2024年の11月に、ニュージーランドのミルフォードトラックに行ってきました。
飛行機と、ホテル、そしてミルフォードトラックのツアーはすべて個人手配でした。
ミルフォードトラックとは
ミルフォードトラック(Milford track)は、ニュージーランドの南島にある、フィヨルドランド国立公園のトラック(山道)です。
一部峠越えがありますが、他はフィヨルド地形の中の平坦な道を歩くルートです。
「100% Pure New Zealand」というサイトによれば、
今からおよそ100年前、ロンドン・スペクテーター誌上で詩人ブランシュ・ボーガンが「世界一の散歩道」と評したミルフォード・トラックは、ニュージーランド国内で最も有名なトレッキングコースと言えます。
とのことです。
実際、素晴らしいコースでした。
ミルフォードトラックを歩くには
ミルフォードトラックは、全長53.5kmで、野宿は禁止です。
また、1日に入山できる人数が決まっています。
入山方法は2通りあります。
- 自分で食料を背負って、ロッジに泊まる
- すべての食事が付いているUltimateHikes社の宿に泊まる
ロッジに泊まる場合
ロッジに泊まる場合は、ニュージーランド環境省のページで予約が必要です。1泊130ニュージーランドドルと、比較的安いのですが、あっという間に満室になります。
私が10月に見たときには、すでに空きは無い状態でした。
UltimateHikes社の宿に泊まる場合
UltimateHikes社の宿に泊まる場合は、UltimateHikes社のページから予約すればOKです。
10月の段階で、11月にちらほら空きがありました。
が、後泊を含めて4泊5日で、相部屋でも2750ニュージーランドドルと高い!のが玉に瑕です。
が、空きがないと歩けないこと、また食料を背負っていくのも大変で、またニュージーランドは食料の持ち込みには厳しい制限があるということもあり、UltimateHikes社の宿に泊まることにしました。
UltimateHikes社のツアーは、どんな感じ?
UltimateHikes社の宿に泊まる場合は、同社のツアーに参加することになります。
ガイドが付いたツアーですが、ガイドが先導するのではなく、好きなペースで歩くことができます。
ガイドは4人、マイペースで歩きます
私が参加したときには、ツアーの総勢は50人程度でした。ガイドは4人同行しました。
偶然かもしれませんが、4名全員が女性で、うち一人は日本の方。基本は英語ですが、日本語で補足してくれました。
ガイドは前と最後尾、そして中間を歩きます
途中の昼食場所で暖かい飲み物を提供したり、ということも行っていました。
メンバーは?
一人で参加している人もいるし、夫婦やグループで参加している人もいました。
私の時は、日本からの方が8名いました。4名はグループ、2名はご夫婦、そして単独が私含め2人でした。
多かったのはオーストラリアからの人。ほかにもウクライナの人、フランスの人、英国の人など。
韓国からは5人のグループが参加していました。
ディナーと朝食付き、昼食は自分で作る
毎日、夕食はディナーです。スターターから始まって、メインとデザートがあります。
ディナーは3種類から選ぶことができます!
これは、ある日のセレクション。前日の宿で、翌日のメインコースを選びます。
別料金ですが、ビールやワインも飲めます。
山に居ることを忘れてしまいそうでした。
朝食も、シティーホテルのバイキング並みです。
そして、昼食は、朝食の時に自分でサンドイッチを作ります。
昼食用にお弁当箱を持ってきている人もいましたが、私はジップロックに入れていました。
シェアルーム、シェアバスルーム、シェアトイレ
一番安いシェアルームは、2段ベッドで6人または4人部屋です。
シャワールームとトイレも個々のブースになっていました。
最終日は、ミルフォードサウンドの豪華ホテルです。バストイレ付です!
お値段は張りますが、それにふさわしいものでした。
洗濯は手洗い、乾燥室完備
それぞれの宿に、洗濯する場所があります。洗濯機ではなく、手洗いでした。
忘れ物があれば、ガイドが次の宿や途中で知らせてくれます。
結局、ミルフォードトラックのツアーってどう?
お値段は高いですが、やはりとても楽しい経験でした。
単独行だと誰にも会わない可能性がありましたが、宿で同じ目的の人と会話して、驚いたり感心したりしながら楽しく旅ができました。
機会があれば、また行きたいです。
旅行記を書きました。ここから始まります。