ビジネスの極意は、インドの露天商に学べ!

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ビジネスの極意は、インドの露天商に学べ!

現金の生成、利幅、回転率、資産利益率、成長、顧客の6つがビジネスの極意と説く。たとえ自分が企業の1つの部門に属していて、直接ビジネスには関係がないように見えても、6つの視点で考えれば、自分の役割(職務)の中から事業をよくする方法が見えてくる筈である。



ビジネスに欠かせない「6つ」の中に、資産利益率が入っているのは、ちょっと新鮮な驚き。他人から資金を集める株式会社を想定しているからだろう。
「売上高」ではなく、「現金の生成」「利幅」を挙げているのはごもっともである。しかし、依然として「(優良)企業」の尺度としては「売上高」が良く使われる。ビジネスの形態が比較的均一だった頃は、業種毎に売上高と利益率が相似関係にあったために「売上高」の議論だけでよかったのかもしれない。が、現在は事業モデルの選択幅が広がった為、モデルのわずかな違いで利益が大幅に変わる可能性がある。




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このページは、thikが2005年1月 4日 22:00に書いたブログ記事です。

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