デロイト・トウシュの西浦泰明さんが、企業の成長に必須な「人材」をいかに確保するかという点について記した本。
第2章「リテンション戦略を可能にする企業文化」の節を列挙すると、著者が目指す企業が見えてくる。
- ローリスクローリターンからハイリスクハイリターンへ
- 固定費から変動費へ
- 年功序列型の職能給から役割に応じた職務給へ
- 形式的平等から機会の平等へ
- 調整型からビジョナリーリーダーシップへ
- クローズドシステムからオープンシステムへ
- 集団主義から個人主義へ
- 主観的評価から客観的評価へ
- 過去の功績から将来の功績へ
- 同質性から多様性へ
目次
第1章 なぜリテンション戦略か―人材ポートフォリオの見直しで差がつく
第2章 リテンション戦略を可能にする企業文化―有望な人材を確保するための一〇の座標軸
第3章 リテンション戦略に効果的なインセンティブ―有望な人材には一流の報酬を
第4章 リテンション戦略に不可欠な透明な経営―透明性の高いガバナンスが有望な人材を惹きつける
第5章 日本企業再生への六つの提言―大胆な変革でハイパフォーマンス経営を
リテンションストラテジー―有望な人材を活かす、残す | |
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