回は、先着順での応募でした。期間内に申込んだ人は、全員参加できたと思います。
- 宿泊
- 主催者が宿舎を斡旋してくれます。「るるぶ」で直接予約することも出来ます。但し、スタートに間に合うためには、前日までに壱岐島に入る必要がありますので、前泊は必須です。また、かなりの走力がないと、後泊も必要でしょう。
- 交通機関
- 船や飛行機の到着に合わせて、会場への無料バスがありました。当日朝も、島内の主要地区からの無料バスがありました。大会翌日はレンタカーを借りて観光しましたが、壱岐島のレンタカーはホテルまで配車してくれるようです。
- 公式ページ
- http://www.iki-ultra.jp/です。
- 参加記
- https://thik.jp/jog/archives/category/race/iki-ultraにあります。
房総横断70K
- 時期
- 2016年の12月に、第1回大会が開催されました。
- 場所
- 千葉県の太平洋側の鴨川市の安房小湊から、東京湾の浜金谷までのワンウェイのコースで行われます。
- 特徴
- 房総横断の名前の通り、房総半島を横断します。日の出の前にスタートして、日の入りまでにゴールとなります。
- コース
- 舗装と非舗装の林道が多く、アップダウンが多いです。前半は、階段もあるトレイルがあります。
- 申し込み競争率
- それほどすぐに一杯にはならなかったと思います。でも東京から近いので、人気が出ることでしょう。
- 宿泊
- スタート地点近くの宿を、主催者が斡旋しています。
- 交通機関
- ゴール地点からスタート地点までの送迎バスがあります。
- 公式ページ
- 主催はフィールズです。公式ページはhttp://coast-to-coast-trail.com/です。
- 参加記
- https://thik.jp/jog/archives/category/race/coast-to-coast-trailにあります。
山口100萩往還マラニック大会(萩往還)
- 時期
- 例年、5月のGWです。平成30年の大会で終了することがアナウンスされています。
- 場所
- 山口県の防府から萩をつなぐ「萩往還」道をたどるマラニック大会です。
- 特徴
- 250kmの部(制限時間48時間)、140kmの部(制限時間24時間)、70kmの部(制限時間12時間)、35kmの部(制限時間10時間30分)があります。
- コース
- 250kmの部は、山口市をスタートして、山口県をぐるっと一周します。
140kmの部は、萩往還道を往復します。山口市をスタートして防府市に向かい、再び山口市を経由して萩に向かいます。折り返して山口市がゴールです。70kmの部は、山口市をスタートして萩市を往復するルートです。35kmの部は、山口市から萩市に向かうワンウェイコースです。 - 申し込み競争率
- 250kmの部と140kmの部は、申込み当日で締め切りになるほどの人気です。
- 宿泊
- 山口市内には、湯田温泉を始めとして宿舎が沢山ありますが、ゴールデンウィークなので、早めの予約が必要でしょう。
- 交通機関
- スタート地点は山口市内なので、アクセスは容易です。
- 250km、140km、70kmのコースではリタイア収容車が巡回しています。山道は自力で降りてくる必要があります。35kmのワンウェイコースでは、ゴールからスタートまで随時搬送があります。
- 公式ページ
- 公式ページはhttp://www.hagi-o-kan.com/です。
- 参加記
- https://thik.jp/jog/archives/category/race/hagi-o-kanにあります。
いわて銀河100kmチャレンジマラソン
- 時期
- 6月第2週に開催されることが多いです。
- 場所
- 岩手県北上市から、雫石町までのワンウェイコースです。
- 特徴
- 100kmの部、50kmの部とならび、駅伝の部があります。駅伝の部は、最大7名で100kmを走破します。5回の完走でGMC(ギャラクシーマスターズクラブ)、10回完走でRGMC(ロイヤルギャラクシーマスターズクラブ)に加入できます。
GMCは、自分の好きな番号のゼッケンで走ることが出来ます。RGMCは、ゼッケンに大きく名前が入ります。 - コース
- すべて舗装道です。途中に、標高500mを超える「なめとこライン」を通ります。ここには、延長1.7kmのトンネルもあります。
- 申し込み競争率
- 100kmの部の定員が2,000人と多く、それほどすぐには定員にならないでしょう。
- 宿泊
- 北上市内及び近郊の宿を、提携旅行会社が斡旋しています。市内駅前のホテルは部屋数が少ないため、個人で予約する場合には早めに動く必要があります。
- 交通機関
- 受付会場は、JR東北新幹線の北上駅から徒歩5分と至便です。スタート会場へは、北上駅からシャトルバスが出ています。
ゴール会場からは、盛岡駅やスタート会場への有料バスがあります。 - 公式ページ
- 公式ページはhttp://iwate-ginga100.jp/です。
- 参加記
- https://thik.jp/jog/archives/category/race/iwate-ginga-ultramarathonにあります。ご覧頂ければ幸いです。
みやぎ湯めぐりウルトラ遠足
- 時期
- 2017年は9月第1週の土曜日に開催されました。
- 場所
- 宮城県の作並温泉から、青根温泉、遠刈田温泉を経由し、秋保温泉までのワンウェイコースです。
- 特徴
- 全員が同じ旅館に前泊します。懇親会兼夕食は、旅館のバイキングです。コースは有名な温泉を通ります。途中の温泉に無料で入浴可能です。エイドには、宮城名物のずんだ餅などが並びます。
- コース
- 1kmほど砂利道がありますが、他はすべて舗装道です。アップダウンが多く、累計標高は2000mを越えます。
- 申し込み競争率
- 第1回は、150人余りの参加でした。同一宿舎に泊まるので、こじんまりした大会となります。
- 宿泊
- 上で書いたように、全員前泊となります。宿泊は作並温泉でも老舗の「鷹泉閣岩松旅館」。参加費には前泊料が含まれています。ゴールの秋保温泉では、事務局が後泊のホテルを斡旋していました。
- 交通機関
- 受付会場は、宿泊場所の岩松旅館です。JR仙山線の作並駅から、送迎バスがあります。スタートは、岩松旅館の駐車場です。
ゴールの秋保温泉からは、JR仙山線の愛子駅(あやしえき)や、作並温泉への戻りバスがあります。新幹線を使って、当日中に東京まで戻ることも出来ます。秋保温泉に後泊する人は、翌日の公共交通機関で仙台駅に戻れます。 - 公式ページ
- 公式ページはhttps://www.miyagi-yumeguri.com/です。
- 参加記
- https://thik.jp/jog/archives/category/maranic/miyagi-yumeguriにあります。
制限時間は15時間と緩めですが、最終関門の閉鎖時刻は早いので要注意!です
北緯40°秋田内陸リゾートカップ100キロチャレンジマラソン
- 時期
- 例年、9月下旬の日曜日に開催です。
- 場所
- 秋田県仙北市の角館がスタート。秋田内陸縦貫鉄道に沿って北上して、北秋田市の鷹ノ巣までの100kmです。
- 特徴
- 2017年に27回を迎える、歴史ある大会です。10回完走すると、「クリスタルランナー」の称号をもらえます。
- エイドが充実しています。また、エイドの中間に無人の給水所もあります。沿道では応援も沢山あり、勇気づけられます。
- また、中間点からスタートする50kmの部もあります。
- コース
- 40km過ぎにある、標高500mの大覚野峠を越えるのがハイライトです。後半は、比較的平坦な道が続きます。
- 申し込み競争率
- 2017年は約900名が参加しました。抽選ではありませんでした。
- 宿泊
- 角館の宿は少ないので、前泊の宿は、早めに確保する必要があります。遠方の宿は、送迎してくれます。
- 交通機関
- スタートは角館駅すぐ。東京からは秋田新幹線があります。ゴールの鷹ノ巣は、大館能代空港が近くにあります。JRもあり、便利です。
- 公式ページ
- http://www.kumagera.ne.jp/a100km/です。
- 参加記
- https://thik.jp/jog/archives/akita-nairiku-2にあります。
夜叉が池伝説マラニック
- 時期
- 例年、7月下旬に開催されます。
- 場所
- 岐阜県安八郡神戸町をスタートし、岐阜県揖斐郡揖斐川町と福井県南条郡南越前町との境にある「夜叉が池」まで往復する大会です。
- 特徴
- 1泊2日の大会です。1日目は約50km、2日目は約XXkmです。夜は、全員で坂内体育館で雑魚寝です。1日目と、2日目には、それぞれ「お祭り」があります。ゴールすると、お祭り会場で使用できる金券を頂けます。また、1日目は、仮設の温泉がゴール会場付近に設置されています。温泉でさっぱりしてお祭り会場でビール片手に涼む、ということもできます。ゼッケン番号は参加回数順ですので、若い番号の方についていけば、迷うことなくゴールできるかも!?
- コース
- 坂内中学校の先、夜叉が池登山口までは、舗装されています。細かなアップダウンはあります。また、山に向かいますので、全体的に登りです。登山口から先は、急な登山道となります。ロープが張ってある箇所もあります。
- 申し込み競争率
- 2017年に参加したときは、瞬時にいっぱいになる、ということはなかったです。
- 宿泊
- スタートは10時、ゴールは17時ころなので、東京発7時の新幹線で間に合います。2日目のゴールも19時までなので、余裕で千葉県まで帰れます。1日目の夜は、全員が体育館に雑魚寝です(男女別です)
- 交通機関
- 会場へは、養老鉄道の広神戸駅から徒歩で10分です。駐車場もありました。
- 公式ページ
- http://84056yasya.cafe.coocan.jp/です。
- 参加記
- https://thik.jp/jog/archives/category/maranic/yasyaga-ikeにあります。
屋久島一周ウルトラ”ECO”マラニック
- 時期
- 1月の中旬に行われます。
- 場所
- 鹿児島県屋久島市です。島の一周が、ほぼ100kmです。
- 特徴
- ほぼ円形の屋久島を一周します。めったに車や人が通らない西部林道では、サルや鹿に出会うこともあります。1月なので日が短く、夕方以降にゴールする場合はライト必須です。また、防寒対策が必須です。
- コース
- 島一周となるので、細かいアップダウンがあります。
- 申し込み競争率
- すぐにいっぱいになることはないでしょう。
- 宿泊
- 早めの手配が必要です。主催者が会場への送迎バスを運行すると思いますが、会場近くの宿はすぐに埋まってしまいます。
- 交通機関
- 島ですので、飛行機か船で行くことになります。
- 公式ページ
- 公式ページは、http://yakushima-ultramarathon.com/です。
- 参加記
- https://thik.jp/jog/archives/category/maranic/yakushima-eco-maranicです。
高野山・龍神温泉ウルトラマラソン
- 時期
- 6月中旬に実施されます。
- 場所
- 奈良県の高野山と竜神温泉の間の「高野山・竜神スカイライン」で行われます
- 特徴
- 尾根筋の気持ちいい「高野山・竜神スカイライン」を通行止めにして開催されます。50kmの部は龍神温泉から高野山へのワンウェイ、100kmの部は高野山から竜神温泉を往復します。
- コース
- 申し込み競争率
- 2018年は、すぐには一杯にはならなかったです
- 宿泊
- 高野山で、宿坊に前泊や後泊ができるようです。
- 交通機関
- 高野山へは南海電車とバスで行けます。竜神温泉は公共交通機関が少ないため、JTBが手配するバスに乗るのが良いでしょう。
- 公式ページ
- http://jtbsports.jp/contents/koyaryujin/
- 参加記
- https://thik.jp/jog/archives/category/ultramarathon/kouyasan-ryuujin-ultramarathonです。
龍神温泉から高野山に向かっては、基本的に登りです。更に稜線を進むので、細かいアップダウンが多数あります。
みちのく津軽ジャーニーラン
- 時期
- 7月の3連休で行われます。
- 場所
- 青森県弘前市をスタート・ゴールとして、岩木山や津軽半島を巡ります
- 特徴
- 2日または3日にわたって行われるジャーニーランです。途中の仮眠箇所も用意されています。188kmの部は2日目朝にスタートして、岩木山や十三湖を巡り、3日目夜までにゴールします。。263kmの部は1日目夕方にスタートして、津軽半島突端の竜飛岬まで行きます。
- コース
- 基本はフラットで舗装道路ですが、海岸線はアップダウンがあるようです。また、公式エイドの間隔が長いのでコンビニなどを利用すると思いますが、コンビニが無い場所もありますので補給等をよく考えておく必要がります。
- 申し込み競争率
- 前回の上位完走者などが優先権を持ちます。ですが、2019年は一般参加者も先着順で申し込めたようです。
- 宿泊
- 弘前には、いくつかの宿があります。3連休になるので、早めの手配が必要でしょう。
- 交通機関
- 千葉からは、東北新幹線か、飛行機になります。どちらも3連休になるので、早めの手配が必要でしょう。
- 公式ページ
- https://sportsaid-japan.org/tsugaru-jr/です。
- 参加記
- https://thik.jp/jog/archives/category/ultramarathon/michinoku-tsugaru-journey-runあります。
安芸太田しわいマラソン
- 時期
- 10月中旬に実施されます。
- 場所
- 広島県の安芸太田町で開催されます。ウルトラマラソンが一つの市町村に収まるのは、珍しいですね。
- 特徴
- 「しわい」ということばは広島弁で「しんどい、厳しい」という意味だそうです。ゴール直前に、温井ダムの脇の階段を登ります。この階段も、481(しわい)段です。ダム脇を登れるのは、この大会の時だけだそうです。
- コース
- 安芸太田町を巡ります。「しわい」の名前の通り、アップダウンが各所にあります。その代わり、千枚田など安芸太田町の名物をぐるっと見ることができます。88kmの部と100kmの部があります。100kmの部は、途中の往復区間が追加となります。
- 申し込み競争率
- すぐに埋まることは無いと思います。
- 宿泊
- たくさんの宿が無いこともあり、早めに予約したほうが良いでしょう。各地の宿から、会場までの送迎バスもあるようです。
- 交通機関
- 公共交通機関があまりないため、ツアーバスか、自家用車の利用となります。駐車場は十分にありました。
- 公式ページ
- http://www.shiwai-m.comです。
- 参加記
- https://thik.jp/jog/archives/category/ultramarathon/shiwai-marathonにあります。
能登半島すずウルトラマラソン
- 時期
- 例年、10月中旬の日曜日です。
- 場所
- 石川県の能登半島の先、珠洲市で行われます。
- 特徴
- 100kmの部と、60kmの部があります。スタート直後と100kmのゴール閉鎖直前は暗いため、ライトが必要です。
- コース
- 珠洲市と、一部輪島市を回ります。千枚田や突端の禄剛崎を巡ります。
- 申し込み競争率
- すぐに埋まることは無いと思います。
- 宿泊
- 私は、観光協会にあっせんしてもらいました。会場から徒歩15分くらいの宿でした。
- 交通機関
- ツアーバスか、自家用車になると思います。路線バスもありますが、本数が少ないです。特に、100kmのゴール後の公共交通機関は、無いです。
- 公式ページ
- http://www.nta.co.jp/sports/marathon/kokunai/suzu/です。
- 参加記
- https://thik.jp/jog/archives/category/ultramarathon/noto-suzu-ultramarathonです。
MURA18
- 時期
- 2018年は11月上旬に行われました。
- 場所
- 新潟県妙高市
- 特徴
- ほぼすべてロードですが、アップダウンはトレイル並みに強烈です。
- コース
- 妙高市の国際自然アウトドア専門学校(i-nac)を会場として、MURA(村)をぐるっと巡ります。ロングコース(55km)、ミドルコース(30km)、ショートコース(10km)があります。地元の子供が参加するクラスもありました。
- 申し込み競争率
- すぐに定員にはならなかったです。
- 宿泊
- 主催者が紹介している宿は、送迎付きのものもあります。一般の宿も、あちこちあるでしょう。
- 交通機関
- 会場は駅(関山駅)から2km以上離れており、車でのアクセスが必要です。駐車場は十分確保されているようです。
- 公式ページ
- https://inacmura18myoko.wixsite.com/mura18です。
- 参加記
- https://thik.jp/jog/archives/category/ultramarathon/mura18です。
荒川リバーサイドジャーニーラン
- 時期
- 2019年は、3月中旬に行われました。
- 場所
- 東京都の葛西臨海公園から、荒川に沿って、埼玉県秩父市まで進むジャーニーランです。2日にわたって行われますが、夜間走はありません。
- 特徴
- もともと、川の道フットレースという大会の試走を目的にした大会だったそうです。ひたすら川沿いを進みますので、練習にも良いでしょう。
- コース
- 川沿いに進みます。初日は葛西臨海公園から吹上駅までで、ほとんどフラットです。2日目は吹上駅から秩父市の武甲温泉がゴールです。舗装道ですが、ほんの少しアップダウンがあります。
- 申し込み競争率
- 100-200名の、少人数の大会です。すぐに埋まることは無いと思いますが、早めに申し込んだほうが良いでしょう。
- 宿泊
- 1日目の夜は、各自で手配します。吹上駅にはホテルは多くありませんが、JRで2駅先の熊谷にはたくさんのビジネスホテルがあります。
- 交通機関
- とても便利です。スタート会場は葛西臨海公園駅、1日目のゴールと2日目のスタートは吹上駅、2日目のゴールは武甲温泉ですが、近くの横瀬駅まで温泉の送迎バスがあります。
- 公式ページ
- スポーツエイドジャパンのページhttps://sportsaid-japan.org/NEW/event/になります。
- 参加記
- https://thik.jp/jog/archives/arakawa-riverside-journey-run-1です。
天女の羽衣伝説ウルトラマラソン
- 時期
- 4月の中旬、土曜日です
- 場所
- 滋賀県の長浜市の余呉湖です
- 特徴
- 1周6.8kmの余呉湖を10周する大会です。ラン後の「アフター」が大変充実しており、後泊がデフォルトです。
- コース
- 余呉湖は、ほとんど平坦です。同じコースを10周するので、精神力が鍛えられます。
- 申し込み競争率
- すぐに一杯になってしまうことはないでしょう。
- 宿泊
- スタート会場の「ウッディパル余呉」で前泊ができます。
- 交通機関
- ウッディパル余呉に一番近い余呉駅からは、3km以上離れています。車か、送迎をお願いするのがベターでしょう。
- 公式ページ
- うーん、どこだったかな??
- 参加記
- https://thik.jp/jog/archives/category/ultramarathon/%e5%a4%a9%e5%a5%b3%e3%81%ae%e7%be%bd%e8%a1%a3%e4%bc%9d%e8%aa%ac%e3%82%a6%e3%83%ab%e3%83%88%e3%83%a9%e3%83%9e%e3%83%a9%e3%82%bd%e3%83%b3です。
南砺100kmマラニック
- 時期
- 6月の上旬の日曜日です
- 場所
- 富山県南砺市です
- 特徴
- 合掌造りの集落を通り、地元の美味しいエイドが満喫できます。制限時間も緩めです。
- コース
- 南砺市の南にあるタカンボースキー場をスタートし、市内をぐるっと巡ります。合掌造りの集落や、散居村が一望できる閑乗寺公園を通ります。晴れていればきれいな景色を見ることができます。
- 申し込み競争率
- 私が参加した第2回は、抽選や事前に満員にはなりませんでした。
- 宿泊
- ゴールの福野駅付近に、何軒かあります。スタートはオフシーズンのスキー場なので、何もありません。ゴールからスタート地点へは、主催者が有料バスを運行しています。
- 交通機関
- スタート地点へは、車で向かうしかありません。ゴール会場は、JR城端線の福野駅から歩いて15分程度です。
公共交通機関を利用する場合には、ゴール会場近くに宿泊し、当日朝に主催者のバスでスタート地点へ移動するのが良いでしょう。 - 公式ページ
- http://nanto100km.jp/です。
- 参加記
- https://thik.jp/jog/archives/category/maranic/nanto-maranicです。
周到な準備と余裕を持って、ウルトラマラソンを楽しむ
ウルトラマラソンは、気軽に走れるものではありません。でも、しっかりと練習をして、大会に向けての対策を十分に行えば、きっと走りきることが出来ます。
単に走るだけではないのが、ウルトラマラソンの醍醐味だと思います。エイドでの名産品や地元の方との交流、ランナー同士の励ましあいや、往復の旅行など、いろいろな楽しみ方があるでしょう。
ウルトラマラソンの参加者が増えていくことを、願っています。 これを読んだ人と、どこかでお会い出来たら、と思います!
コメント
よく、調べ、検証していますね。感心しました。
シルバーは、「秋田内陸100km」専門です。
初参加は、2004年。13回参加しています。途中2年間中止、入れると、
15年連続参加。すべての参加記を、北鹿新聞に投稿しています。
近々、これらを、まとめて出版します。
詳細は、シルバーアスリートのブログご覧ください。
注目順位5位ぐらいです。
目下、千葉市在住です。
シルバーアスリートさん、ありがとうございます。15年連続とは、恐れ入りました。さらに、都度参加記を投稿されていて、このたび出版されるのですね。おめでとうございます。
私は、今年の9月に初めて秋田内陸に参加します。制限時間が13時間と短いので、関門に引っかからないようにゴールしたいと思っています。今後ともどうぞよろしくお願いします。