2006年2月アーカイブ

"The McKinsey Mind"が原題。実際には、戦略コンサルタントの仕事(タスク)の内容を具体的に記載している。
マッキンゼーなどの戦略コンサルタントは、「問題の解決」が肝であり、それは「問題解決手法(PSA)」に凝縮されていると考えていた。
だが、本書は、問題の解決は6つのプロセスからなると述べる。すなわち、実際にはインプットとなる「ビジネス課題」を元に、「分析」、「プレゼンテーション」、「マネジメント」の3つをバランスをとりながら解決策を導き出す。そして、「リーダーシップ」を持ちながら「実行」する。

デロイト・トウシュの西浦泰明さんが、企業の成長に必須な「人材」をいかに確保するかという点について記した本。
第2章「リテンション戦略を可能にする企業文化」の節を列挙すると、著者が目指す企業が見えてくる。

本書は、ビジネスマンとしての自己啓発本である。著者は、人材系のコンサルタントであるワトソンワイアットの日本法人の社長の淡輪さん。
現在の(日本)企業の問題点を指摘した後、ビジネスマンとして自立する為にはどのようにすればよいかを述べている。趣旨はさほど目新しくないが(もちろん、優れた書であると思う)、CEOとCOOとCFOとの分担は大変良く理解できた。「CEO(立法)/COO(行政)/CFO(司法)の三権分立論」である。本書の主旨ではないが、著者が考える三権分立論を以下にメモする。

冒頭、著者は、

『君主論』の「君主」を「社長」に、「国家」を「社会」に置き換えて読めば、そのまま超実践的なビジネス書になるのである
という。

cnetによると、Web2.0はベンチャーキャピタルから見るとあまりよいものではないらしい。

 「VCはWeb 2.0に悩まされている。というのも、Web 2.0企業は最初から利益を出しているので、投資のしようがないのだ。VC側はWeb 2.0企業に投資しようと必死だが、企業側は投資を受ける必要がない」
だそうだ。「利益を出しているから投資のしようがない」というのは理解しにくい。利益を出していても、現在の自己資本だけでは成長できない、あるいは成長が遅い場合に、VCの力を借りるのだと思う。確かに、黎明期の企業に対しては、リターンが少ないためにVCが投資をしないこともあるだろう。だが、成長が見えてきている企業に対してもローリスクローリターンながら投資をする企業もあるだろう(日本のVCに多いと聞く)。「儲かっているから投資が不要」ではなく、「儲かっている企業をさらに成長させるには、どのような投資が考えられるか」と考えると、VCもスタートアップ企業も幸せになれるのかもしれない。

インデックスの関連企業であるインデックスソリューションズが、クレメンテックM4技術を利用して「どこでも携帯広告『PicLin』」を実現した(cnetの記事より)。

オリコンが自社の音楽配信サイトのアフィリエイトサービスを行うそうだ。自社の「オリコンブログ」のユーザに対してアフィリエイトを許可し、音楽が売れたらオリコン独自ポイント(自社サイトで着うたなどに使用可能)としてユーザに還元する(cnetの記事から)。

PCサイトビューアや、ワードファイルの閲覧機能が携帯電話に搭載されてきて、携帯とPCの境目がなくなりつつある。マイクロソフトは、インスタントメッセージングを携帯でできるようにするらしい(cnetの記事参照)。さらに、VoIPやプレゼンス(在席)判定機能も搭載するとのこと。

「できる人」は、自分の基準で周りを見るから、「できない人」を「できない」と見てしまう。「できる人」は、自分で頑張ってしまうから、周りが「できなく」なってしまう。そのため、「できる人」は「できる人」を育てることができるとは限らない。有能な選手が有能なコーチとは限らないのと同じ。
有能なコーチになるためには、「できない人」を受け入れ、「できない人」に想いを伝えて対話を行っていくことが必要である。

ドコモが主導して、国産の携帯電話プラットフォームを2007年第二四半期までに開発する(cnetの記事より)。

日本独自のPDCおよびiモード規格との親和性が必要となったFOMA。通信方式自体は世界標準のW-CDMAではあるが、アプリケーションはかなり独自になっているらしい。そのため、ドコモは、従来からFOMA向けにソフトプラットフォームを提供していた(ITmediaの記事日経BPの記事(要ログイン)参照)。Linuxベース(MOAP(L))とSymbianベース(MOAP(S))があり、MOAP(L)がN901iC,N900iL,P901iで、MOAP(S)がF901iC,D901i,Motorola製FOMAで、それぞれ使われている(ITmediaの記事より)。

PDAは携帯とPCの間で苦戦しているイメージがあったが、HPはPDAの強化に乗り出す。cnetによると、従来はノートPCとiPAQが同一部門だったのに対して、iPAQだけを単独部門化するそうだ。

ちょっと斜に構えてビジネス書を概観している。3部に分かれている。
第一部「カリスマのツボ」は著者ごと、第二部「快読のツボ」では著作ごとに主張を要約し、「決め台詞」「効能と使用上の注意」としてまとめている。内容は大真面目。第三部は「使える逸品」と題して、「こんなときはこの本がお勧め」という内容を約20通りにわたって記述。新旧取り混ざってよい感じです。
主に和書が多く、翻訳ものはあまり取り上げられていません。特に第一部はロバート・キヨサキ以外はすべて日本人。知らない本もあって、ちょっと見てみようかな、という気にさせる内容でした(でも、「ちょっと」なのがミソ)。

本書の著者は、いずれもフリーライター。齋藤氏は、R25でブックレビュアーをしているそうだ。

リクルートからリンクアンドモチベーション社を創業した小笹社長が、モチベーションコントロールについて記した本。モチベーションの高め方も記しているが、そもそもモチベーションが高くなる人材と一緒に働くべきだというのが強いメッセージと感じた。「モチベーションを高める」ことよりも、「エントリーマネジメント」「エクジットマネジメント」が先に述べられていることからも、それがわかる。

船井総研社長の著者が、主に小売り流通のコンサルから見つけてきたtips集がメイン。宝石店は食料品店の隣に置くなど、通念の逆の発想も面白い。
ある事実の表面を眺めて終わりにするのではなく、深く考える・別の面から考えることで、アイデアが生まれることを示唆している本。

原題はLevels of Excellence。本書は、Levelすなわち職務階層と、7Sモデルの2つがメインテーマである。そして、邦題の「成果責任(accountability)」は、「責任(responsibility)」との対比で述べられている。

公衆無線網につながる端末は、携帯(含むスマートフォン)とPDAがあって、それらの間には深い溝があった。例えば、携帯のキーボードは10キープラスアルファで、PDAはQWERTY配列のキーボードを縮小したものを搭載している。

cnetによると、北米でMVNOが増えている。MVNOのメリットはこちらなどが詳しい。MVNOは、日本で普及するのだろうか?

ドンキホーテ、アサヒビール(スーパードライ)、任天堂イトーヨーカドーなどの調査とインタビューを元に、大逆転をするには、その業界の非常識を実行すべき、と説く。そして、非常識となれる「独創(イノベーティブ)」な人材が必要になる、と述べる。巻末にはドンキホーテの安田社長とのインタビューもあり。

電話番号を入力すると、サイトにジャンプするサービスをJwordが提供するとcnetに掲載されていた。「電話番号はわかるが、会社名がわからない」場合に検索が簡単にできるようになる。日本では、語呂合わせの電話番号を採用している会社が多い。そのため、例えば「よく行く××××(4919?××××)」という語呂だけ覚えている時の検索に効果を発揮するだろう。
但し、いたずら防止のため、電話番号の登録は広告主をしっかり確かめて行って欲しい。さもないと、フィッシングが多数起こってしまうだろう

OracleやIBM、Microsoftがデータベースソフトのローエンド商品を無料化した(cnetの記事より)。

DoCoMoの第三四半期決算が発表になった。cnetの記事にもあるように、減収減益となっている。FOMAへの意向は順調に進んでいるようだが、販促費がかさんだ模様だ。
一方、au(KDDI)の第三四半期の決算はすでに発表になっていて(サイトはこちら)、増収増益である。

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