asahi.comによると、USENが、携帯電話に音楽番組を無料配信する事業「どこでもUSEN」を始めたそうだ(どこでもUSENのサイトは、こちら)。
着うたのビジネスの競合かとおもいきや、そうではない。
それは、
どこでもUSENでは、放送中の楽曲も簡単にダウンロードが可能。
放送中に着メロや着うた®のアイコンをクリックすると、そのままサイトにアクセス!また、気になった曲があればワンクリックで情報を保存。
後で楽曲メモ一覧からダウンロードすることもできます。
というように、「『どこでもUSEN』はプロモーション媒体。気に入った曲は買ってください」というモデルだからだ。言ってみれば、TSUTAYAなどで流れている"Power Play"のようなもの。既存の事業(CD販売、着うた販売)につなげる販促として捉えているのだ。これは推察だが、「どこでもUSEN」は、音楽会社からUSENがお金を取って運営しているのだろう。
携帯で音楽ビジネスというと、着うたなどの「携帯ユーザからお金をもらう」ビジネスが主流だったが、携帯を販促媒体として捉えて、媒体掲載料で事業を回す方法もあるだろう。
今は「どこでもUSEN」に広告が入っているのかどうかは定かではない。今後、「どこでもUSEN」で顧客が集まるなら、音楽の販促媒体としての事業以外に、音楽を購入する顧客に向けた広告媒体としても有望だろう。
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