素晴らしかった「いわて銀河100kmチャレンジマラソン」

岩手県の北上市から、雫石町まで走破する「第13回いわて銀河100㎞チャレンジマラソン」に参加しました。

序盤から不調でしたが、なんとか制限時間内にゴールできました。
大会は非常に素晴らしいもので、また来年も参加したい!と思いました。

運営が素晴らしい

100kmの参加者が2,000人という大規模な大会でしたが、非常にスムーズでした。第13回ということで、ノウハウがたっぷり溜まっているのでしょう。

受付もスムーズ

受付は、北上駅から徒歩5分程度の「北上勤労者体育センター」です。
ここには武道場と体育館があり、武道場で受付を行います。

受付は、ゼッケンの引き換え、参加賞の引き換え、前夜祭の受付と別れています。
ゼッケンと参加賞の引き換えは、更にゼッケン番号順になっています。

参加賞は、Tシャツとカップラーメン。面白い組み合わせですね。

私が行ったのは1時過ぎの比較的早い時間でしたので、混んでいませんでした。

ゼッケンの引き換えと一緒に、ゴールと中間点行きのビニール袋をもらいました。
中間点行きのサイズは45リットル、ゴール行きは90リットルです。
90リットルのビニール袋はとても大きく、スーツケースが余裕で入りました。

防寒用のビニール袋とハサミがあった!

コースの途中に約1.7kmのトンネルがあります。受付会場には「防寒用に」ということで、ビニール袋とハサミが置いてありました。
ビニール袋の頭と手を入れる部分を切り取って、簡易防寒具にするためです。

ハサミがある、というのがミソで、ランナーの立場に立って考えてくれているなあ、と感心しました。

前夜祭もたっぷり楽しめた

いわて銀河100kmチャレンジマラソンの前夜祭は、午後2時開始です。翌日があるので、早く始まるのは良いですね。

場所は、受付の武道場の隣にある体育館です。まずは武道場で受付を済ませ、前夜祭の入場証として腕にテープを巻きます。これがないと、前夜祭の会場に入れません。

お弁当+地酒試飲形式で、食べ物の確保が容易!

入り口でビールなどの飲み物とお弁当が渡されて、体育館に座り込む形式です。

他の大会では、丸テーブルに盛皿があり、争奪合戦になることも多いのですが、自分の分が確定しているので、安心して食べられました。

体育館の後方には、一升瓶がズラッと並んでいます。これらの地酒は、「1銘柄1回」の試飲でしたが、実際には何回も飲んでいる人も‥
生ビールは有料でした。

郷土芸能の舞を目の前で見れて、感激!

最初に北上市の郷土芸能の鬼剣舞がありました。鬼の面をかぶり、剣を使った舞を目の前で見れて、迫力満点!です。

開会式では、3市長の挨拶があった

開会式では、開会宣言のあと、北上市、花巻市、雫石町の市長さんや町長さん(または代理の方)の挨拶がありました。

地元に根づいている大会だなあ、と感じました。

また、立食と違い、座って話を聞けるので、疲れません。

開会式から前夜祭に続く

開会式は15分程度で終わり、前夜祭モードに切り替わりました。

参加者は一斉に、地酒のコーナーへ!それぞれ好みの一升瓶の前に並びます。

他にも、南部せんべいやカステラ、漬物などが並んでいて、自由に食べられます。

ボランティアさんに「おすすめは?」と聞いたら、「浜千鳥」と教えてくれました。しっかりいただきました(笑)

途中、さんさ踊りの披露もありました。参加者も一緒に踊る時間もあり、楽しめました。

10回完走者の表彰もあり

いわて銀河100kmチャレンジマラソンを10回完走した人の表彰も、前夜祭でありました。
10回完走すると、名前入りのシャツと、ゼッケンがもらえます。
特に、ゼッケンは、番号よりも名前のほうが大きく書かれています。遠くからでも名前がよく見えます。

前夜祭は午後4時には終わりましたが、その後も三々五々残って歓談していました。

スタート会場は暖かく、夜明けは幻想的

スタートは4時。旅館からの送迎バスが会場に到着したのは3時です。

寒かったのですが、北上市陸上競技場のスタンドの1階がランナーに開放されていて、寒さを凌ぐことができます。

広いスペースなので、床に座ってゆったり過ごすことができました。
トイレは常設のものだけでしたが、2階のスタンドのトイレも解放されていて、それ程混みませんでした。

段々と夜が明けていく会場は、「これから走るぞ」という気にさせてくれます。

整列は予想時間順

「7時間台」「8時間台」「9時間以上」の看板を持ったボランティアの後ろに整列します。
ですが、7時間台に並ぶ勇気はありませんでした(笑)

エイドも充実しています

全てのエイドで塩(宮古の塩でした)が置いてあったのは良かったです。スポドリが受け付けなくなると、水+塩でしのいでました。

シャリ玉は補給に最適

主要なエイドに置いてある「シャリ玉」は、握り寿司のシャリでした。久慈の塩をつけて、何個もパクパク食べられたのが良かったです。

スペシャルエイド、美味しかった!

「スペシャルエイド」として、ご当地名産品が有りました。アスパラガスだったり、牛乳寒天だったり。しっかりいただきました。

甘酒、美味しいです

2か所にあった米麹の甘酒が、意外と良かったです。甘すぎず、口当たりもよく、おかわりをしました。

ボランティアから元気をもらえた

長いトンネルを抜けて、上りが終わったところにエイドがあります。女性のボランティアの「頑張れー」の声がトンネルの中まで響いて、とても力になりました。

ポンポンで送り出してくれたエイドもありました。

かぶり水は青色のゴミバケツ

エイドの間には、かぶり水があります。これは、大きなバケツにひしゃくが置いてありるものです。
一見するとゴミバケツですが、ポツンとおいてあるので、すぐわかります。
無人でしたが、たまに近隣の方が補充していたようです。

寒かったのであまりお世話になりませんでしたが、暑いときには便利でしょう。

途中にはストレッチのサービスもあった

66.5㎞のレストステーションではストレッチのサービスが有りましたが、時間がなくてパス。ストレッチしたかったのですが、ギリギリなので諦めました。

ゴールでのサービスも充実

ゴールすると、食事券とお風呂券がもらえます。
遅かったので、生ビールが売り切れてしまったのは残念。

でも、美味しいものをたっぷり頂きました。

温泉の無料入浴券と無料送迎もありましたが、残念ながら時間が無くて使えませんでした。
今度は、もう少し早くゴールしたいです。
 

コースについて

全て舗装路です。

きつくて長い上りは1個所だけでしたが、それ以外も短い上りが数か所あります。
ここは、しっかりと歩きました。

「最後に坂があるよ」と聞いていました。92,3㎞に500m続く上り坂があり、このことかと思いましたが、実は残り2㎞を切って目の前に現れる上り坂がありました。
距離は短いのですが、目の前に「どーん」と見えるので、ちょっとつらかったです。

当日の天気は?

曇りがちで、たまに雨。走りやすいはずですが、想定以上に寒く、辛かったです。

そのため、大会が用意してくれた、トンネル用の防寒ビニール袋をずっとかぶっていました。とても助かりました。

まとめ

コースは、1か所の大きなアップダウンと、その他数か所で細かいアップダウンがあります。ちょっとハードかもしれません。

前夜祭や、走り終わった後のおもてなしは素晴らしかったです。

今回は、ちょっと寒くて走るにはちょうど良かったかも!?また、機会があれば参加したいですね。

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