もう一週間経ちますが、足のダメージはまだまだ続いています。toそうやの皆さんは、今まだ帰宅の途中でしょうか…
トランスエゾの5日目から、ゴールまでの旅行記です。
ステージ5 栗山から富川 72.1km-500m? 13時間37分
トランスエゾの5日目は、山(丘?)を越えて、太平洋を目指します。
この日は70km台の日なので、5時スタート。1時間遅く、その分睡眠が取れるのが嬉しいです。おにぎり2つ食べましたが、7時半頃におにぎり2つ+アイスコーヒーをコンビニで補給。
おにぎりは、この先のコンビニなし区間用の補給食です。
この日も早歩きで進みます。
追分駅の先で、石勝線の一両列車が走ってました。回送かな?
この先で、私設エイドのEさんに会いました。札幌からわざわざお越しいただいているとのこと、ありがとうございます。メロンを頂いて、先に進みます。
ちょっとした丘を抜けると、もう一台の車が!町の職員さんでだいぶ前にtoそうやに参加された方がエイドをしていました。ここでも補給、ありがとうございます。
厚真町のセイコーマートで、再びおにぎり2つとアイスコーヒーを仕入れ、峠越えに向かいます。
峠、と言っても、それほど高くはありません。toそうやの狩勝峠に比べると、ラクです。
ここから鵡川(むかわ)の町までは一本道。それほど交通量は多くないのですが、歩道があるところは歩道を進みます。
途中で、再びEさんの私設エイドを見つけました。が、時間がなく、申し訳ないですがそのまま通過しました。
鵡川の踏切を越えます。日高本線は、鵡川から先は災害で不通になっています。
完走していれば、ここが400kmだった…
向こうの明かりは、門別競馬場です。
今日の宿は急遽ビジネスホテルに変更となり、距離が約500m短くなりました。コンビニで夕食と朝食を買い、そして他の方の真似をしてアイシング用の氷も仕入れて、ゴールです。節度時間の8分前でした。
アイシング、とても良いです。この後も、最終日を除いてアイシングしていました。
ステージ6 富川から浦河 84.5km+500m? 15時間22分
6日目は、最後の80km越えです。4時スタートです。
朝は雨でした。スタートしてすぐにレインコートを着込みます。風も吹いて、かなり歩きにくくなりました。
ですが、雨でぬれた路面では、すり足で歩くことで少し歩幅が伸びることがわかりました。
ちりも積もれば山となる、貴重な発見です。靴の減りは早くなりますが、ね。
有名どころの牧場を通過していきます。
セキュリティがしっかりしていますね。
途中には、日高本線の流失した橋げたがありました。復旧は難しいのかな。
国道から外れて、牧場を進みます。雨も止みました。
いいかんじの丘陵です。
途中に、JR代行バスのバス停がありました。一日数本というのは、列車と同じくらいなのかなあ
踏切を渡ると、草に埋もれた線路がありました。
新冠の道の駅にあったセイコーマートでおにぎり2つとアイスコーヒーを食べました。
道の駅では、近くの農家がイチゴを売っていました。食べても良かったかも。
それから5時間後、三石のセイコーマートでも補給。おにぎり2つとアイスコーヒー、ポカリスエットとカロリーメイトです。食べ過ぎかもしれませんが、動けなくなることを心配しました。
この時点で節度時間に約10分遅れでした。間に合わせるため、追い風となる下りは走ることにしました。ヒザへの負担が増しますが、仕方ありません。
風のため、波も高くなってきました。
7時を過ぎると暗くなります。そして、寒くなりました。再びレインコートを着て、防寒着の代わりにします。走っていれば暑くなるのでしょうが、歩いていると寒いです。
追い風に助けられて、なんとか節度時間の8分前にゴールできました。 お店の前のセブンイレブンで買った氷で足を冷やします。
この日は、夕食が出ました!
飲み物も、スポンサーさまのご厚意で飲み放題なのですが、疲れていてビール350ml1本でごちそうさま、でした。
ステージ7 浦河からえりも岬 53.8km 9時間48分
いよいよ最終日。天気も晴れて、気分は上々です。
また、今日からは、明日以降「toそうや」を走る人の一部が、足慣らしとして参加しています。にぎやかになりました。
ですが、昨日に時間ギリギリとなり、追い風を受けて走ったため、足にダメージが来ました。
(走ったと言っても、キロ7分くらいのゆっくりペースですが、それでも両足が地面から離れると、ヒザに来ます)
日高本線の終点の様似駅です。もう、列車が来ることはないのでしょうか。
日高本線は、この先、襟裳岬を回って、広尾線と接続する計画でしたが、それはもう無理ですね。
このあたりでは、コンブ漁の真っ最中でした。
あちこちで、コンブを干していました。
一家総出の作業です。
北緯42度を通過しました。
2日目には北緯45度を通過しているので、一週間で3度下ったことになります。
最終日は、きれいに晴れ上がりました。ゴールはもうすぐ、のはずです。
襟裳岬は丘の上にあります。海岸沿いから一気に登り、丘の上を進みます。ゴールまであと3㎞!
灯台が見えてきました。あと200m!
えりも岬、やっとゴールです!
節度時間12分前に、到着しました。
この日は、toえりもとtoそうやの合体式。夕食は、ごちそうです。
ずっと歩いていたため、左足がむくんでいます。
(この後、もっとむくんできました)
同室の方は、この後に「toそうや」にも参加する「アルティメットジャーニー」です。そのため、早めに就寝しました。
追加 toそうやを追って
私のトランスエゾはえりも岬で終わったのですが、翌々日に帰る予定でしたので、2日間toそうやを応援していました。
呼びかけ人に同行して応援したり、ゴールゲートの作成を手伝ったり、と、楽しい2日を過ごしました。
ゴールで到着を待つ合間には、ラーメンを食べたり、カレーパンを食べたり。
ランナーには申し訳ないのですが、昼ごはんはジンギスカン!
この日は、ゴールゲートを作った後、お友達に帯広空港まで車で送っていただきました。ありがとうございました!
帯広空港から羽田空港までは2時間。眼下に山手線の西側を見ながら(右側に座っていました)、新ルートで羽田空港に到着しました。
まとめ
あっという間の一週間でした。トランスエゾの楽しみ方はひとそれぞれ。パーフェクト(ルートミスもなく、計算ミスもなく、節度時間内で完走)をめざすのも良し、北海道ラーメン紀行になるのもよし(?)、一度味わうとまた行きたくなる、そんな一週間でした。参加者にも恵まれました。お話ししながら、楽しく進めました。
結果として6勝1敗となったのは残念ですが、それもまたトランスエゾ、ということで。
この大変な時期に開催頂いた呼びかけ人に感謝するとともに、走らせてくれた家族はじめ皆さんにも感謝します。
来年は… もっと練習しないとダメですね。
コメント
ロードレースは沿道が密になってしまうの可能性があるので年内の開催はほぼ絶望的ですが、ウルトラやトレイルの大会ではこうして開催される大会もあるようですね。
それにしてもかなり大変なレースですね。北海道とは言え、この時期は暑いですのでこの距離を走るのはかなり過酷だと思います。私は暑さに弱いのでこの時期にこんな距離を走るなんてとても考えられません
いつもありがとうございます。大会参加者が10名程度なので、なんとか開催できたようです。レース自体は過酷ですが、完走を目指さずに途中からバスに乗る計画で参加する人も居て、それぞれの楽しみ方をしている大会だと思いました。
ひっきーさん エゾお疲れさまでした。
淡々と軽々と走る姿は、流石です。私は、4ステージで財布を落とし、ザックを失いワープとなりましたが、夏の楽しい旅が大好きです。失ったものと得たものも多くあり、記憶に残るジャーニーランとなりました。いっしょに走った仲間、そして主催してくれたみそさんに感謝です。
KINGさん、ありがとうございます。いろいろありましたが、とても楽しい1週間でした。その後の2日も、KINGさんはじめ皆さんの走りに感動しました。
仲間との楽しい旅は、またチャンスがあれば行きたいですね。その時はよろしくお願いします。