音楽アフィリエイト

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オリコンが自社の音楽配信サイトのアフィリエイトサービスを行うそうだ。自社の「オリコンブログ」のユーザに対してアフィリエイトを許可し、音楽が売れたらオリコン独自ポイント(自社サイトで着うたなどに使用可能)としてユーザに還元する(cnetの記事から)。

どのような内容になるのか、cnetの記事だけでは良くわからないが、アフィリエイトの内容は通常のテキストやバナーになるようだ。せっかく音楽のアフィリエイトをするのだから、自社で持っている「試聴」の機能を、アフィリエイトサイトから直接行わせることは考えないのだろうか。
また、アフィリエイトは、オリコンにとって見れば初期費用ゼロの成功報酬型広告媒体である(システム開発費は必要だが)。広告を打ってくれる人を囲い込んでも売上には結びつかない。「自社ブログユーザのみ」「還元は自社サイトのみで使用可能なポイント」という囲い込み方式ではなく、誰にでも現金で還元させるAmazon.co.jp方式の採用が必要だろう。APIまで公開してしまえば、誰でも勝手に広告してくれる。

と思ったら、
cnetの記事にトラックバックしてあった「ポッドキャスト的生活「Bonchicast」(Podcasting,Videocasting)」の「気になる記事」の中に、「Amazonが自社プレイヤー機器を販売し、会員制の音楽販売を行う」とあった(元記事は、こちら)。上で「Amazon.co.jpのような完全開放型にすべきだ」と書いたが、本家Amazonでは、垂直統合の完全クローズ型を採用するらしい。

  1. Amazonがすでに囲い込んでいる顧客数があれば、垂直統合型のほうが儲かるのか、
  2. iPodに対抗する為にはプレイヤーまで提供する必要があると踏んだのか、
  3. 音楽業界特有の問題でクローズにする必要があるのか。
Amazonの力を持ってすれば3番目の問題はクリアできそうだから、1番目の理由が大きいのだろう(と信じたい)。

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コメント(1)

TBありがとうございます。どうなるでしょうね楽しみです。

ただ会員制といっても、iTunesも会員制といえば登録が必要ですから会員制ですし、クローズドに近いといえばナップスターあたりの定額取り放題方式ですのでどちらにしてもそれほどクローズド的ではないような気もしますね。ファイル形式も独自ってのは今時考えにくいですし。

プレイヤーはユーザー数を背景にサムスンに格安プレイヤーを作らせて破格値で販売&入会促進するのが目的なような気がします。会員特典として。という感じで。

なんせエンドユーザーに近い小売店ですし、きっと無茶はしないでしょう。元記事も憶測も混じってますからフタをあけてみるのが楽しみ。ですね。ありがとうございました。

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このページは、thikが2006年2月20日 01:30に書いたブログ記事です。

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