携帯のローエンド型破壊

| コメント(0) | トラックバック(0)

GSM携帯の脆弱なセキュリティを、独自の暗号化ソフトで補う製品の記事

日本の携帯(FOMA,W-CDMA)でのセキュリティがどの程度のものか不明であり、日本で受け入れられる製品化どうかは判らない。だが、GSMのプラットフォームがコモディティになっているからこそ現れたイノベーションである、ともいえる。
現在の携帯電話は明らかに機能過剰であり、ローエンド型破壊が起こり得る領域である。もちろん、キャリアの現ビジネスモデルに照らすと、今すぐには無理だろう。但し、キャリアがハイリスク・ハイリターンの機種囲い込みモデルを放棄し、携帯電話メーカーがコモディティの部品・OSを使用する(こちらは一部実現している)と、表題のような新たな事業が勃興すると思う。
現モデルで収益をあげているキャリアは、そのような事態になっても儲けられる「仕組み」を用意しておく必要がある、と思う。

もしかしたら、ソフトバンクなどの携帯新興キャリアによって、コモディティ化が引き起こされるのかもしれない。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://thik.jp/MT-5.2.8/mt-tb.cgi/532

コメントする

このブログ記事について

このページは、thikが2005年6月 2日 02:19に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「商標:出した者勝ちなのか?」です。

次のブログ記事は「会社を変える日本式最強の法則 柴田昌治」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。