第18回日本横断川の道フットレース参加記 その1 スタートから両神荘レストポイント(152.9km)まで

制限時間2時間前にゴールできた川の道。あれから1か月近くになります。ですが、記憶はあまり薄れていない、ということは、濃い大会だったということでしょう。
ほぼ歩き旅でしたが、いろいろあったことを書き残そうと思います。

スタートまで

新木場駅のスタート地点に到着したのは8時過ぎ。すでにほとんどの参加者が集まっている。

荷物を預けて、コンビニでおにぎりを買って、食べる。
小雨が降っている。雨具は、荷物を覆えるポンチョと、100均の安いレインコートと、モンベルの山用ゴアテックスであるトレントフライヤーを持っていた。結局、雨具は着ないことにした。
リュック(モンベルのクロスランナーパック15L)には、トレントフライヤーとポンチョを入れた。今から考えれば、どちらか一方で良かったと思う。

9時にスタート。スポーツエイドジャパンの代表とハイタッチをして進む。歩道の右には応援の方々が長い一列になって並んでいた。ここから旅が始まる。

荒川放水路が見えてきた。これから渡る対岸は、葛西臨海公園の観覧車と舞浜方面が見える。太平洋側となる東京湾だ。

荒川を一旦東側にわたって北上して、また西側(右岸)に戻る。雨は気にならないが、風が強い。橋の上では帽子が飛ばされそうになる。

右岸の河原に降りて、進む。途中、いくつか私設エイドにお世話になった。ありがとうございます。

荒川の河川敷では、途中、2か所でランニングの大会を実施していた。お互いに頑張りましょう!

走ったり歩いたりで進む。この区間はキロ9分を予定していたが、周りが走っており、つられて走る。結局キロ8分半だった。

笹目橋まで35km。ここで、やっと単調な河原から解放される。左岸に渡って、彩湖のエイドに到着。

CP1 彩湖エイド(40.5km) 4月30日 14:40

彩湖エイドの予定到着時間は15:04なので、15時に閉鎖となるエイドには間に合わない計画だったが、何とか間に合った。
ここでは、うどんをいただいた。

ここまでの40kmの間はコンビニがなく、補給が心配だったが、粉飴を溶かした500mlのペットボトルやボランティアエイドで、乗り切ることができた。
補給用に、自販機でポカリスエットを購入して、予定の10分滞在を7分滞在に切り上げて、出発。

少し雨に降られたが、20度近い気温なので寒くもなく、快適。歩きと走りを交えて進む。堤防の道は、一部で改良中のようで、未舗装の箇所もあった。
途中、黄色いゼッケンの完走経験者から話を聞いたりしながら進むと、第2CPの国道16号にかかる上江橋のエイドに到着。

CP2 新上江橋東側エイド(51.9km) 4月30日 16:32

ここのエイドではコーンクリームスープをいただいた(と思う)。夕方で気温が下がってきたので、温かいものが助かる。
エイドの滞在は、やはり7分ちょっと。予定ペースがキロ10分だったが、9分ちょっとで進んできている。30分程度の余裕ができた。

国道16号の長い橋を渡って、右岸を遡上する。入間大橋を渡って進むと、日没が近づいてきた。秩父方面は晴れている。明日は暑そうだ。

ヘッドライトと後続の赤色チカチカライトをつけて進む。単調な自転車道から分岐。ここは説明会でも話していた「かわのみち」の白線が引かれていた。

CP3 桜堤公園入口エイド(68.6km) 4月30日 19:16

第3CPの桜堤公園では、カレーを食べた…と思う。エイド到着が混んでいて、椅子に座れずに立ち食いだった。130人程度のうち、5,6人が固まっていたと思う。

そのため、予定は10分滞在だったが、5分程度で切り上げることができた。

真っ暗になった自転車道を、ヘッドライトをつけて進む。

CP4 埼玉県鴻巣市 大芦橋南西側(77.9km) 4月30日 20:48

10km先の大芦橋は、すっかり暗くなっていた。

ここはチェックポイント(CP)だが、エイドステーションではない。この先、係員のいる場所は、80km先の両神荘のレストポイントまでない。だが、CPのために通過時刻を記録する必要がある。

大芦橋を渡った後は、しばらくは荒川と離れる。「荒川ジャーニーラン」の初日のゴールとなる吹上駅を越えて、国道17号を進む。

町中に入ると街灯やお店の明かりもあり、走りやすい。代わりに信号でストップすることもある。予定ではコンビニで夕食を調達するはずだったが、パス。熊谷で宿をとっているので、まずは寝たい。

熊谷のホテルに着いたのは夜の10時半過ぎ。予定より1時間も早い。フロントで確認すると、ホテルの自販機でカップラーメンを売っているとのこと。夜食にすることにして、シャワーを浴びて寝た。

2時間の睡眠で身支度を整え、ホテルを出たのは2時半ころ。4時間近くの滞在となった。
多分最後尾かなあ、と思いつつ、歩きと走りを混ぜながら進む。深夜だったが、すれ違った人から「川の道、頑張ってください」と言われて少し驚き、そしてありがたく思った。

CP5 埼玉県熊谷市 警察署前交差点(90.3km) 5月1日 2:31

CP5の熊谷警察署で国道140号に左折し、秩父へ向かう。

途中で、同じく熊谷で休んでいた人と会話しながら、夜明け頃に寄居に到着。この先はしばらくコンビニがないため、ここで朝食用のおにぎりと、補給食としてのジェルを購入した。

荒川ジャーニーランのルートを思い出しながら進むと、次のCPに着いた。

CP6 埼玉県寄居町 波久礼駅前丁字路(112.1km) 5月1日 6:10

CP6の秩父鉄道の波久礼駅前を曲がって県道に入る。上った後の緩い下りは走ったり歩いたりしながら、なるべく足に負担をかけないようにして進む。

このコースは荒川ジャーニーランや奥武蔵/秩父ジャーニーランのコースでもあり、その時は道の駅皆野にエイドステーションがあるのだが、川の道はエイドステーションもチェックポイントもない。早いランナーに抜かれながら、のんびり進む。

日が高くなり暑くなってきた。持参していたモンベルの日傘を使う。気温はそれほど高くなく、直射日光を遮るだけで涼しさが増す。

(モンベルの日傘)

CP7 埼玉県秩父市 上野町交差点(134.0km) 5月1日 10:11

CP7の秩父市上野町交差点を過ぎて、空腹を感じた。コンビニのイートインで休憩して、カフェラテとパスタを朝食兼昼食としていただく。

だいぶ狭くなった荒川に沿って南下し、両神荘に向かう県道の急な登りを越えると、緩やかな下り。川を渡ってしばらくすると、第1レストポイントとなるCP8国民宿舎両神荘に到着した。予定より1時間半早く、午後2時過ぎに着いた。
つづく。

川の道では、日没は見ることができなかったけど、無事にゴールすることができました。前回の記事に続き、半分となる小諸までの参加記です。
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