構想力の育て方 鈴木成裕
構想力のシリーズ第2弾。著者が前書きで書いているように、
本書は(略)不特定多数の読者に向けて書いたものであり、(略)直接の方法を採ることができません。(略)読者にとって違和感があるかもしれませんとある。本文は小演習が随所にあり、集合教育での流れをそのまま書籍にしたと思われる。具体的ではあるが、網羅的でやや各論に寄りすぎており、本を読むだけでは理解が難しかった。
思考の方法として、「逆思考」という考えは新鮮だった。ある語句(名詞)の機能・特性を元に、それと逆の機能を持つ名詞を導く、という物。たとえば、「紙」(柔らかい)ならば、「鉄」(堅い)等。
じっくり読んで、小演習もしっかりやれば身に付くのかもしれませんが、「『構想力』の『育て方』」を手軽に理解しようとするには、ちょっとつらい本でした。
「構想力」の育て方―ビジネスの必須スキル
鈴木 成裕
プレジデント社
2004-07
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