つくばマラソンが周回コースになって、ウェーブスタートに変更!

今年のつくばマラソンでは、コースとスタート方法が大きく変わりました。
他にも変更点があります。それぞれを見て行きましょう。

コース:周回コースに

マラソン(42.195㎞)のコースが、往復コースから周回コースに変更となりました。

新コースが、こちらです。

2015年つくばマラソン新コース

2015年つくばマラソン新コース


以前は、スタートして北上した後、クリーンセンターを通過した後に南下し、20km過ぎで折り返すという往復コースでした。
今回は、折り返さずにそのまま南下し、研究学園駅付近を通って戻る周回コースに変更になります。
ランナーの立場では、周回コースの方が景色が変わって楽しいのですが、仲間とのすれ違いがなくなるのは残念ですね。
また、近隣の方の立場としては、往復コースより周回コースの方が交通を遮断する時間が短くなるので、影響が減るでしょうね。
なお、公認コース「予定」と書いてあります。本番までには、公認が取得出来るでしょう。

スタート方法:ウェーブスタートに

スタート時およびコース上の混雑を緩和するため、マラソン(42.195㎞)において、ウェーブ(時間差)スタートを実施します。

ウェーブスタートとは
参加者を何組かに分け、時間をずらしながら出走させるスタート方式。ボストンマラソンやニューヨーク・シティ・マラソンなどはこの方法を実施しており、日本国内においても、ハーフマラソンやファンランで実施している大会があります。ウェーブスタートを実施する理由は、スタート時、及びコース上の混雑を緩和するためです。

つくばマラソンは、人気の大会のために大変混雑します。特に、走力の差が有ると、追い抜き等が発生して危険です。そのため、陸連エリアは3時間30分以内のタイムの人だけにするなどの対策を行ってきましたが、改善は難しかったようです。
私も、5km過ぎの学園西大通りに出るまで「走りにくいなあ」という印象でした。

各ウェーブのスタート時間と該当タイムについては、後日、発表します。

とありますが、要項には 9時00分~9時20分スタートとあります。
スタートした後の整列時間などを考えると、「10分おきに3組」となるでしょうか。
各ウェーブの区切りがどの程度になるか判りませんが、「申告タイムが3時間30分以内」「3時間30分から4時間30分」「それ以降」くらいでしょうか。

定員が増えて、参加料が変更

■定員数は、マラソン(42.195㎞)は2,000名、10㎞は500名、定員数を拡大しました。
■参加料は、マラソン(42.195㎞)は7,000円、10kmは4,800円となりました。

だんだん参加料が上がってきますね。アベノミクスの影響でしょうか?
まあ、周回コースになれば、ボランティアの人数も増えるので、仕方ないでしょう。

先行エントリーがウェブからも可能

これまで、先行エントリーは専用のエントリーシートでの申し込みのみでしたが、今年から、ウェブでのエントリーも受け付けることとなりました。

つくば市民の先行エントリーの方法が、ウェブからも可能となりました。
千葉県民としては、あまり関係ないですね。

参加料には手荷物預かり代を含む

陣地を決めて荷物を置いておく人もいらっしゃいますので、これは改善かどうか、よく判りません。

まとめ

大きく変更になったのはコースとスタート方法です。

特に、日本ではフルマラソンでウェーブスタートを取り入れるのは初めてではないでしょうか。

今までも、倍率が10倍になる東京マラソンでウェーブスタートを導入したらどうか、などを考えている人がいらっしゃいましたが、つくばマラソンで混乱なく導入できたら、一気に広がると思います。

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