ミルフォードトラックのツアーは3日目になりました。
今日は、コースのハイライト、マッキノン峠越えとサザーランド滝です。
昨日までの記事は、こちら。
今日も快晴!
天気は…晴れ! 宿から、峠がくっきりと見えました。
鳥も遊びに来ました。キーア(Kea)という鳥です。靴ひもで遊ぶらしく、靴が置いてありました。
今日はアップダウンがあるので、持参したトレッキングポールを使うことにしました。
昨日までは平坦で、また写真を撮るために手を開けておきたくて、ポールは荷物の中でした。
宿を出ると、登りです。橋を渡ります。定員は1人…だったかな。
先行しているメンバーの向こうには、峠がくっきり。
ここは雪崩注意の場所ですが、今は大丈夫。
振り返ると、今まで歩いてきた谷が見えます。急峻なフィヨルド地形なので、山の上は日が差していますが、谷底はまだ日影です。
しっかりした橋が多いですが、このような吊り橋もありました。
峠の前の休憩、ミンタロハットから一気登り
1時間半ほど歩いて、ミンタロハットに到着です。
ここは、ツアーでない人の宿です。トイレを借りました。
今朝作った昼食を食べている人もいました。
ミンタロハットを過ぎると、登りになります。
フィヨルド地形なので、いきなりの急こう配。ジグザグに登っていきます。
15マイルマーカー。峠が約16マイルなので、あと1.6kmくらい先ですね。
落石注意です。
だいぶ登ってきました
道の周囲に、白い花が咲いていました。確か、マウントクック・リリー(Mount Cook Lily)という高山植物だったと思います。
が、ユリ科ではない、とガイドさんが言っていました。
16マイルマーカーです。峠はもうすぐ。
マッキノン峠に到着
晴天のマッキノン峠に到着です。
冒険家であったクインティン・マッキノン(Quintin Mackinnon)さんのモニュメントです。
向こうの谷底には、今晩の宿「クインティン・ロッジ(Quintin Lodge)」があります。
振り返ると、歩いてきた谷が見えます。まさに、一気に登ってきました。
峠では、暖かいお茶をいただきました。風が強い中、感謝です。
すこし進むと、パスハット(Pass Hut)の小屋があります。ここで昼食です。
ここでも暖かい飲み物をいただきました。
また、クインティン・ロッジからガイドさんが1人、応援で上がってきていました。
一気に下ります
パスハットから少しジグザグに下ります。ちょっと道が荒れています。といっても、日本の登山道からするととても整備されている道でした。
まだシーズン初めのためか、雪崩の危険があるとのことで、本来のコースは閉鎖されていて、緊急ルート(Emergency Track)を進みます。
緊急ルートは距離は短いですが、急こう配とのこと。慎重に下ります。
見事な滝が続きます
急こう配のあとは、川に沿って下ります。
滝が見事でした。
澄んだ水の色が素晴らしいです
メインルートをショートカットしたので、18マイルマーカーは見つからず。
19と20のマイルマーカーがありました。
クインティン・ロッジに到着
下りきると、今日の宿のクインティン・ロッジとの分岐点です。
サザーランド滝も、こちらです。
峠から見た通り、宿は谷底にあります。
Welcome!
昨日までは6人部屋に5人でしたが、今日は4人部屋に2人でした。
話を聞くと、昨日までのルームメイト5人は、2人+2人+1人に分かれたようです。
というわけで、下段を使わせてもらうことになりました。
ベッドの下段は、上り下りがないのは良いのですが、天井が低いので頭をぶつけます…
サザーランド滝へ
宿に到着したのは2時半ころ。これから、ニュージーランド最大の滝の「サザーランド滝」へ向かいます。
往復に1時間半程度かかるので、クインティン・ロッジへの到着が4時半を過ぎると滝への往復はダメです。
下りを少し急いで、無事に間に合いました。
最初は平坦ですが、登りがあります。橋を渡れば、あとはほぼ平坦。
580m先に、滝が待っています。
滝が見えてきました。全長580mの3段の滝です。
近くに行くと水しぶきがすごい! 雨具を持ってきた方がよさそうです。
パノラマで撮りましたが、滝が長すぎて全部入りきりません。
今日もおいしいディナー
宿に戻って、シャワーを浴びて洗濯して乾燥室で干す、という慣れてきたルーチンをこなしたのち、ラウンジでビール。
明日は距離は長いですが、アップダウンは少ないので一安心です。
今日のメニューはこちら。
実物です…メインはお隣さんのものもぱしゃり。
素晴らしい景色と素晴らしい料理を堪能して、きょうもぐっすり眠ることができました。
翌日は最長距離となる21kmを進みます。その時の記事はこちらです。