cnetによると、Google Analyticsの補完として、パートナーと提携して分析サービスを提供する。
Googleは、Zaaz(本社:ワシントン州シアトル)と提携し、自社で提供中の無償分析サービスでは物足りない広告主に対し、さらに充実したサポート、コンサルティング、トレーニングなどを有料で提供していくことになった。
Googleは広告をメインビジネスにしているのは間違いない。そのために、広告がより広く効果的に使われる為に周辺の事業を拡大している。そして、来訪者の動向をデータとして示すGoogle Analyticsは、Googleの広告の効果を測定するために最適なツールだった。だが、「広告での顧客動向はわかった。で、どうするの?(So What?)」と言う点が自分で解決できる広告主が少なかったのであろう。そのため、分析結果の吟味やそれに基づく対処案の提供など、顧客の個々のケースに対してアドバイスするニーズが高まってきた。しかし、アドバイスをできるツールが(まだ)ない。その結果、コンサルのZaazと組むことにしたのだろう。
技術が進んで、来訪者の追跡データを元にした広告改善案の推奨まで自動的に行えるようになると(Googleは目指しているのだろう)、Zaazとの提携を解消して自社で提供するのだと思う。
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