休日なので、趣向を変えて、「ビル・ゲイツの面接試験」。図書館で、分類「336」で見つけた本。目次は、こちら。また、日経ビジネスの書評も掲載されている。
本書は、パズルを使った面接の歴史と、具体的な問題(副題にもなっている、「富士山を動かすにはどうしたらよいですか?」など)を述べ、そういう面接に対する傾向と対策を書いている。最後には、もちろん、答えもある。
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感想。まずは、パズル試験を行っている会社があること、それがマイクロソフトであることにびっくり。日本でも、適性検査と称して訳の分からない試験をしたりしているので、同列か。でも、「適性検査」というまじめくさった形式でなく、「パズル」というノリのいい形なのが外資系(というか、西海岸系)なんだろうな。
どこかで、「マーケティングのプレゼンでは、日本の世帯数を5秒で求められる位の頭の柔らかさが必要」なんて言うのがあった。それと通じるものがある。
ビル・ゲイツの面接試験
ウィリアム・パウンドストーン著・松浦俊輔訳
出版社 青土社
発売日 2003.07
価格 ¥ 2,310(¥ 2,200)
ISBN 4791760468
世界一スマートな会社、マイクロソフト社の人事採用基準とは? 世界中の秀才をうならせる、驚異の難問・奇問のパズルとクイズの数々。ベールに包まれた逸材発掘の秘術を解明し、難関突破のための傾向と対策の全てを公開。 [bk1の内容紹介]
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