cnetによると、Web2.0はベンチャーキャピタルから見るとあまりよいものではないらしい。
「VCはWeb 2.0に悩まされている。というのも、Web 2.0企業は最初から利益を出しているので、投資のしようがないのだ。VC側はWeb 2.0企業に投資しようと必死だが、企業側は投資を受ける必要がない」だそうだ。「利益を出しているから投資のしようがない」というのは理解しにくい。利益を出していても、現在の自己資本だけでは成長できない、あるいは成長が遅い場合に、VCの力を借りるのだと思う。確かに、黎明期の企業に対しては、リターンが少ないためにVCが投資をしないこともあるだろう。だが、成長が見えてきている企業に対してもローリスクローリターンながら投資をする企業もあるだろう(日本のVCに多いと聞く)。「儲かっているから投資が不要」ではなく、「儲かっている企業をさらに成長させるには、どのような投資が考えられるか」と考えると、VCもスタートアップ企業も幸せになれるのかもしれない。
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