「決定的瞬間」の思考法
どちらも正しいが、どちらかを選択しなければいけない。どうすべきか。
本書では、3つの事例を通じて、「決定的瞬間」に直面した際にどう考えるべきか、について、アリストテレスを始めとする様様な哲学者などの言葉・考えを引用しながら指針を示す
行きつ戻りつしながら読んでいて、全然終わりません。久しぶりに、読み終えていない本からのエントリです(また、機会を見て、blogに登場するでしょう)。
本書は、"Defining Moments - When Managers Must Choose between Right and Right"の和訳です。異様に長い(と本人も記している)「監訳者解説」では、「Definging Momentsは、できればこのフレーズのまま記憶して欲しい」とありました。確かに、本書の話題(3番目の、一番重い瞬間は、「経口避妊薬を発売するか否か」)ほど重要な決定ではないにしろ、どちらも正しいと思われる判断は頻繁にしています。「なぜその結論に至ったか」は、都度異なることもありますが、そのプロセスを支える「自己」は、しっかり認識していたいと再確認しました(とても難しいことですが)。
「決定的瞬間」の思考法―キャリアとリーダーシップを磨くために
ジョセフ・L. バダラッコ Jr.,Joseph L. Badaracco 金井 寿宏 福嶋 俊造
東洋経済新報社
2004-06
売り上げランキング 13,050
おすすめ平均
自分が自分になる瞬間
Amazonで詳しく見る by G-Tools
--------
コメントする