「市川ウォーキングマップ」の6番目のコースは、ちばの小京都中山・法華経寺をめぐるコース(中山・若宮周辺)です。
ちばの小京都中山・法華経寺をめぐるコース(中山・若宮周辺)のあらまし
コースの説明には、
法華経寺の門前町として発展したまち中山。千葉の小京都とも言われ、五重塔をはじめ国宝・重要文化財が多数あります。
とあります。
地図は、市川市のページからダウンロードできます。PDFですので、ご注意ください。
法華経寺へ
スタートは、総武線の下総中山駅です。駅前は、古くから続く商店街という感じですね。
国道14号線の交差点は歩車分離式ですので、ご注意ください。
ゆるやかな坂が続きます。京成線の踏切を渡って進むと、まずは黒門があります。
途中に、中山窓口連絡所があります。清華園と言った方が良いかもしれません。
清華園は、平成4年9月7日に石井はな氏から寄贈されました。石井家は江戸時代の中頃の享保年間(1716~36)からこの地に住み、近代に入って文房具店と「清華堂」と名付けた書店を営み、中山町の発展に寄与されました。
その後、寄贈された民家及び庭園を市川市が整備し、平成6年4月8日にふれあい広場「清華園」としてオープンしました。
コースは、ここを直進せずに左折します。このあたりは、「いちかわ歴史の散歩道」になっているようです。
一旦下って再び上ると、東山魁夷記念館に着きます。
市川市東山魁夷記念館は、20世紀の日本を代表する日本画家である東山魁夷が生涯の大半を過ごしたゆかりの地である市川市に、2005年11月に開館しました。 戦後まもない1945年(昭和20年)から1999年(平成11年)逝去するまでの50余年間市川に在住し、その輝かしい画業は市川の誇りでした。 画伯と呼ばれてもなお、つねに自分をみつめ、修行僧のように画業を積み重ねていったその生き方は、描いた静謐な絵の中に投影されています。 歩んできた人生、その人となりが東山魁夷の世界を形成しているといえるでしょう。 市川市東山魁夷記念館は、「人間・東山魁夷」をコンセプトに、人生と作品をはじめとする資料を展示公開し、偉大な業績を顕彰し、情報を発信していきます。
法華経寺の周囲の和風建築とは違って、洋風の建物が並んでいます。
再び法華経寺を目指します。正面からではなく、西側から境内に入ります。
本堂や五重塔を横目に見て通過します。
次は奥之院を目指します。道には看板があり、迷う心配はなさそうです。
奥之院は、法華経寺に比べると人も少なく、よりうっそうとした雰囲気があります。
その後は、中山競馬場を目指します。このあたりは、古い商店街のようですね。
中山競馬場は船橋市にあります。競馬場からは南に向かい、信号を右に曲がると再び市川市になりました。
若宮公民館の前を曲がり、一車線の道路を進むと、若宮八幡神社があります。
わざわざ「若宮」とつけているのは、市川市に、「葛飾八幡宮」があるので、それと混同しないようにするためかもしれません。
若宮八幡神社を右に曲がると、法華経寺に戻ってきます。途中には、「まごころゾーン」というすれ違い用の場所もありました。
法華経寺に戻ってきたら、参道をまっすぐ戻ります。下総中山駅は、すぐ近くです。
ちばの小京都中山・法華経寺をめぐるコース(中山・若宮周辺)のまとめ
うっそうとした中に荘厳な場所があり、癒しの効果がありそうなルートです。でも、中山競馬場まで回るのは、余計かもしれませんね。
全部で約6.3kmとのことなので、コースを短縮してもよいのではないでしょうか。