Microsoftが、MSNBCから撤退する。一方、msnbc.comは手放さない。単なる「放送」(「送りっ放し」と書く)から手を引いて、同じニュースサイトでも双方向の使い方が見えてきているネットに特化するのだろう。
Microsoftは、PCの顧客の囲い込みはほぼ完了した(Linuxなどによって、若干減っているかもしれないが)。そして、次の顧客の囲い込み先として、non-PCユーザを標的にしてMSNBC事業に参入したのだろう。だが、視聴者が予想より早くネット移行したため、MSNBC事業から撤退したということか。
そう考えると、non-PCの顧客の囲い込み戦略として、携帯やPDAでメジャーなシェアを持っているOperaを買収する噂が出てくるのももっともな話だ。
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