ゴールデンウィークは、今年は前半と後半に分かれていました。
前半は例幣使みちを京都から中津川まで、後半は川の道を佐久平から新潟まで旅してきました。
目次
前半の4日は、例幣使道ジャーニーランに参加
まずは前半戦。例幣使道ジャーニーランのステージ1に参加しました。
例幣使みちジャーニーランとは
例幣使みちジャーニーランは、スポーツエイドジャパンが設定した、京都から日光までのジャーニーランの大会です。
伊勢崎市観光物産協会によれば、
「例幣使」とは、朝廷がつかわした、伊勢神宮の神前に捧げ物をもっていく使者のことである。江戸時代朝廷は、徳川家康の法要のため日光東照宮にも同じように勅使を派遣した。
ということです。
とちぎふるさと学習のページには、
一行は50~70人ほどの集団で、毎年4月1日に京都(きょうと)を出発し、中山道(なかせんどう)・例幣使街道を通り、4月15日に日光に到着しました。
そして16日に持参した供え物〔金紙の幣束(へいそく)〕を納め、帰りは宇都宮(うつのみや)、江戸を経由し東海道(とうかいどう)で京都に帰るのが一般的でした。
とのことなので、おおよそ2週間をかけて進んだようです。
前半は中山道と同じです。
例幣使みちジャーニーランでは、昔の道を可能な限りたどっていきます。その距離570km。制限時間は9日半です。一日に60kmを進む計算ですね。ちなみに、昔は15日で到達したので、一日平均40km弱でした。
例幣使みちジャーニーランのステージは3つ
例幣使みちジャーニーランのステージは3つに分かれていて、フルで走ってもいいし、一部だけでもオッケーです。
今回は、最初のステージ1、京都から中津川までの部に参加しました。
このコースの距離は207km。制限時間はフルと同じく、9日半です。
その間であれば、いつスタートしても構わないし、ゴールもいつでも構いません。スタートとゴール、および途中の宿場町がチェックポイントとなっていて、そこで時刻を申告する形になっています。
昼間だけ走って、観光しながら進む旅にした
ジャーニーランなので、夜間走もOKです。ですが、せっかくの旧街道なので、昼間だけ走り、宿場町近くの宿に泊まりながら進むことにしました。時間に余裕があるので、途中での観光もアリです。
一日平均50kmで、4日でゴールすることにしました。近江八幡、大垣付近、可児付近に泊まります。
街道筋には、昔の面影がたくさん
昔の街道には、当時の面影がいろいろあります。
東海道と中山道の分かれ道や、
一里塚など、
綺麗に手入れされていました。
彦根の先には、北國街道と中山道の分かれ道もありました。
御嵩宿の先は山道に
御嵩宿を過ぎると、山道になります。
それまでも、彦根の先の鳥居本宿からは摺針峠を越えたり、鵜沼宿から太田宿まではうとう峠があったりと、小さな峠はありました。
が、御嵩宿から先は、大井宿までは山道が続きます。
舗装されている道もありますが、昔の道が残っているところもありました。
大井宿を過ぎても、小さいアップダウンが続きます。そして、木曽路の入口となる中津川に到着。ステージ1はここがゴールでした。
後半の3日は、川の道に参加
ゴールデンウィーク後半は、川の道に参加しました。
川の道も、荒川と信濃川をたどる「フル」と信濃川だけの「ハーフ」があります。
3日で進めるのは「ハーフ」です。
4回目の「川の道」
川の道は、今回が4回目となります。ハーフは2回目です。
でも、今年はハーフのスタートが小諸から佐久平に変更になりました。距離は伸びましたが時間は変わらないため、前回よりも少し厳しいです。
前回の様子は、ここに書きました。
今年は天気に恵まれた
前回は、夜寒くて昼間が暑くて大変でした。
また、寝不足からか、最後はほとんど歩けなくなり、他の方から貸していただいた杖に頼ってゴールしました。
今年はそれほど寒くなく、また暑くなりませんでした。
そのため、夜眠い時には、道端で寝ることができました。
信濃川の見事な景色とともに進み、無事にゴールすることができました。
ゴールの日本海。とてもきれいでした。