cnetの記事によると、ビッダーズがネットショッピングのセキュリティ強化のためにPKIを導入するとのことだ。具体的には、以下のように、セコムトラストネットのPKIを利用するらしい。
セコムのグループ会社セコムトラストネットが提供するPKI認証サービス「セコムパスポート for Member」を採用。ビッダーズにアクセスするユーザーのパソコンに、店舗ごとの電子証明書を発行する。
「成りすまし」を防止するためには、電子証明書の発行先が本人かどうかを確かめる必要がある。そのため、まず自分の身分証明書を店舗に送付するなどし、本人だと認識してもらって、電子証明書の入手が可能となるのだろう。
その後、それをPCにインストールしてから初めて取引が可能となる。
このような電子証明書は、オンラインの金融系サービス(例えば、野村證券など)は採用している。
PKIの費用をどのように分担するのかは、記事からでは不明だが、ビッダーズの顧客(店舗と購入者)がそこまでの手間と費用をかけて導入するのだろうか? 「心配でしたら電話をお願いします。24時間自動応答システムもあります」の方が早いのでは、と思う。
あるいは、PC販売店で証明書の取得とインストールまでを代行して、オールインワンPC「インターネットショッピング安心パソコン」を購入すればよいだけだったら、買う人がいると思う。
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