誘導員がいない超長距離走では、ミスコースのリスクがあります。特に、暗い夜や、寝ずに走っていると危険です。
主催者は地図を出していますが、都度見るのは大変です。
というわけで、前回の「川ハーフ」と同じく、GPS付の時計で参加します。
私が使っているのはSunnto(スント) 5 です。
Suunto 5は、ルートをあらかじめセットしておいて、ルートから外れたら警告を出す機能があります。
おおよそ200m程度外れると、アラームが鳴ります。これ、結構便利です。
眠くなってふらふらしていたり、気持ちよく走っていて曲がらないといけない交差点をまっすぐ行ってしまったときなど、その場で教えてくれます。
昨年は、幸いなことにミスコースの警告はほぼ無かったのですが、あると安心して進むことができます。
問題は、電池が持たないこと。心拍数をカウントしないモードで電池を節約しても、20時間程度しか持ちません。途中でバッテリーから充電しながら進む必要があります。
私が買ったのは1世代前で、最新はSuunto 5 Peakです。
そして、念のために、スマホにも同じような機能のジオグラフィカを入れています。ジオグラフィカにも「ルートから外れると警告する」モードがあるようですが、スマホはポケットの中なので、アラームを見逃す可能性があり、また緊急を想定して電池を最小限にしたいため、ルートを入れているだけです。紙の地図の代わりですね。
でも、紙の地図も持ちます。機械は故障することがゼロではありません。地図がないとどうしようもないので、最後に頼るものは紙です。
紙の地図は52ページですが、分割して準備します。荷物をデポできる場所で、必要な地図だけを持ちます。少しでも軽くするため、先人からの知恵ですね。