ITM計画その3:利根川サイクリングロードを、栗橋から本庄まで

ITM(Ichikawa To Maebashi)計画の第3区間として、利根川サイクリングロードを栗橋から本庄まで走って(歩いて)来ました。

長ーいブログになりました。

走行概要

スタートとゴール

スタートは栗橋駅の先のセブンイレブンでした。おでんを食べて温まって、8時半ころにスタートです。

ゴールは、これまた本庄駅手前のセブンイレブンでした。4時を回っていました。

走行距離、時間

57.4km、7時間53分7秒走りました。休憩を含んで、1キロ当たり8分15秒です。

走っているときは1キロ当たり6分半から7分でした。歩いたり、止まったりしながら、進みました。

利根川サイクリングロードは、国道4号線の利根川橋から、利根川を右岸に沿って、坂東大橋まで走りました。
利根川サイクリングロードを走ったのは、51kmくらいです。

コースとペース

走ったコースは、こんな感じです。

ITM-3 (栗橋から本庄)コース

ITM-3 (栗橋から本庄)コース

この区間の利根川は、ほぼ東西に流れています。風も穏やかで、無事に走り切れました。

ITM-3 (栗橋から本庄)ペース

ITM-3 (栗橋から本庄)ペース

途中で寄り道したり、昼食を食べたり。 お昼過ぎには汗ばむほどでした。

ルートラボの地図は、こちら。

持ち物

食料

おにぎり3つ、ジェル(ゼリー)2つ、ジェル(ショッツ)2つ。うち食べたのはおにぎり2つでした。
途中の道の駅の食堂で、チャーハンを食べたので食料を使い切らずに済みました。

コンビニで買った100円チョコ1つ。 飽きてきた時に食べていました。半分くらい余ったかな。

スポドリ900ml。最後に200mlくらい余りました。でも、「暑いから飲んだ」というのではなく、「後半飽きてきたから飲んだ」という感じでしたね。

ウェア

上はSkins長袖に、Tシャツ。最初はアームウォーマーとウインドブレーカーをしていましたが、2,3km走ったら脱ぎました。
下はロングタイツにランパン。 靴はブルックスのTrance12です。

CW-Xのアンダーサポーターに五本指ソックスと、ウルトラマラソンのウェアそのものです(タイツだけは、冬用の裏起毛(Nike)にしています)。

その他

着替え用の下着に、オーバーパンツ、念のためサバイバルシートとテーピングセット、笛を持ちました。山に行くのではなく川沿いを走るだけなのですが、転んで声も出せない場合に備えて(って考え過ぎ?)

往復の防寒着も含めて、8Lのグレゴリールーファス8が一杯です。

よかったこと、反省点

よかったこと

無事に走りきれた

これに尽きますね。長い距離を一人で走るのでどんなアクシデントがあっても不思議ではありませんでしたが、平穏無事に走り切れました。

天気が良かった

快晴、微風追い風、最高気温13度くらいと、本当に絶好のコンディションでした。眺めも最高で、リフレッシュできました。

予定以上に距離が伸ばせた

予定では上武大橋まででしたが、その先の坂東大橋まで走れました。そのため、ITM計画の最後の区間が30kmくらいになって、だいぶ楽になりました。

またずれ、なかった(笑)

湘南国際で課題だった、またずれは、ワセリン塗りたくりのおかげで大丈夫でした。

反省点

トイレ、なんとかしなくちゃ

これも湘南国際の課題でしたが、トイレ(大、小)が近いです。今回もスタートのセブンイレブンで大きい方をしましたが、20km先の道の駅羽生で再びトイレへ。

脱水症を恐れて、また飽きてくるので水分を沢山取るのが原因かもしれませんが、本気レースの時には、なんとかしなくては、と思います。

荷物持ち過ぎ

色々なことを考えて、またハンガーノックを恐れて、食料と水分を持ち過ぎました。走り終わってもゼリーとおにぎりが余りました。

コース近くにコンビニがないのである程度は仕方ないですが、山の中でもないので、2kmほどコースを離れて歩けばなんとかなるでしょう。次はもう少し荷物を減らしたいと思います。

走る姿勢がいまいち

今回は、私の中ではウルトラマラソン(ほぼ)専用のブルックス トランス12を履きました。

この靴のソールの減り方がほかの靴とはだいぶ違います。かかとの一部とつま先部が極端にすり減っていて、中足部がほとんど減っていません。

着地の反発時に下肢が前に出ず、そのまま後ろに残ってしまっているのだと思います。力がもったいないです。

左足の甲が痛い

左足の甲が痛くなりました。圧迫されている感じでしたので、途中で紐を少し緩めて走りました。

左足の甲の痛みは、今回に限ったことではありません。

ブルックスのトランス12が、私の足に合わないのかもしれません。でも、走り切れないほどではないのですよね。

そして、以前のトランス8がとてもよく合っていたので、トランス12も捨てがたい所です。

走行記(歩行記?)

スタートまで

まだ暗いうちに市川を出発して、栗橋駅に着いたのが8時前。
栗橋には静御前の墓があります。このパネルは、顔の部分が開くようになって、よくある記念写真が取れるようです。
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寒ーいし、この先補給箇所がないので、栗橋駅から少し離れたセブンイレブンで補給。おにぎり3つとゼリー、セブンの900mlスポドリを買って、餅巾着とウインナーのあつあつおでんを頂きました。トイレにも寄りました。これで万全!のはずです。

朝から、お弁当とおにぎり2つを食べてきたので、おなかがすくことはないでしょう。

とりあえず走る

栗橋からの利根川ルートでは、目印があまりありません。とりあえず、川沿いの堤防の上をひた走ることになります。

今日は、雲一つない快晴。それでいて、風も穏やかで、さらに追い風気味と、絶好のコンディションです。
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堤防の上を気持ちよく走ります。 橋とクロスするときには川岸に下る場合がありますが、必ず下流に向かって下るようです。そのため、橋の手前では一旦戻る形になります。ちょっと心理的によくないなあ、と思いながら、でも淡々と走っていました。

東武日光線をアンダーパスしたところにあるのが「おおとね童謡のふる里室」。
でも、閉まっているように見えたので、そのまま通過です。

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カスリーン台風の被害の大きさを記した碑がありました。そういえば、栗橋の電柱にも、「ここまで水が来た」と書いてありました。2m以上のところもありました。

堤防では、幅を増やして堤防を強化する工事があちこちで行われています。トラックとの交差の部分には、必ず警備員さんが立っていて誘導してくれます。でもランナーも自転車も、そしてトラックも滅多に通らないので、暇そうでした。

でも、川べりには、2車線の工事用車両専用の、立派な舗装道路がありました。

「工事中でごめんね」という意味なのか、パンク修理セットと椅子、トイレが設置してありました。トイレはしっかりお借りしました。

パンク修理セットって、自転車で走っている人にとっては便利なのかもしれません。

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ここまでで約10km。予定の1/5が終了です。

加須未来館

大きな建物がありました。「加須未来館」です。着いたのが9:30頃で、9時開館。中をのぞいてみました。

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こどもが好きそうな遊具が沢山。科学博物館の小さい版かなあ。最近話題の「スイングバイ」が体験できるコーナーもありました。

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ここには、自販機があります。食堂もありますが、まだ開いていませんでした。地元野菜を売っていましたが、補給食はなさそうでしたね。

加須未来館の裏には、今回は寄りませんでしたがサイクリングセンターもあります。

10:30頃に、東北自動車道の下をくぐります。この橋は大きく、ずーっと見えているのになかなか近づきませんでした。クリアできて、ひと段落です。

道の駅羽生

この先は工事のため、堤防の外側に迂回します。

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片側だけの景色になり、いまいちです。
堤防の上よりも風が強い感じがしましたが、気のせいでしょうね。
道の駅羽生に到着したのは11時過ぎ。21kmちょっと走っています。

持ってきたおにぎりを食べて、行こうかな?と思ったのですが、お店の中に食堂があるのを見つけました。

暖かいものを食べよう、ということでチャーハンを食べました。パラパラのチャーハンに味噌汁というのが良かったです。しっかり暖まりました。

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トイレは外でした。やっぱりトイレが近いなあ、と思いつつ、あってよかったと感謝。

妻沼グライダー場

国道122号線を渡って、進みます。次の橋となる利根大堰までは2kmと、比較的近かったです。

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このあたりで12時。28kmを過ぎて、目標のやっと半分です。明るいうちに走り切れるかな?と思いつつ、でも天気も良いし(暑いくらいでした)、前に進みます。

利根大堰を過ぎると、サイクリングロードの車両侵入阻止用の杭に、次の橋までの距離が書いてありました。「刀水橋まで9km」です。

キロ7分で走っても、1時間以上かかります。うーん、とおもいつつ、でも進まないと着きません。

広ーい視界でリラックスしながら、前に進みます。

サッカー場では子供たちが。

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そして、「海から160km」を通過です。

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なお、「海」は千葉県銚子市です。私は江戸川を経由してきています。江戸川で海まで行くときは、もう少し(50kmくらい?)近いです。
妻沼のグライダー場に来ました。 今日は関東選手権とのことで、沢山のグライダーが飛んでいました。

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普段乗っている飛行機と違い、離陸の角度がとても急です。怖いような、楽しいような。

一度、グライダーに乗ってみたいですね。

手前では、堤防を補強する工事のために、ダンプカーが何台もいました。

このあたりが、ちょうど利根大堰と刀水橋との中間地点です。 そのため長い11kmを、あまり飽きずに走ることができました。

刀水橋

やっと刀水橋まで来ました。橋と橋の間は、この区間が一番長かったです。でも、暖かくて、気持ちよく走ることができました。

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刀水橋の前後の河川敷には、ゴルフ場が広がっています。「ゴルフボールに注意」と書いてありましたが、さすがに堤防の上までは飛んできませんでした。

このあたりは、本当に川幅が広いです。右手には、赤城山の先には、雪をかぶった山が。谷川の方でしょうか。はしっていて、とてもリフレッシュできます。

新上武大橋の手前で、小さな橋を渡ります。ここは、平成22年まで群馬県太田市だった南前小屋地区です。

県境を越えて、埼玉県深谷市になりました。

明治の頃は、利根川の流れが違っていて、飛び地ではなかったようです。

その後、利根川が改良されて飛び地になってしまったとのことでした。
深谷市の広報より(PDFです)

新上武大橋ができたのが、1992年とのこと。それまでは、いろいろな手続きは大変だったでしょうね。

上武大橋

新上武大橋の次が、上武大橋です。ここで約45km、午後3時少し前でした。

予定では、上武大橋を渡って東武線の世良田駅まで、としていましたが、

  • まだ明るいし、暖かい
  • せっかくの誕生日なので、年の数(年の距離)だけ走ってみたい
  • ITMの最後の区間を楽にしたい

ということで、9km先の坂東大橋まで行くことにしました。

坂東大橋まで

上武大橋を過ぎると、右岸は群馬県伊勢崎市に入ります。
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ここも先ほどのように飛び地ですが、伊勢崎市のままです。

代わりに、「島村の渡し舟」という、左岸から右岸へ渡し舟があります。

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、、と思ったのですが、増水で船着き場が影響を受けたために、しばらくお休みだそうです

ついに、海から180km地点まで来ました。
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スタートした栗橋の利根川橋が、130km地点だったので、約50km走ったことになります。

うーん、良く走った!

坂東大橋の斜張橋が見えてきました。181.5km地点です。

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ついに坂東大橋に着きました。ぎりぎり4時前です。日が暮れないうちについてよかった~

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今日のところは、ここまで、です。 3時を過ぎると、日が傾いてきて、日陰に入ると少し寒かったです。

坂東大橋からは本庄駅まで約2km。ゆっくり走って駅について、ひと段落です。

まとめ

今日の走行距離は、57kmちょっと。時間は8時間弱。 キロ7分半ちょっとで走り切りました。

天候に恵まれて、無事にゴールできました。

この時期だと、北風が強かったりするのですが、今日は風もなく、景色も最高でした。

ITM計画の最後のパートは、坂東大橋から前橋市までです。この区間は、前橋在住の時に何度か走ったことがあります。ゆっくり走り切りたいと思います。 年内に仕上げてしまいたいなあ。

おわり。

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