松下とNECとTIが3G携帯で協業を検討

| コメント(0) | トラックバック(0)

ITmediaの記事より。

ルネサスとドコモが携帯向けチップセットを共同開発するという記事が3月にITmediaに掲載されていた。このプラットフォームは、富士通、三菱、シャープが採用する。そのため、ドコモに見放された(?)残りのドコモファミリーであるNECと松下は、TIと提携したのだろうか?
ルネサス(半導体)とドコモ(ミドルウェア)の提携は補完関係になるが、NECと松下とTIではどのような組み方になるのだろうか?NECが半導体から手を引き、ソフト系に特化するのだろうか?

総合電気メーカとして垂直統合モデルを推進してきた企業が、それを維持できなくなるとすると、半導体ラインなどの過去の強みが足かせになってしまうこともあるのだろう。もちろん、携帯電話ではない他の製品に転用をすると思うが、大資本での事業は、その軌道修正も大変な労力がかかるのかもしれない。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://thik.jp/MT-5.2.8/mt-tb.cgi/761

コメントする

このブログ記事について

このページは、thikが2006年4月 8日 00:57に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「中国シフト 大前 研一著」です。

次のブログ記事は「ビジネスを育てる ポール・ホーケン著」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。