ミルフォードトラックの4日目は、一番長い距離となる21kmを歩きます。でも、前日の峠越えとは違ってほぼ平坦のため、それほど大変ではないでしょう。
前日までの旅行記は、ここにあります。
4日目は、雨
今日の天気は…雨。ミルフォードトラックは年間200日程度雨が降る、ということなので、今までずっと晴れていたのがラッキーだったのでしょう。
そのため、雨具をしっかり着てスタートです。
雨のためか、苔や樹木がしっとりとしていい感じです。
傘をさして歩いている人もいます。
周りの山は、雨のためにかすんでいます。
雨のためか、途中の寄り道が少なくなります。 ツアー以外の人の宿の、ダンプリングハットが見えてきました。
すこし視界が広がってきました。山には滝がいくつも見えます。雨なので増えているような気もします。
第1休憩、ボートシェッド(Boat Shed)
休憩場所のボートシェッドが見えてきました。
これ？と思いましたが、ここはトイレでした。
雨が写真に写りこんでいますね。結構降っていました。
こちらが、ボートシェッドの休憩所。
室内をぬらさないように、荷物は屋根がある場所に置いておきます。
いつもはこんなに混んでいないのですが、雨で寄り道も少なくなって、集団が固まっているのかもしれません。
いい感じの吊り橋を渡します。
川幅は、かなり広いですね。
ゴールのミルフォードサウンド(サンドフライ)が近いのかもしれません。
雨のおかげで、とてもいい風景です。シダとコケが良い感じです。
マッケイ滝(Mackay Falls)とベルロック(Bell Rock)
ボートシェッドの先に、マッケイ滝があります。
すこしより道になりますが、行ってみましょう。荷物は分岐点に置いておきます。
マッケイ滝は3段、でしょうか。
ベルロックは、岩の中に広い空間がありました。自然か、人工か、わかりませんでした。
雪崩注意の看板の先には、急峻な山肌に滝が数筋あります。冬は雪崩が多いのでしょう。
登りの道で、スリップ注意です。そして、川幅はとても広くなりました。
ジャイアントゲートシェルターと滝
30マイルを過ぎると、ジャイアントゲートシェルター(Giants Gate Shelter)があります。
ですが、屋根がないので雨の時は通過です。トイレだけ使わせてもらいました。
ウェカが歩いています。そして、サンドフライも飛んでいました。 早々に退散です。
橋を渡ると、ジャイアントゲート滝です。
雨のためか、水量も多そうで、白糸のように流れていました。
フィヨルド地形の急峻な山からの滝があちこちに見られ、見事でした。
33マイルマーカー。これが最後です。
ミルフォードトラックの終点、サンドフライポイント
ついに来ました、サンドフライポイント。ここがミルフォードトラックの終点です。
小屋に入って、暖かい飲み物をいただきます。
雨なので昼食を食べる場所がなかったので、ここで遅いランチです。そして、今日の宿の鍵を受け取りました。
到着したのは2時半過ぎ。最初の船は午後3時に出発なので、急いで食べました。
ゴール地点です。33.5マイルを歩いてきました。
ミルフォードサウンドへ
船に乗り込みます。
10分ほどで、ミルフォードサウンドの町に到着です。
打って変わって、観光客も沢山いました。
ミルフォードサウンドクルーズに来る人たちとすれ違います。
バスに乗って、今日の宿のMitre Peak Lodgeへ。
「普通のホテルなので、乾燥室のパワーは弱い」との説明でした。
が、洗濯機があって乾燥機もあるので、空いていればそちらの方が早いです。
ここは、弱乾燥室。雨具などの高温に弱いウェアと、靴を干します。
部屋は、普通のホテルです。いきなり文明世界に戻ってきた感じです。
最後のディナー
昨日と同様、スターターから始まるディナーです。
クイーンズタウンから、ここに荷物を送ることができます。
そのため、今までのウェアではなく、すこしドレスアップしたウェアを着ている人もいました。
そして、ガイドさんも着替えてリラックスしています。
この日はバスタブに浸かり、ふかふかのベッドでぐっすりと寝ることができました。
明日は、最終日。ミルフォードサウンドのクルーズです。その時の記事はこちら。
