AVRC千葉の講習で、「発汗量を知っておくとよい」という話がありました。
ゆっくりジョグで、どの程度汗をかくかを測ってみました。
走り始める前の体重が63.8㎏でした。
17㎞を2時間半かけて、歩きをまじえてのゆっくりジョグ。
途中で500mlのスポドリ1つ、同じく500mlのミルクティー1つ、そして水飲み場で4,5杯飲みました。合計で1.5リットル程度です。ビールは飲んでいません(笑)
帰ってきて体重を測ると、62㎏でした。
途中で水分を補給したにもかかわらず、63.8-62=1.8なので、1.8㎏も体重が減っていました。思った以上の発汗量です。
計算すると、1.8÷63.8=2.8%。3%で脱水症と言われているので、ほぼ危険領域でした。
当人は「暑いなあ」「Tシャツが汗でべたべた」という程度で、脱水症状の自覚はありませんでした。
17kmを走って、1.8+1.5=3.3㎏の汗をかいたことになります。
3.3÷17=194gなので、1km走ると約200mlの汗をかいた、という計算です。
AVRC千葉で講義をしていただいた野口さんは、1㎞で100mlの発汗ということなので、私はほぼ倍です。効率が悪いですね(笑)
また、10㎞走ると2リットル(2㎏)の発汗量となり、脱水症の危険領域である体重の3%相当になります。水分を補給しないで走り切れるのは、10㎞まで、ということになります。
なお、発汗量は、気温や走行速度、そして体調によって大幅に変わると思います
今日は、気温が30度で湿度70%、薄曇りで、少し蒸していました。
また、ゆっくりジョグなので距離当たりの時間は長かったと思います。
発汗としては、比較的多い方だったかもしれません。
いずれにしろ、自覚症状以上に発汗で体重が減っていることがわかりました。早めの給水が必要だと感じました。