cnetの記事によると、日本主導で「ucode」というタグのナンバリングシステムが動き出したそうだ。今回、「μ-Chip Hibiki」が「ucodeタグ」として認定された。同記事には、
ucodeとEPCglobalそれぞれ異なるタグの基準が必要なのかとの問いに対し、坂村氏は「EPCglobalは欧米中心の規格だ。アジア諸国では ucodeが普及し始めている。また、EPCglobalは管理が米国中心だが、ucodeは分散管理しているため、こうした意味でもucodeを使いたいというニーズが高い。(以下略)とある。技術的な違いはあるにしろ、デファクトスタンダードに向けた標準化の争いである。
古くはビデオのVHSとβの争いに始まり、最近ではDVDの争いまで、主導権を握る戦いは後を絶たない。利用者がアンハッピーにならなければよいが、と心配している。
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