3月は、ゆっくりと始動する月でした。
3月16,17日に、スポーツエイドジャパンが主催する「第7回荒川リバーサイドジャーニーラン」を走ってきました。少し寒かったのですが、荒川に沿ってのんびり楽しんできました。
荒川リバーサイドジャーニーランとは
川の道フットレースの試走で始まった大会
この大会は、川の道フットレースという、荒川と信濃川に沿って東京から新潟まで走る(!)という大会のコースの一部です。荒川リバーサイドジャーニーランは、川の道フットレースの試走のために始めたそうなのですが、この大会だけ参加する人も増えてきたとのことでした。私も、川の道には参加しませんが、川をのんびり楽しもうと思い申し込みました。
1泊2日のジャーニーランです
大会は、土日の2日間で行われます。土曜日は20時にゴールが閉鎖されます。その晩は各自で宿泊し、翌日朝8:30に再スタートとなります。
初日は、葛西臨海公園から荒川をさかのぼって、途中から高崎線の吹上駅までの80km。2日目は、吹上駅から国道17、140号をたどり、秩父の武甲温泉までの56kmです。私は2日目は途中で電車に乗ったので、30kmくらいでした。
土曜日の80kmだけ、または日曜日の56kmだけの部もあります。
1日目は、東京都葛西臨海公園から埼玉県吹上まで、80km
葛西臨海公園駅前、7:30スタート
1日目は7:30に葛西臨海公園駅からスタートです。
7時に到着する電車は、ディズニーランドへ行く人たちで通勤電車のような混雑でした。
7時に葛西臨海公園駅前に着くと、たくさんの人がすでに集まっていました。出走確認をして、吹上への荷物を預けます。
今日のウェアは、先週と同じ
ウルトラマラソンには寒めの気温でしたので、ミレーのドライナミック・メッシュのアンダーウェアにTシャツとアームウォーマー。下はアシックスのロングタイツにランパンです。
1週間前の奈良とほとんど同じです。違うのは、ロングタイツをCW-Xからアシックスに変更したことです。実は、CW-Xに穴が開いてしまい、急遽購入したのでした。
ウルトラスパイアのザックを背負います。中身は、1リットルの水を入れたハイドレーションと、ウインドブレーカー、そして重要な「地図」を入れます。
このジャーニーランは「旅」なので、地図を見ながら自分で走ります。誘導員も、矢印も、基本はありません。
水と補給食を持ちます
補給食として、いつもの抹茶ようかんを4つ持ちます。川沿いを進むので、コンビニがありません。また、最初のエイドは40km先なので、おなかが空くでしょう。
そして、先週は持たなかったハイドレーションを背負います。中は1.5リットルの水を入れました。
大会長からのコース説明と、ガイドランナーの紹介が終わると、スタート5分前。トイレに寄っていたら、あっという間にスタートです。
1日目、スタート!
最初は、ガイドランナーが先導します。
葛西臨海公園を抜けると、視界が広がります。河口から荒川をさかのぼります。
5kmくらいで、左岸から右岸に移ります。河川敷をゆっくり走ります。
荒川河川敷は、マラソン大会や野球練習が盛ん
右岸の河川敷は広く、子供たちが野球の練習をしていました。そして、トイレもたくさん整備されているのが嬉しい点です。
ランニングの練習会を準備している団体もありました。
次に見つけたのは、翌日の板橋シティマラソンの設営です。各所にテントがあり、水などが運び込まれていました。警備員も一緒です。
高島平付近では、月例マラソンを行っていました。
彩湖エイドで大休止
笹目橋を渡って、荒川左岸に移ります。すぐに、最初のエイドとなる彩湖に到着です。ここでもランニングの大会を行っていて、後ろから子供たちが凄い勢いで走っていきました。
彩湖の一番北側がエイドステーションでした。約40km地点です。
エイドでは、うどんやパンをいただきました。ここまではキロ6分半で来ました。信号がなかったことも影響していると思いますが、予定よりかなり早いペースです。
ですが、休憩したら全然走れなくなりました。いつものペースとなる、キロ7分半で進みます。
ここから先は、10~20kmごとにエイドがあるので、今までよりも飽きずにたどり着けそうです。
秋ヶ瀬公園を過ぎても荒川沿いを走っているのですが、ゴルフ場などにさえぎられて川が見えなくなりました。
次のエイドまで、淡々と進みます。
途中で、サイクリングロードと別れて砂利道になりました。前を走っている人は、そのまま進みます。地図にも、特に注意ポイントとして書いてありません。迷っていると、後ろから、「まっすぐで大丈夫。サイクリングロードは大回りするのでロスがある」と、有難く教えていただけました。
次のエイドの手前約1km地点では、堤防の舗装工事中でした。工事の方に聞いたら「通ってOK」だったので、そのまま進みます。
上江橋のエイドはフルーツポンチ
川越線の線路を渡れば、上江橋のエイドでです。フルーツポンチをおいしくいただきました。
エイドを過ぎてすぐに、国道16号の上江橋を渡ります。
橋の途中からサイクリングロードに入ります。渡り切ってしまうと入間川になってしまうので要注意です。
ここからは、再び荒川右岸になります。堤防の上を走るので、やや眺望が開けます。
両側には菜の花。すっかり春です。
すでに50kmを越えています。走ったり歩いたりしながら進みます。
ここは、エイド間の距離が17kmあります。ペースもだいぶ落ちてきたのですが、気にしません。
途中の本田エアポートには、私設エイドがありました。エイドの間隔が長い区間なので、助かります。ありがとうございます!
この先は、頂いた地図に「注意」マークがありました。ずっと堤防の上を走ってきましたが、右に降りて小さな川を渡る必要があります。気を付けないと、そのまま進んでしまうために注意マークがあるのでしょう。
幸いなことに、前にランナーがいて、またサイクリングロードの標識もあったことから、ミスコースせずに進みました。
さくら堤公園のエイドはお汁粉
すぐに最後のエイド、さくら堤公園に到着です。
ここでは、温かいお汁粉を頂きました。大会長自らが給仕をしていただきました。
北風が吹いてきていたので、暖が取れたのは助かりました。
「さくら堤」の名の通り、桜の木が続く堤防を進みます。まだ咲いていませんでしたが、桜の名所なのでしょうね。
ここから今日のゴールまでは13kmくらいです。持参したライトを使わずに、ギリギリ到着できるくらいでしょうか。なお、ライトは必須装備でした。
途中には、「川幅日本一」の標識がありました。川幅が2,537mもあるそうです。
北に向かって走って、北風が強くなってきました。ウインドブレーカーを羽織ろうか、でももう少しだからいいか、と考えていると、やっと荒川を渡る橋に出ます。橋の上も風は強いのですが、横風なので、体を傾けながら進みます。
久しぶりの歩道で、少し排気ガスを感じながらも、ほどなく吹上駅南口に到着。何とか走り切れました。
近くに宿泊の予定でしたが、用事ができたため、一旦自宅に戻ります。
行きは10時間、帰りは2時間。電車はすごいですね(笑)
2日目は、吹上駅北口から
2日目は、吹上駅北口を8:30にスタートです。国道17号の歩道を進むので、2列で整列してスタートしました。
街中は信号が…
この日は、キロ8分で計画していました。休息したので大丈夫だろうと思ったのですが、国道17号を進むので信号に引っ掛かります。
そのたびに止まるので、平均速度は速くありません。
熊谷駅前の工事中の歩道を迂回したりしながら、交通法規を守って進みます。ランナーではなく、歩行者の位置づけです。
国道140号バイパスは走りやすい
熊谷警察で左に曲がると、国道140号です。バイパスに入ると信号が少なくなり、連続して走れます。コンビニもあるので、適度に休憩ができます。
この日の最初のエイドは20km先の黒田交差点です。おにぎりやパンをいただきました。
ここからは、旧道を進みます。といっても、片側1車線で、頻繁に車が通ります。
歩道を注意深く進みます。
国道140号を歩道橋で越えると、寄居のまちなかになります。1か所、突き当りを右に曲がり、あとは道なりに進むと、再び国道140号に合流します。次のエイドまでは、もうすぐです。
波久礼エイドで、リタイヤ
この日は用事があったので、波久礼エイドでリタイヤし、秩父鉄道に乗ってゴールの武甲温泉に向かいました。
お花畑というかわいらしい駅で下車すると、駅そばがありました。おなかが空いていたので、てんぷらそばをいただきました。サクサクのてんぷらで、美味しかったです。
ここからゴールまでの2kmはラン。荷物を受け取って、温泉に入って帰りました。
おわり。
コメント
まだ桜の咲く前だったようですが、桜が咲いていたらより楽しめたかもしれませんね。川の堤防沿いって意外とアップダウンがあったりしますので、その中を葛西から吹上まで走るというのは大変です。
2日目は途中で切り上げられたのですね。寄居近辺は学生時代によく遊びに行っていましたので懐かしいです。
ありがとうございます。約1か月前でしたので、まだ桜は早かったですね。もう桜の季節は終わりに近づいていますが、また機会があれば走ってみたいです。