プレスリリース(PDF)によると、
既存の「二次元コード」や「画像透かし技術」のサービスと違い、「PicLin」は画像自体を認識するため、被写体のデザインに影響を与えません。更に、商品や印刷物への事前加工が必要ないので、急な差し替えなどの変更にも対応でき、過去に市場に投入した商品や印刷物、オブジェなどのランドマーク的なものまでプロモーション対象とするが可能です。これにより、実物を撮影してダイレクトにコンテンツへ誘導するなどの、クリエイティビティを最大限に生かした、クロスメディアマーケティングを実現できます。とのことなので、雑誌で見つけた気になる雑貨や、街角で誰かが持っていたかばん等を撮影すればすぐに買い物ができる。
クレメンテックは、既に大日本印刷とも提携している(プレスリリース参照)。より携帯に強いインデックスと組むことにより、デファクトを狙っているのだろう。
確かにQRコードは無粋で場所を取るが、「ここを撮影すればいい」という点では明確だし、アプリは選ばない(ちょっと前までは携帯会社ごとにQRコードがあったが、最近は一元化されたようだ)。ユーザは「ちょっとの便利さ」よりも「ちゃんと使えること」を望んでいる。規格が乱立して、「どのアプリで撮影したらいいかわからない」という状況は避けてほしい。
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