携帯向けのトータルセキュリティSI業が流行るのか?

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cnetによると、Javaベース携帯へのトロイの木馬があるそうだ。

 Kasperskyによれば、このトロイの木馬は、1メッセージ当たり5?6ドルが課金される、特定の高額料金電話番号にメッセージを送信するという。こうした仕組みにより、ロシアのBeeline、MTS、Megafonネットワークを利用している携帯電話ユーザーは、高額なテキストメッセージ使用料を支払わされるおそれがある。

ということなので、以前、PCがダイヤルアップ接続が全盛だったころに、勝手に国際電話を掛けてしまうウイルスが問題になった時と良く似ている。その当時は「国際電話にダイヤルしようとすると警告する」ソフトが現れたように、携帯向けにもスパイウェア検出ソフトなどが発売になるだろう。携帯電話のセキュリティも自分で守る必要がある。

PCでは、ウイルスチェックなどのサポートソフトや、セキュリティ関連のインストールとメンテナンス等、セキュリティサポート自体を請け負う事業も普及した。携帯も、「御社の100台の携帯を、セキュリティから守ります」のようなうたい文句でSIをする企業が現れるのだろうか。

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このページは、thikが2006年3月 2日 01:46に書いたブログ記事です。

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