有益なビジネス書を紹介する書籍。以前軽く読んだ、「MBA100人が選んだベスト経営書」と同じ路線。
紹介されている本の題名は、Amazon.co.jpの目次に全て書いてあるのでここでは述べないが、古典から最新まで幅広い。
第1部が「思想と人間」と題し、「君主論」や「人を動かす」が挙がっている。
第2部は「戦略と理論」。「エクセレントカンパニー」や「競争の戦略」がある。
第3部は「マネジメントと組織」。「イノベーションのジレンマ」「コアコンピタンス経営」などに加え、「ディルバートの法則」があるのが面白い。
日本人の書物としては、大前研一が2冊(ボーダレス・ワールド、ストラテジック・マインド)、「トヨタ生産方式」(大野耐一著)、「五輪の書」(宮本武蔵著)が紹介されている。五輪の書は面白そうだ。
編著者が不明(http://www.ultimatebusinessresource.com/に掲載されているのが執筆メンバーか)ながら、「コア・コンピタンス経営」のゲイリー・ハメル氏の書評が数点あることから、彼も本書の執筆に関与しているのだろう。
未知の書と出会えるという点から、有益ではあると思う。が、ハードカバーにする必要はないのでは、と思う。図書館から借りるのが丁度良い。
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