歴史と貝塚をめぐるコース(北国分・堀之内周辺)のあらまし
以前に紹介した「市川ウォーキングマップ」。今日は、北国分・堀之内周辺のコース「歴史と貝塚をめぐるコース」を紹介します。
コースの説明には、
緑豊かな森林。考古博物館・歴史博物館にも足をはこんで、市川の歴史にふれてみませんか。
とあります。
地図は、市川市のページからダウンロードできます。PDFですので、ご注意ください。
前半は歴史の勉強です
スタートは、北総鉄道の北国分駅です。この電車は、下総台地を横切るように通過します。そのため、地下に潜ったり高架を走ったりと、景色が変わります。
北国分駅は、掘割の中にありました。
駅を出ると、目に付いたのはウォーキングマップのコース6の看板、ではなく、「水と緑の回廊」の看板でした。
京成線国府台駅もしくは北総鉄道北国分駅をスタート、ゴールとする、下記水と緑の拠点を通る6キロメートル弱のコース
です。
水と緑の回廊も、市川ウォーキングマップにも載っていますね。コース図も、市川市のページに掲載されています(PDFです)。
堀之内緑地を横目で見ながら、坂を下ります。水と緑の回廊では、堀之内緑地を通過するコースになっていますね。
最初は、市川歴史博物館と考古博物館です。考古博物館は、先土器時代から平安時代前半まで、歴史博物館は平安時代後半から現代までを展示しています。
市川市は、貝塚があちこちにあることからもわかるように、古くから人が住んでいました。この2つの博物館がある場所も、堀之内貝塚になっています。
堀之内貝塚を迂回するように進むと、外環の工事現場になります。このあたりは、工事の進捗によって道が変更になるのでご注意を。なお、堀之内貝塚を横切って近道することもできます。
次は運動をメインに
次の目標は小塚山公園のフィールドアスレチックです。が、ここに行くまでには下総台地の切れ目の谷に当たる部分を横切ることになります。地図ではほとんどわかりませんが、アップダウンが結構あります。
小塚山公園は2つの場所に分かれています。まずはフィールドアスレチックを目指します。ここに行くまでには、車が通れない道を通って行くことになります。道が複雑ですが、地図が結構正確なので迷うことはないでしょう。
小塚山公園のフィールドアスレチックは、無料で遊べます。
小塚山公園に隣接した、本格的なアスレチックコース。平成15年度にリニューアルし、全20基のアスレチック遊具を楽しめます。
小塚山公園を過ぎたら、次はじゅん菜池。
市のページには、以下のように書いてありました。
国府台と国分の台地間に深く入り込んだ古くからの沼があり、これを国分沼といいましたが、この沼にはじゅん菜がたくさん生えていたことから、じゅん菜池と呼ばれるようになりました。
昔は近隣の農家の人々が、じゅん菜を摘んで出荷したこともありましたが、昭和の初期に沼が何度も干上がり、ついにじゅん菜は絶滅してしました。
戦後、沼は田んぼに変わりましたが、地元の人々から昔のようなじゅん菜池を復元してほしいとの要望を受け、 昭和54年に現在のじゅん菜池緑地へと整備しました。
最後は巨大樹木で
再び坂を上って、愛宕神社を目指します。目印は2本の大きないちょうの木。ここを右に曲がります。
ここからは、外環を目指して下ります。工事中でルートが変わっていましたが、地図があるので迷わないでしょう。
その先は上り。ゴールの北国分駅は近いです。
歴史と貝塚をめぐるコース(北国分・堀之内周辺)まとめ
走行距離は4.7km。コース案内だと5.5kmなのでちょっと少ないですね。たぶん、じゅん菜池を周回せずに素通りしたためだと思います。
距離は短いですが、アップダウンが何回もあり、良い運動になりました。