トップ経営者が若手経営者にレクチャーする「CEOアカデミー」のエッセンスをまとめた本。原題は、「HOW TO RUN A COMPANY Lessons from Top Leaders of the CEO Academy」。四部に分かれており、第一部「激変期におけるマネジメントとリーダーシップ」、第三部「わが経営、わが戦略」を軽く目を通した(第二部は「コーポレート・ガバナンス」、第四部は「CEOと社外の世界」)。序文をラリーボシティが書き、第一部の執筆者は、ギルマーティン(メルク会長)、アームストロング(コムキャスト会長)など。
リアリティあふれる本だ。執筆者らの意見をざっくりまとめると、肝は、「戦略」と「スピード」だ、と理解した。とにかくある方向に走り始める、ということだろう。考えが間違っていれば修正すればいいし、修正が効かなかったとしても、間違ったことだけがわかる。してはいけないことが身をもって体験できるのだ。それに比べ、じっくり調査をしながら進まないのは最悪。得られるものが何もないからだ。
やはり、今年のマイブームは「行動力」にしよう。
CEOアカデミー―最高の経営者たちが教える企業経営の極意 デニス・C. ケアリー マリー・キャロライン・フォン ヴァイクス Dennis C. Carey Marie‐Caroline Von Weichs
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腹に響くコメント、ありがとうございます。私も「前向きにチャレンジ」できるようになりたいと思っています。