cnetの記事から。
従来の検索は、匿名で可能だった。今度始まった「Googleアラート」サービスは、検索結果をメールで教えてくれる代わりに、検索語とメールアドレスが紐付けされる。メールアドレスの「名寄せ」やドメインごとの検索語分析等も可能である(プライバシーポリシーで禁止しているのかもしれないが)。
メールアドレスをキーにして、各自が検索した語を調べることにより、意外な相関性を見つけることができるだろう。これがデータマイニングの本領だ。
データマイニングと言えば、「ビールを買う人はオムツも一緒に買う」が有名だが、いずれ、「Aというキーワードで検索する人はBも探しているだろうから、Cの広告を表示する」等が実現するだろう。ここまでならAmazon.co.jpのレコメンデーションと同様だが、「Aというキーワードで検索したxxx@yyy.zzという人は...」が可能となる。強力な広告メカニズムであるAdwords/Adsenseを持つGoogleが個人の趣味嗜好を把握すると、空恐ろしいほど的確なマーケティングが可能となるだろう。その先には、「自分の考え方を代弁して、もしくは先取りするエージェント by Google」が待っている。「EPICの世界へ、ようこそ。」
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