cnetのベリサイン、ブログ更新情報通知サービスのWeblogs.comを買収という記事を読んで。
サイト更新通知であるPINGがビジネス面で使われるようになると、「このPINGは信用できるのか?」という課題に直面する可能性がある。例えば、銀行のウェブサイトからの更新通知に見せかけて、別のサイトに誘導することもできてしまうかもしれない。
少し前に流行ったフィッシング詐欺はメールベースだった。対策としてDomainKeys, SenderIDという技術が出現したように、RSSリーダでの情報取得が一般的になってくるとPINGの対策も必要になろう(RSSとPINGとの関係を良く理解していないので、的外れであればご容赦ください)。
Verisignが、「電子データの全てに安全性を提供する」というポリシーであれば、PINGへのセキュリティの提供を検討していても不思議ではない。今はPINGサーバは無料と決まっているが、「セキュアなPINGサーバ」として有料運用ができ、新たな事業の可能性がある(だからこそ、Verisignは投資したのだろう)。
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