NTTドコモが、「OSやアプリケーションを自由に搭載できる携帯電話機の仕様を策定」と発表した。「OSTI(Open and Secure Terminal Initiative)アーキテクチャ」という名の仕様は、同社のサイトからダウンロード(PDF)できる。
パートナーがIntel、というのはさておき、自由にOS及びアプリを搭載できることは、ユーザ、メーカ及びドコモの三者にメリットをもたらすと考えられる。
- ユーザは、自分に適した機能だけを搭載し、また使い勝手も自分流にカスタマイズできるようになるので、ハッピー。
- メーカは、全て自前で対応することなく多様な顧客の要求に応えることができるようになるので、ハッピー。
- キャリアは、通信料は変化無く、early majorityの顧客の購買決定要因を価格から「本来自分がほしい機能を持っている」ことシフトすることによって、代理店へのインセンティブの引き下げが可能になるだろうから、ハッピー。
- 新たに、BTO的な端末のインテグレーション事業が立ち上がる可能性があり、ハッピー。
そのうち、PCのデルのように、「たくさんの品揃えから、自分が望む端末を安く速く提供してくれるインテグレータ」(と、通信事業者)の一人勝ちになったりして。。
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